３年も経ちました

３月１１日。
３年前のあの日の事をまだ鮮明に覚えています。

経験した事のないような大きな揺れと、
その後の混乱した街。

断続的に起こる余震の中、
駅前のビル群の中で安全を求めて歩くも、
なかなかそういう場所が見当たらず・・

仕方なく小さな交差点のど真ん中で、
同じようにして避難場所を探してきた多くの人たちと一緒に
不安げに空を見上げていました。


ビルのガラスが割れ、その破片が落下したり、
タイルが壁から剥がれ落ちて、

「パリンパリン」という音とともに
地面にたたきつけられていました。


今度は何が上から落ちてくるのだろう。


そう思うと怖くてたまらなかったのです。


東京ですらそうした状況だったのですから、
被災地ではどのような恐怖と向き合っていたのでしょうか。


３年経ってその恐怖や悲しみは和らいだのでしょうか。


復興はまだ道半ばのようです。
心の傷をいやそうにも、
足りないものだらけの日常が嫌でも震災を思い出させてしまうでしょう。


今生きている人たちが心休まる日常を取り戻せますよう願います。

あの日亡くなった人たちのご冥福を祈ります。