団地の排水管工事

近年公団団地の排水縦管のメンテナンスが各所で行われています。
かつての公団では排水縦管が鉄製であったため、
中はサビて所により穴が開いてしまったりして、
老衰の原因になる事があります。

そうした排水管のメンテナンスとしては
1、排水管の交換
2、○○ライナー
の二種類です。

こうしたメンテナンスでは1～5Fで同時に工事をしなければなりません。
何故ならこうした縦管は1階から5階まで繋がっているので、
上から下まで一気にメンテナンスしなければ意味をなしません。

1、排水管の交換　というのは断水した上で新規の排水管に交換する事です。
床をめくり排水管周辺のモルタルをはつってかなりの大工事となります。

2、○○ライナー　というのは排水管を交換せずに、
特殊な機械を使って排水管の中にエポキシなどで管を作る事です。
言わば「管の中に管を作る」という事でですね。

そのため、各階のモルタルを壊す必要がないため、
1に比べると各世帯の負担も少なくなります。

さて、以前このブログでも触れましたが、
弊社近所の柏町住宅で今秋上記メンテナンスが行われます。

各号棟ごとに工事日程が異なるので、
詳細については管理組合にご照会下さい。

もしこれから柏町住宅を購入しようと思われる方は、
くれぐれもご注意下さい。
このメンテナンスが終わるまでは、
ユニットバスなどの一部工事は認められません。

また引越し後すぐに床がめくられたりなんだりで、
バタバタしてしまいます。

いつかはやらなければならない工事ですので、
その点は仕方がないでしょうね。
あとはお引越しの時期等、調整が必要になるでしょうね。