はちきんizyのアメリカ丼

料理にすると丼カップル
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山あり谷ありの国際結婚ブログです。

慈悲心だけでは出来ない

2009-03-23 | アメリカの家族

A君のお姉ちゃんの Lちゃん が 義妹夫婦の家の養子となったのは

 彼女が 4-5歳の時だった。 

とても頭のいい子だった。

今 小学高学年の彼女のリーデイング レベル は高校生並と聞いた。

おしゃまで 口達者な彼女は おてんばでもある。 

なぜか 私を慕ってくれるんで、長い 夏休みに ここに泊まりに来ることもある。

この街の 芝居小屋 で子供向けのミュージカルが行なわれる時に

 連れて行ってあげると とても喜んでくれた。

A君とLちゃんには 父親違いのお兄ちゃん C君 がいる。

彼が 義理妹の養子となったのは 8歳 のときだった。

彼は 小さい頃 母親の再婚相手(A君とLちゃんの実の父親)に 

精神的な虐待 を受けており どうもその傷が 今でも 癒されることがなく

 それが 原因であるのか 彼は 現在 精神科医 による治療を受けている。

5人の子供たちは それぞれのバックグラウンド をもって 

義妹夫婦の家にやってきた。

0歳児だった A君や D君は 身体的な問題もあったので

 私には想像もつかないような 毎日のケア が 必要だっただろう。

あの頃 そんな事にも気付かず 

細かい 心遣い のできなかった 自分を反省する。

クリスマスやイースターなど 大きな ホリデー には 

家族が 彼らの家に集まりデイナーを共にする。

すくすく育っていく 5人の子供たちを目にし

そういった 苦労 を感じさせなかったな。

今 高校生になったC君のことで 義妹は 悩み

 それは 時々 恐怖心 にもなっている。


恵まれない 子供たちを救い 私たちの愛情をかけることは 

大切なことではあるが 大きな責任 は伴う。

フォースターファミリーにしても 軽い気持ち では はじめられない。

養子にすることは 自分の子になることだから 

途中で 親であることも 放棄 できない。

慈悲心 だけでは出来ない事だ。

にほんブログ村 海外生活ブログ アメリカ情報へ  昨日は 久々の楽しいデートでした。カメラがなくて 残念!!

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