笑顔の“いずみ”を湧かせるために

千葉市若葉区都賀にあります「いずみ整骨院」のブログです。

お茶の効用

2007-10-08 09:44:12 | 管理人の一言

最近、「お茶」にはまっています。
最初は「体脂肪が気になる方へ」という売り文句の「へルシア緑茶」を買ったのですが、私がはまってしまったのはその「苦さ」です。

「へルシア」は価格が高いのであまり買えませんが、最近では濃い味のお茶、伊藤園の「おーいお茶・濃い味」がペットボトルで販売されていますのでそちらをもっぱら愛飲しています。同時に自宅でもお茶を苦くしてのんでいます。
で、お茶の効用についてしらべてみました。


「口臭予防」

・ 緑茶に含まれるカテキンは口臭予防に大変効果があります。
カテキンは口臭の原因である微生物の繁殖を防いで、匂いの元を断ってしまいます。
それに、匂いの成分を吸着させ抑える作用もあります。
ニンニク等を食べ物を食べた後、口臭が気になる時に威力を発揮します。

・ お寿司屋で煎茶を使用するのは、お寿司を食べると口中に魚介類の生臭さが残りますが、
緑茶の中でも煎茶には消臭効果のあるタンニンが多く含まれ、煎茶を飲むことにより生臭さを消し、口をスッキリとさせてくれるからです。
また、魚介類の腐敗と食中毒の予防を果たします。


「虫歯予防」

・ 緑茶は、カテキンの殺菌作用により、虫歯菌の繁殖を防ぎます。
そして、緑茶に含まれるフッ素が、歯のエナメル質を守って虫歯に対する抵抗力をつける効果もあります。

・ お茶の成分には、虫歯を防ぐタンニンとフッ素が含まれています。
茶のタンニンには抗菌作用があり、虫歯の原因となる歯周菌を殺し、虫歯菌の繁殖を防ぐ働きがあります。
茶のポリフェノールが虫歯の主な原因となる口腔内細菌の増殖を著しく抑制することを発表しています。
フッ素は歯のエナメル質を強化し虫歯を予防する効果があります。

・ フッ素は歯の表面のエナメル質を強化し、歯が乳酸で溶けないように働くと言われています。
お茶にもこのフッ素が含まれています。
食後に口中をきれいにするために番茶でのうがいは効果的です。


「整腸作用」

・ 緑茶に含まれるカテキンは胃腸の働きを活発にします。
腸内の悪玉菌を退治する整腸作用もあります。
その威力はオリゴ糖やヨーグルトにも劣らぬ整腸作用があり、免疫力の低下を防いでくれます。


「食中毒予防」

・ 緑茶のカテキンにはとても強い殺菌力があります。
普段飲むお茶の2分の1程度の薄い濃度のカテキンで、
ブドウ球菌、腸炎ビブリオ菌、黄色ブドウ球菌、ウェルシュ菌、コレラ菌、ボツリヌス菌をやっつけています。
それに、カテキンが持つ解毒作用により、
コレラ毒素、百日咳毒素、腸炎ビブリオ耐熱性溶血毒、黄色ブドウ球菌の腸管毒、O-157のベロ毒素を解毒します。
 さらに、最近、問題になっているO-157を1万個1ccの緑茶の中に入れたところ、
5時間後O-157がゼロとなったという実験結果もあります。
これほど強力な殺菌効果が緑茶にはあります。

・ おなかの中には善玉のビフィズス菌がいます。
しかし、善玉ビフィズス菌の方がカテキンよりも強いので、善玉ビフィズス菌をやっつけることはしません。
それどころかその増殖を促す効果があります。


「リラックス」

・ 緑茶にはリラックス効果もあります。
緑茶に含まれるカフェインには、血行のめぐりを良くし、中枢神経に作用して疲労を回復させる働きがあります。
それからテアニン。
お茶を飲むと気持ちが落ちつくのは緑茶に含まれるテアニンが脳の神経情報物質に作用し、
脳にドーパミンを分泌させ、α波を出させる効果があり、緑茶に含まれるテアニンには癒しの効果もあります。

・ 脂肪の吸収を抑制する働きがあり、肥満の予防が期待できると推測されます。
また茶のカフェインは利尿作用もあり、タンニンには腸内調整作用もあって便通効果があります。

・ 発酵茶である紅茶や半発酵のウーロン茶にはほとんど含まれていません。

・ お茶に含まれているカフェインは大脳を興奮させます。
寝る前に緑茶を飲むと、大脳が興奮し、寝つきが悪くなります。


「ガンの予防」

・ 緑茶は製造工程において発酵させないので、ガンを抑制する効果があるとされるカテキン、ビタミンA、C、Eが多く含まれています。
ガンはイニシエーション(正常な細胞のDNAが傷ついて変異する)と、
プロモーション(変異した細胞がガン化し分裂増殖する)という過程を経て発生します。
ガンを防ぐには、この二段階を抑制すればいいのです。
カテキンにはイニシエーションを抑える働きや、プロモーション抑える効果がいろいろな実験で確認されています。
それに、ビタミンEの抗酸化作用によるガン抑制効果や、ビタミンAを摂取することで、
ビタミンAが不足したときのガン発生率の増加を抑えられます。
ガン予防にきく緑茶は、カテキンとビタミンCとEを多く含む煎茶とビタミンAを多く含む玉露・抹茶


