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段ボール機械メーカISOWAの
営業スタッフブログ!!

大混乱

2007-05-28 13:12:36 | 池田 和久

5月27日(日)発生した全日空の「システム障害」に
よるトラブルは日本全国の空港に波及して、飛行機
利用者をはじめ、各空港が大混乱となり、その影響は
7万人にも及び、その様子がニュースや新聞等で報道
されました。

実は、私もその影響を受けた一人でした。

先週末に祖母がなくなり、その葬儀の関係で家族と共に
鹿児島に行っていました。

27日朝から全日空が「システム障害」でフライトに遅れ
や欠航が出ていることはニュースや携帯電話等からの
情報で知っていました。

とりあえずは自分が予約をしている便名のみ注意して
情報を収集していました。

しかし、具体的な有益情報は得られず、少し早めに
鹿児島空港に行くこととしました。

私が予定していたフライトは鹿児島発名古屋(セント
レア)行き17時30分発全日空358便です。

鹿児島空港に着くまでは、特に「欠航」の情報はあり
ませんでしたが、なんと、私の目に飛び込んできたのは
「欠航」の2文字でした。

確認すべくも全日空カウンタは長蛇の列、対応している
係りの方も絶対数が足らないという状況。

明日は私も妻も仕事もあるし、子供も学校がある。絶対
名古屋に帰らなければならない(でも、休みにすること
もできるか? 社長 ごめんなさい!)。

周りの利用者も同じようで、カウンタに詰め寄る光景が
飛び込んできます。

「欠航」という発表だけが先行して搭乗者への具体的な
説明がなされず、カウンタに聞いても「今、確認中です」
とか、「今、対応中です」とかの返事が聞こえてきました。

27日は日曜日のためか観光客が多く、周りから聞こえて
くる情報によれば他社のフライトは全て満席、話しによる
と翌日の最終便まで満席という有様。

JRや新幹線を使って陸路の選択も時間的に名古屋まで
帰り着けることができず、「いよいよ困ったことになった」
と思いました(いよいよ明日は休みかな・・・ 社長 また
また ごめんなさい)。

カウンタの方も情報が錯綜して、事態の収集方法や回答
方法ががわからないのでしょう。

ただ、私を含め搭乗者はカウンタの係りの方だけが頼り
であるため、そこから得られる情報を聞き、次の対応を
取りたいだけなのです。

したがって、カウンタ対応の係りの方が決して悪いのでは
ないのですが、ついつい対応の悪さを痛感せざるを得ません
でした。

結果的には、私たちは幸いにして羽田経由新幹線で名古屋に
戻ることはできましたが、自宅に帰りついたのは午後11時を
回っていました。

小学校5年生の子供もさすがにぐったりとして、風呂に入った
ら倒れるように寝てしまいました。

帰路の途中で、今回のトラブルの原因は具体的には知ること
はできませでしたが、羽田に向かう飛行機の中や、名古屋に
向かう新幹線の中で、ふと我に返って今回のトラブルを考え
てみていました。

私が全日空のカウンタ係りであったら、どのような対応が
できたのであろうか?

機械やシステムである以上故障やトラブルはつき物です。

ISOWAも機械メーカである以上、同じようなことは考えられ
ます。

トラブル発生時にどのようにして情報を収集し、それをお客様
に伝え、どのように対処するかということは、私の仕事の中
でも起こりえることだと痛感せざを得ませんでした。

今回の出来事で、このブログを通じて御礼を言いたいのは、
鹿児島空港で親切に私たちの対応をしていただいた全日空カウ
ンタの方(女性)。
雑踏の中で、また、いくつもの対応をせざるを得ない中で、
当たり前のことかもしれませんが、細かい配慮までしていただき、
お蔭様で無事名古屋に帰ることができたことに感謝しています。

逆に、今、ブログを作成している中で、ちょっと残念なのは、
「欠航」の表示を写真に収めることができなかったことです。
「報道の精神」が欠けていました。

そのときは、それどころではなかったのですがね・・・。


 

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3 コメント

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トラフィック コントロール (井村)
2007-05-30 03:53:31
池田さん、お久しぶりです。

年甲斐も無く、私は元気で飛んでいます。

鹿児島からのお帰り相当苦労されたようですね、私も最近3月の終わりにブラジルからのアメリカへの帰国時、ブラジルの首都ブラジリアの航空交通管制官のストライキに出くわしました

