語りかける花たち

角島 泉(かどしまいずみ) 花日記
 ~石川の四季、花の旅、花のアトリエ こすもす日々のこと


水に遊ぶ

2014年06月30日 | アトリエから
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ガラス器との奇遇

2014年06月30日 | アトリエから
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このガラス器との不思議な出会いについて、
記念の日なので少し書きたいと思います。

あれは21世紀になったばかり、6月の終わり頃、

もと薬局の古い建物に花屋を移し

開店しました。(別の場所で5年)

しばらくして、いつもは車で通る道、その時はなぜか徒歩で、

急いでいたから走り抜けようとした時に、

骨董屋さんの店先で足が止まりました。

りかちゃん人形が山盛りの、大きなガラスの什器に

目が釘付けになったからです。

かかえても両手が届かないほどの大きさ。

ぶあついガラス、くびれがあって、

そこに陶磁の中ぶた(ところどころ丸い穴があいている)、

何かの道具であることはわかりましたが、

花を生けるにはすばらしい器になると確信して、

次の瞬間、お店のおじさんに価格交渉をしていました。

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4~5万円くらいの値段を言われましたが、

欲しかったので即決、配達して下さい、と住所を書いたら、

お店のご夫婦そろって「ええっ!」と叫んで のけぞるのです。

このガラス器は、私が手に入れた薬局にあったものだったのです。

「デシケーター」と呼ばれるもので、

中ぶたの下に乾燥剤を入れ、お薬か何か、

水分をとりたいものを入れて使うものだそうです。

薬局のおじいさんから譲ってもらって10年経っていて、

いつもは店の奥でマニア向けに温存してあったそうですが

売れないから、りかちゃん人形を入れて表に出したとたんに、

私が通りかかったのだそうです。


「これでお金もらうとバチがあたりそう」と

買い取った時と同じ5千円にして下さいました。


その骨董屋さんは幻だったかのように、今はもうそこにありません。

この器は、どうしてもこの家に帰ってきたかったのでしょうね。

だから、特別わたしも大事にしているし、

日々これに守られて生活しているように思います。

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開店した日はどしゃ降りの大雨でした。

あの日もたくさんの紫陽花で店を飾りました。

鏡開きをしたお酒を 一日中お客さんにふるまっていたので、

花屋ではなく、飲み屋がオープンしたと

ご近所から勘違いされていたことも愉快な思い出。

何周年イベントなどはほとんどしたことがありませんでしたが、

来年は移転15周年、花屋になって20周年、

何か特別なことをしてみようかなと考えています。


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カラー(calla) Ⅲ Devils

2014年06月25日 | 日々の花
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カラー(calla) Ⅱ in pink

2014年06月24日 | 日々の花
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カラー(calla) Ⅰ

2014年06月23日 | 日々の花
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花と葉

曖昧なカラー(calla)

カラー(color) は明快


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これは葉。

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