![Photo_2 Photo_2](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/01/9bc7b72ccb44e049a3516bb450f9e0bc.jpg)
春の花が終わって、夏のはじまりのころ、
庭のあちらこちらで、甘酸っぱい実が熟す。
庭仕事の途中で、ほっと一息、
のどを潤すジュース代わりになってくれる。
上の写真は、スグリの実。
これから紅く色づくと、食べごろ。
あともう少し。
![Photo_3 Photo_3](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/c4/735ed05d81dde78b62ff93f53f64f8d1.jpg)
先週は、この木イチゴをつまんでいた。
蟻も大好きなので、し烈な競争である。
まあ、独り占めはしないけれど。
![Photo_4 Photo_4](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/74/0b91ca7d53be6df12ca680a319e88731.jpg)
春に小さな薄ピンクの花を咲かせた、ゆすらうめ。
漢字で書くと、「桜桃梅」だそうだ。
ちょっと前まではこんな緑色だったのに、
梅雨入りしたとたん、真っ赤な実に。
![Photo_5 Photo_5](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/4f/59a3527d1e32990f40e0b0604879a034.jpg)
少し酸味があって、甘い実で、
子供の頃からの大事なおやつ。
あしが早い実だからか、市場には出回らないようで、
見たことない、という人も多いと思う。
人に差し上げようと、摘んでいっても、
わずかな時間で味がおちるので、
これはその場で摘んで食べるのが何より。
でもかごに集めてみると、ほら、こんなに美しく
![Photo_6 Photo_6](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/5a/43ca606dd3c24602a9d4ba94ee060555.jpg)
ほんのひととき、
テーブルに飾ってみたりするのである。
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![Photo Photo](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/7a/421ccc3402df20fb984ae18527a13d42.jpg)
今朝、実家の庭を歩いていて、はっとした。
木の影の暗いところに、ぽっと白い光が灯っている。
突如、庭に現れた、白い蛍袋。
誰も植えた覚えはないので、
鳥が運んできたのだろうか?
最近は、野山を追われた鳥たちが
よく庭にやってくるので、
いつの間にか、山菜や山の花も一緒に移動してきて、
野趣あふれる庭になっていたが、
この憧れの蛍袋、しかも純白の花が咲いたので、
嬉しくて、時間を忘れて眺めてしまった。
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隣のお庭には、紫の蛍袋が咲いていて、
毎年これを見せていただいて満足していたのである。
![Photo_2 Photo_2](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/8c/18ce94f935dc6d6b4d1e4a01cd71dda3.jpg)
やはり暗い場所がお好みのようだ。
蛍が飛び交うころに咲く、蛍袋。
本当に、この花の中に蛍が入るのかはわからないが、
行灯のようになる光景は幻想的で、
こう名付けた人を尊敬してしまう。
そうだ、今夜は蛍を見に行こう。
![Photo_3 Photo_3](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/4e/6d645f378e15ecccbcdd6a6daf139dbd.jpg)