義父は鼻からカメラを入れ 咽頭ガンの検査をした所、
腫瘍がなくなった事が分かった。
放射線治療 であんなに苦しい思いをした甲斐があったというものだ。
あの頃 義父が どんどん 小さく なっていったんで、
皆 心の中で 覚悟 のようなものをしていた。
咽頭癌の腫瘍はなくなったが 肝臓癌のほうが 又 少し心配になってきたんで、
抗がん剤治療 を3ヶ月間 はじめることになった。
週一度の治療を3週間続け 1週間 休みをとる それを3ヶ月繰り返す。
終わった頃は もう 夏 に入っている。
又 みんなで集まって ピクニック が出来るといい。
6ヶ月の命と言われてから もう3年近く 癌と戦って来た 義父に
こうして うまく治療の効果が出ているのは、
彼が 病気を受け入れる 事が出来たからではないだろうか。
治療中の苦しさも 彼は 受け入れた
だから 苦しさの中で 不安、恐れ、悲しみ のような
苦悩の原因 となるような感情を膨らませることがなかった。
心と体 は 大きくかかわりあっている。
人生には 思いもかけないことが 起こるが
それらをうまく 受け入れる事 で 出発が出来ると思う。
そして 受容 を意識することで 悲しみ は終わり、
それを 天からの贈り物 とさえ思えるようにもなる。
それは 人を 深く 強く 大きく 変えていく。
又明日
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