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一寸物語風に、勉バージョン
勉は、外向的だった。何しろ新しいもんが好きで、好奇心旺盛で何にでも興味持った。
だから、勉強しても参考書をコロコロコロコロ変えていた。しかしコロコロコロコロ変えただけ身につける能力は持ち合わせてはいなかった。
勉は、身についていないのが分かりつつも、少しつまずくと別の参考書とコロコロ変えて、一生懸命勉強していた。勉強していない訳ではないので、怠けている訳でなく、努力量も中々のものであった。しかし努力している割には、結果には表れていなかった。
勉は、どうして勉強しているのに良い結果が出ないのか、全く分からなかった。
彼が、そのことに気づいたのはそれから20年も経ってからだった。
彼は、気づいた、体に染みつくまで1つの本を徹底的に読み込むことが必要だと言うことを。そうしなければ、努力しても効果は殆ど無いと言うことを。何かを身につけるためには、どんなに飽きてもつまらなくなっても、気に入った一冊を徹底的に繰り返すことだと。
自然に体が反応するぐらい読み込むことだ。ゴルフのSwingを身につける時に、同じことを何年もバカみたいに繰り返すが、これと一緒だ。彼は何かを身につけるというのは大変なことなんだと、悟った。
ってな感じだ
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