笑顔の“いずみ”を湧かせるために

千葉市若葉区都賀にあります「いずみ整骨院」のブログです。

認知症にならないために 2 (1.老化?それとも認知症 2)

2007-11-06 05:10:43 | スタッフの一言

日常生活に現れる認知症のサイン 2

 誰でも年齢を重ねると「もの忘れ」をすることがありますし、新しいことを覚えるのも簡単にはいかなくなってきます。
 
 それは、脳の神経細胞が減少し、記憶力が低下してくるからです。脳の神経細胞が減少すると、脳の重さは軽くなります。20歳くらいから少しずつ縮んで軽くなり、特に、男女とも60歳を過ぎると急激に重さが減り、50~150g(約5~15%)の減少がみられるという報告もあります。
 
 しかし、脳の神経細胞が減ったからといって、すぐに記憶力の低下につながるのではありません。なぜなら、残った神経細胞が新しいネットワークを広げていくからです。脳の働きにとっては、このネットワークがとても重要なのですが、病気などによって神経細胞がたくさん失われた場合は、このネットワークも断たれてしまいます。
 
 「もの忘れ」には、年齢相応に起こる生理的なものと、やがては認知症につながっていく「もの忘れ」があります。前者はネットワークが少しずつ失われていくために起こる自然な老化現象ですが、後者は脳の病気によってネットワークがたくさん失われるものです。
 
 脳の神経細胞は、加齢とともに減る一方であると思われていましたが、努力次第で減少を抑えられる、あるいはネットワークを広げられることがわかってきました。
 
 認知症の正しい知識と予防方法について学びましょう!


最新の画像もっと見る

コメントを投稿