語りかける花たち

角島 泉(かどしまいずみ) 花日記
 ~石川の四季、花の旅、花のアトリエ こすもす日々のこと


ミルバという薔薇

2011年10月31日 | アトリエから
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憧れの紫

2011年10月29日 | アトリエから
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子供の頃から紫色が好きだった。

祖母の好きな色もそうだった。

色白の祖母は、紫色の着物がよく似合った。

大人になったら私も着ることができるだろうか . . .

と、この色に羨望のまなざしを向けていた。


テッセンの花びらは、絹のような光沢、

きりっとして高貴な紫。

他の花を寄せつけないような存在感だが、

この花もまた、憧れの存在。


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コメント (4)
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レモン色のコスモス

2011年10月27日 | アトリエから
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レモン色のコスモス、" イエローガーデン "。

心をあかるくしてくれる花。

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工藤和彦うつわ展レポート Ⅲ

2011年10月26日 | 作品展、コンサートなどのイベント
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鶴首の一輪挿しに、ベルテッセン。







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黄粉引の器は、

暖色の花も寒色の花も引き立ててくれる。

今日は夜の星を思わせる、イブニングスターを。




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ころっとした愛嬌あるこの花器は大人気だった。

花が入ってなくても、オブジェとしての存在感。

初日に売約となってしまったけど、

期間中は展示し、花を飾らせていただいた。


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この器も味わい深くて好きだった。

この土とホタテ貝が出会って生まれた赤が

美しい模様となって立ち現れている。

今ごろどんな花を生けてもらっているだろう。


工藤和彦さんのうつわに私が花を添える作品展、

本日が最終日だった。

2回目となったこの陶と花のコラボ展は、

また新たなクリエーションの種を残し、

来年の花へとつながっていきそうだ。


私は、自然界にある中から花を選び、

器との取り合わせを考える、

いわば編集的な役割なのだが、

工藤さんは、生み出す人だ。

土を掘ってきて造形し、

木を燃やした灰と火と、

様々な自然現象で色を作り出す。

作り手にゆだねつつ

新たな発見をしていくことの喜び。

偶然からまたインスピレーションを得る喜び。








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そう、新しい器との出会いによって、

自然界の底知れぬ世界を知ることになろうとは。


ここに掲載した器はすべて手元を離れてしまった。

この瞬間に出会ったこと(この花が今日咲いたことと共に)

すべてが、一期一会だった。



それがすべての原動力。

来年は、お互いどんなことを体験して

どんな感性を培っているだろう。

それを想像すること  =希望。


この取り組みは、まだまだ進行形なのである。



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コメント (2)
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工藤和彦うつわ展レポート Ⅱ

2011年10月21日 | 作品展、コンサートなどのイベント
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カウベルのような形の黄粉引の器に、

明るいオレンジ色のコスモス。

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新作「シラカバ」 の一輪挿しに、

茶の花の実。


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同じく「シラカバ」の酒器セットに

山南天を添えてみた。


工藤さんの器は、素朴な野花を

すっと自然に受け入れてくれる。



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昨日まで赤い実を生けていた花瓶に、

今日は反対色の濃いブルーを合わせてみた。







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同系色も反対色も、

美しく引き立ててくれる不思議な黄色。

工藤さんの代名詞とも言える、黄粉引の器。





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床の間には、たわわに実った柿を枝ごと。

この迫力に負けない、存在感のある器。


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華奢な鶴首の一輪挿し、

今日は野バラの枝を占領した、ツルの葉を。

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アイヌの伝統的な模様を取り入れた、品格漂う器には、

緑色のクルクマで、緊張感のある空間に。


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「シラカバ ホワイト」のコーナー。

雪のような白、

近づいてみると、雪原の情景が広がる。

息をのむほど美しいティーポット。







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工藤和彦さんの作品展は、10月26日(水)まで。










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コメント (5)
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