「弱アルカリ性」

・ 健康なからだの血液は弱アルカリ性に保たれています。
しかし、現代人の食生活は肉などの酸性食物を多くとりがちです。
また、不規則な食生活や疲労などでからだが酸性になると、からだのバランスが崩れます。
緑茶はからだの酸性化を防ぎ、バランスを整える効果があります。
緑茶は、アルカリ性の嗜好品です。


「二日酔い解消」

・ 緑茶は二日酔いにも効能があります。
緑茶に含まれるカフェインが、二日酔いの原因となるアセトアルデヒドを分解します。
またカフェインの利尿作用が体内のアルコールを早く体外に排出させます。
さらにビタミンCにより、肝臓のアルコール分解機能が強化されるので、悪酔いの防止にもなります。


「風邪の予防」

・ カテキンは風邪の予防にも役立ちます。
カテキンの持つ抗ウイルス作用によりインフルエンザなどのウイルスの増殖を防いでしまうのです。
何度か煎じた緑茶でうがいをすると、カテキンがのどの粘膜に潤いを与え、抵抗力を高めてくれます。


「生活習慣病予防」

・ カテキンは動脈硬化の予防にもなります。
カテキンの抗酸化作用が血液をさらさらにし、悪玉コレステロールが酸化して血管に付着するのを防ぎます。
カテキンは、他にも血糖値の上昇を抑えるなど、生活習慣病の予防に、たいへん有効な成分です。


「お肌の老化防止」

・ カテキンは、お肌の老化にも効果的。
お肌を酸化させるのは活性酸素が原因。
歳とともに、活性酸素を分解する力は弱くなります。
それには、カテキンの持つ抗酸化力が威力を発揮。
その威力は、老化防止に有効なビタミンEの20倍。
緑茶は「お肌の老化」を防止する効果も有効です。


「美白効果」

・ 緑茶には美白効果もあります。
緑茶にも多く含まれるビタミンC(レモンの約3~5倍の含有量)。
Cはコラーゲンを体内で作り出すのに必要な栄養素です。
コラーゲンを作り出すことで、シワ対策にもなります。通常ビタミンCは壊れやすいのですが、
緑茶に含まれるビタミンCは、カテキンの抗酸化力に保護されて効果的に体内に取り込みます。
また、ビタミンAは、皮膚や粘膜を健康に保ち、ニキビや吹き出ものの防止、乾燥などのお肌のケアに効果的です。

・ ビタミンCは色を黒くするメラニン色素生成の抑制効果があり、
肌の弾力を保ち、水分の減少を防ぐなど、美容によい効果があるといわれているからです。


「ダイエット」

・ 緑茶に含まれるカテキンには糖分・脂質の代謝を促進する働きがあり、
また食前に緑茶を飲むとカテキンが胃に膜を作り、カロリーの吸収を妨ぎます。

・ お茶を飲んでから食事をとると、食欲もセーブできてダイエットには効果的です。
しかし、濃い緑茶は胃を刺激するので避けましょう。食膳には、薄い目で。


「アレルギー予防」

・ 緑茶のカテキンやサポニンには、花粉症をはじめアレルギー反応を抑制する効果も確認されています。
緑茶のカテキンやビタミン類、ミネラル類などが腸内の環境を整え、腸内の善玉菌を住みやすくして、免疫力を高めるためです。
まだ、緑茶カテキンにヒスタミンの放出をおさえる作用があることです。


「消臭作用」

・ お茶のタンニンは消臭作用をもち、昔から生活の中で体験的に利用されてきましたが、
現在では茶のタンニン(カテキン)を抽出して脱臭剤や消臭製品が作られています。


「やってはいけない事例」

・ 乳製品と一緒に取るとタンパク質がカテキンと結合して、せっかくのカテキンの効果が働かなくなります。
牛乳などを飲むのは、2時間以上おいてからにしましょう。

・ お茶に含まれているタンニンやカフェイン等は、薬の成分と化学反応を起こしやすいです。
その結果 、薬が効きすぎたり、効かなかったりするので、薬はお水で飲んでください。

・ 多くの頭痛薬や風邪薬などにはカフェインが処方されています。
ところが、茶の旨味成分であるテアニンは、カフェインの作用を減弱する働きがあり、
薬中に含まれるカフェインの効果を減少させるからです。

・ 鉄分を含む胃腸薬や貧血症の薬やある種の抗生物質は、
茶のタンニンが金属塩と結合したり、茶のミネラルと結合したりして、
薬の小腸から血管内への吸収を妨げる結果、薬の効果をなくします。

 


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