私たちが結婚した当時に 一緒に楽しんだ事 と云えば、
お酒を飲む、コンサートに行く ぐらいだっただろう。
その頃の私は 今のように野球 は 好きでなかった。
シカゴに野球を見に行っても たいがい 酔っ払って
試合はほとんど見ていなかった。
夫は 春から 秋までの野球のシーズンは テレビで毎日のように 野球観戦 だ。
そんな日々を 楽しむには 私が 野球を好きになればいいんだと思い、
丁度次女が ソフトボール をしており、
スコアをつけていた私は 野球を見に行くときも それをし始めた。
そうやって 徐々に 野球を 楽しむ ようになったと思う。
もちろん ビール を飲みながらの 観戦だが、、、。
ある日夫の仕事先で ブロードウエイ の 無料チケット が手に入った。
彼はその頃 そういったものに まったく 興味 を持っていなかったようだが、
私が それを楽しんだ事から その後も 何枚か 無料チケットを取ってくれ
二人で楽しむ ようになった。
この街に来てからは 街の小さな 芝居小屋 に行くことを 彼自身 楽しんでいる。
夫と いくつか 同じ趣味 を持つという事で、
定年後の生活は変わって来るだろう。
お互いが 相手の趣味 に目を向け
自分も 楽しんでみようかと 努力 してみてもいいんじゃないかな。
人間の寿命 が年々伸びている今
定年後の 二人だけの生活も 長くなっている。
会話のない生活じゃ つまらない。
ひとつ 私が夫としたい事に ダンス がある。
ラインダンスや スイングダンス の教室は この辺りにもあった。
これもブームがあるから そのときの 流行で 形は変わってくるだろうが、
教室さえあればいろんな ダンス を習って見たい。
たとえ同じ趣味がなくとも、自分の趣味なりボランテイアなりで
何かに 生き生き はしていたい。
そしてお互いに向ける 思いやり はもっていたい。
エッセイストの小川有里さん も 夫と定年後もうまくやっていく コツ は、
”仲良くしようという気持ちを持つこと” とある。
結果はどうなれ
”仲良く 楽しくしよう”という 気持ち はいつまでも持っていたい。
それできっと 大きな違い が出てくると思う。
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