![Img_2517 Img_2517](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/7c/2e612b4961299212ae3cfb9ad41d1bf5.jpg)
寒くて長い冬のせいで、
春の花たちはのんびりペースの入荷が続き、
例年よりひと月ほども遅れて ようやく
この美しいチューリップがやってきた。
「ジャクリーン」はとびきり艶やかで、
丈も長く、ダイナミックに踊ってくれる。
![Img_2523 Img_2523](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/58/8b2b1040559413d6952136b9111bbb5d.jpg)
この自由奔放さと艶やかな色、
美女の代名詞のような名前を授かったのもうなづける。
春の光を受けて、細かい色の彩が
表情ゆたかにうつろっていく。
![Photo Photo](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/2e/aa819196c2932fccb773e7937c974b78.jpg)
くねくね曲がったり、
ぱっと開きやすいチューリップは敬遠されがちだったのに、
この、植物なのに人のようなジャクリーンに出会ってしまうと
すっかりその魅力のとりこになってしまう。
私の花教室の生徒たちも、
毎年このチューリップを生けるのを楽しみにしているようだ。
それでも普通の花屋さんにとっては
扱いにくい花であるのは変わらないようで、
年々、作る人が減ってきているように感じる。
いつまで会えるかわからないけど、
こうして会えたひとときを大事にしていたいと思う。
![Img_2496 Img_2496](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/95/2fe4ca20a9cd901ed17c2b2423e94550.jpg)
![Img_2506 Img_2506](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/0b/42287a85f8823805fd3a7a65a6973f29.jpg)
![Img_2466 Img_2466](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/bb/b9daed2d4a9cac1312ddec1a2d20c677.jpg)
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