アメリカでは 乳歯 が抜けると
Tooth Fairy と言う 歯の妖精 が
その夜やってきて
枕の下に置かれた 乳歯を持ち去り
かわりに お金をおいて行く、、、という習慣がある。
もちろん 歯の妖精は 子供達の両親
日本にない習慣のため
娘たちが小さい頃
お金を置くのを忘れてしまうことの多い私だった。
我が家に来る前日
5番目の乳歯が抜けた けいちゃん7歳
"今晩歯の妖精がやって来るの忘れないでよ" と
子供達を我が家におろし 家に帰った娘から
念を押された 私、、、。
その夜、娘に手渡されたお金を
眠っているけいちゃんの枕の下に置き ベッドへ、、、。
翌朝 人の気配に目を開けると
片手にドル札を
もう一方の手に
乳歯の入った袋を持ったけいちゃんが
困ったような顔をして
ベッドサイドに立っている。

お金は忘れずに置いたのに
乳歯を取って行くのを忘れてた、、。バカバカ

呆けた 歯の妖精、、、でした。

"きっと 今晩 、妖精が歯を取りに戻って来るから
又 この歯を枕の下に置いておこうね。" と言うと
"又 お金 置いて行ってくれるかな。" と
大きな瞳をさらに大きく見開き
ニタリと微笑むけいちゃん、、、でした。
歯の妖精は その夜
小さな白い歯と交換に 25セント(25円)硬貨を1枚
置いて行ったのでした、、。
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