![Img_0190 Img_0190](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/38/743828d43b5ee2cacdfb0c707642755d.jpg)
鶴首の一輪挿しに、ベルテッセン。
![Img_0182 Img_0182](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/c8/ca353d225bdbc730cf006b7ad9bbc2ab.jpg)
黄粉引の器は、
暖色の花も寒色の花も引き立ててくれる。
今日は夜の星を思わせる、イブニングスターを。
![Img_0196 Img_0196](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/6d/08c35860f0ee8e960c7b928b5bbc6588.jpg)
ころっとした愛嬌あるこの花器は大人気だった。
花が入ってなくても、オブジェとしての存在感。
初日に売約となってしまったけど、
期間中は展示し、花を飾らせていただいた。
![Img_0072 Img_0072](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/dc/25b2ce783d101cfe995821c210c50043.jpg)
この器も味わい深くて好きだった。
この土とホタテ貝が出会って生まれた赤が
美しい模様となって立ち現れている。
今ごろどんな花を生けてもらっているだろう。
工藤和彦さんのうつわに私が花を添える作品展、
本日が最終日だった。
2回目となったこの陶と花のコラボ展は、
また新たなクリエーションの種を残し、
来年の花へとつながっていきそうだ。
私は、自然界にある中から花を選び、
器との取り合わせを考える、
いわば編集的な役割なのだが、
工藤さんは、生み出す人だ。
土を掘ってきて造形し、
木を燃やした灰と火と、
様々な自然現象で色を作り出す。
作り手にゆだねつつ
新たな発見をしていくことの喜び。
偶然からまたインスピレーションを得る喜び。
![Img_0207 Img_0207](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/ff/122ff746fa78282663efb67b05f0aa85.jpg)
そう、新しい器との出会いによって、
自然界の底知れぬ世界を知ることになろうとは。
ここに掲載した器はすべて手元を離れてしまった。
この瞬間に出会ったこと(この花が今日咲いたことと共に)
すべてが、一期一会だった。
それがすべての原動力。
来年は、お互いどんなことを体験して
どんな感性を培っているだろう。
それを想像すること =希望。
この取り組みは、まだまだ進行形なのである。
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![Img_0069 Img_0069](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/95/833021964fa731a0ad6fc8ef6cad4879.jpg)
カウベルのような形の黄粉引の器に、
明るいオレンジ色のコスモス。
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![Img_0138 Img_0138](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/0f/5e0e1e0a41f08630a701e65fd2439907.jpg)
新作「シラカバ」 の一輪挿しに、
茶の花の実。
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![Img_0143 Img_0143](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/e7/0c389ec7889a977038d726ba81d33d70.jpg)
同じく「シラカバ」の酒器セットに
山南天を添えてみた。
工藤さんの器は、素朴な野花を
すっと自然に受け入れてくれる。
![Img_0096 Img_0096](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/5e/3e21aba5b61daa07f22253e5d39c390a.jpg)
昨日まで赤い実を生けていた花瓶に、
今日は反対色の濃いブルーを合わせてみた。
![Img_0076 Img_0076](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/ce/d9de4e55b07c684e471047397210031f.jpg)
同系色も反対色も、
美しく引き立ててくれる不思議な黄色。
工藤さんの代名詞とも言える、黄粉引の器。
![Img_0118 Img_0118](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/93/61d9b36c615e44cd3538a7b494b1577d.jpg)
床の間には、たわわに実った柿を枝ごと。
この迫力に負けない、存在感のある器。
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華奢な鶴首の一輪挿し、
今日は野バラの枝を占領した、ツルの葉を。
![Img_0099 Img_0099](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/67/22757d8e37e1fba2ba0806996d26fc06.jpg)
アイヌの伝統的な模様を取り入れた、品格漂う器には、
緑色のクルクマで、緊張感のある空間に。
![Img_0104 Img_0104](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/68/28883fd42a7eb71d261134f65c7b77b9.jpg)
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![Img_0095 Img_0095](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/b2/020ad4f0e69b7199c4203bd634a4a300.jpg)
「シラカバ ホワイト」のコーナー。
雪のような白、
近づいてみると、雪原の情景が広がる。
息をのむほど美しいティーポット。
![Img_0084 Img_0084](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/64/b6f79837cb4c1a764c86ac28c8748d18.jpg)
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工藤和彦さんの作品展は、10月26日(水)まで。
![Img_0131 Img_0131](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/f4/8927188030359d30ab337a8e0c20c468.jpg)
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