トラフィックコントロールが出来ないと、往復の全ての航空会社の飛行機が飛べないので、溢れた乗客で翌日から席の取り合いで大変です。

私も今の職場に変ってかなりの時間が経過し、飛行機には皆さんが想像されよりおそらく多く飛んでいると思いますので、飛行機に関するトラブルも色々と経験しています『ハイジャック・墜落』は今だ未経験ですが。
とにかく自分の予定が、予定通り行かなくなることは非常に困りますが、アメリカではトラブルの起こしたエアーラインでも、フライトを変更してくれる担当者はっきり言って『私がミスをしたのではない』ので私に文句を言ったら何もしてあげないよです「絶句」日本では考えられない事があります、私はこれに似た事例があり危うく乗りそこねる事がありました。
返信する
ご無沙汰しています (池田)
2007-05-31 07:25:50
井村さん

ご無沙汰しています。
広いアメリカで、飛行機を日常の交通手段としているアメリカでは、フライトが遅れたり、欠航になることはよくあるかもしれませんね。

フライトが少々遅れたり、欠航したりするくらいで、バタバタしててはいけませんね。

でも、ハイジャックや墜落はいただけません。

アメリカで、体に気をつけてがんばってください。
返信する
航空機旅行でトラブル対処 (井村)
2007-06-02 00:21:43
フライトでのトラブルで一番多いのが「遅れ」と思います

特に出発時の遅れに関し、航空会社に責任がある場合、機体の不具合(整備)等で出発が2~3時間以上遅れた場合には(航空会社によって規定は違いますが)、ミールクーポン(食事券)が出ます、これは黙っていてはもらえませんので、その旨をカウンターで申告せなばなりません、

多くの旅行経験者の方でも、このサービスを知らない方がおられます。

次に多いのが、天候による遅延・到着地の変更・キャンセル等では、

基本的には、航空会社に責任は無いのでキャンセルになり宿泊を余儀なくされた場合でも、自分でホテルを探し泊まるか、空港で一夜を明かすの選択になります。

到着地の天候不良では、そのまま空港上空で大きな円を描いて待機する事もあれば、代替空港に一旦は降りますが天候の回復しだいでは飛ぶ事も有りますが、場合によっては、そのまま到着した違う空港で飛行打ち切りとの事もあります、

打ち切りになった場合、自分の力で目的の空港または、Hotel・訪問先に移動せねばなりません。

一度、ゲートを離れさあー出発かと思いきや、ストームが来てそのまま機内で2時間程待機したこともあります、何故ゲートに引き返さないのか疑問に思ったが良くは判らないが戻れない理由でもあるでしょう。

荷物が届かなかった時
バッゲージクレームに申告をする事はどなたもご存知と思いますが、この時に洗面道具を下さいと言えば貰えますのでこのような事態になったら一度申告されたカウンタで係りの人に言ってみて下さい、在庫があるならば必ず貰えます、私はあまりにも回数が多く、必ず貰っていますので段ボール箱に一杯貯まりました。

海外での場合、入国した国の税関を荷物無しで通りますので、税関への申告用紙に届かなかった荷物・宿泊先を記入し税関職員へ渡します。

飛行中に急病人が出て場合、よくTVドラマなんかで「機内に医療関係者の方は搭乗されていますか」とのアナウンスは本当にされ、医療関係者の診断を参考にこのまま飛行を続けるか、飛行を中止し近くの空港に着陸か判断されます、過去にあった国際線の場合は、途中の空港の着陸し病人は病院へ、乗客は病人を下ろしたあと飛び立つかと思ったら、そのまま着陸した空港で1泊。

Hotelの宿泊費は全て航空会社での支払いですので、乗客はお金の心配はありません、が、 帰国が1日遅れることになますが、ご容赦願います。

このような事態に備え、航空会社では保険に入っています。

まとめとして、
航空会社に責任がある場合は、航空会社の責任で対処してくれるはずです。

天候・騒乱等、自然災害的な事案で航空会社の責任で無い場合は、自分の力で乗り切るしかありません。

皆様も、言葉通じる国内なら良いが、言葉の通じない外国でこのような事態になった事を想定し海外旅行にお出かけ下さい。

長くなりましたが、参考になればと記しました。
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