語りかける花たち

角島 泉(かどしまいずみ) 花日記
 ~石川の四季、花の旅、花のアトリエ こすもす日々のこと


バリ島日記 Ⅳ grass house

2010年02月04日 | 旅日記
Photo

今回、バリ島への旅のきっかけは、

キルト作家、秦泉寺 由子さんのバリの家(アトリエ)を

訪ねる幸せな機会を得たことだった。


豊かな植物におおわれた、美しいその家は、

「grass house」と名付けられている。


秦泉寺さんは、1980年代、

染色ができるスタジオをバリ島に建て、

以来、この地の大自然から生まれた美しい色彩を

布に、糸に、映しとってこられた。

特筆すべきは、熱帯の竹で、

美しい「白」を染めることを発見された偉業。

その「白」についてはあらためて書くことにして、

秦泉寺さんのバリの家「grass house」を

少しご紹介します。


Photo_2

彩り美しくフルーツが下げられている、キッチン。

もともと木に下がっていたものだから、楽しげ。


Photo_3


Studio_jinzenji

緑におおわれた、茅葺きのゲストハウス

Img_1594

光がたっぷり取り込まれる、オープンなスタジオ


Img_1591

つづく


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

バリ島日記 Ⅲ 花のいのち

2010年02月04日 | 旅日記
Img_1269_4


圧倒的な緑の中に咲く南の島の花たちは、

鮮やかな光の彩

あるいは闇の夜にも

甘い香りで誘いかけてくる。

Img_1216_2


でもその色香の命は短くて、

あっという間に、すとんと大地に還っていく。

そのいさぎよさ。



Img_1465_2

白い花、「プルメリア」という名で知られているが、
バリ島ではなぜか「カンボジア ジャパン」と呼ばれるそう。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする