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何かカウンセラーの本読んでいる内に、この本に辿り着いたんだけど、カウンセラーと言わずに此処では精神対話士となっている。でも実際はカウンセラーだよな。
この本の中で精神対話士が言うには、精神対話士として成長して行くには、あるいは援助するのに大切なのは、何と言っても経験らしい。精神対話士として経験を沢山することらしい。つまり色々な人と対話して行くってことだな。まあクライアントと沢山であって、その中で自分の方法を確立して行けと言うことか。犠牲なクライアントももちろんいるって訳だな。相互扶助だ。
また、その対話の方法は中々言葉では言い表すことができなくて、実際に対話者と一緒にいる雰囲気から感じ取ることらしい。
うーむ、本を読んだり講義を聴いたりなんてのは知識に役に立つぐらいなもんで、色々な人に会い、色々な人と対話してみて、それでもって色々自分で経験して、自分の対話術を編み出すことらしい。本とか講義はサブ的なものでメインじゃないってことだな。
相談者の人格や性格、歳や容姿その他の色々な要因により、対話の仕方も変わってくるし、相手への接し方も変わってくる。相談者によって相手の反応の仕方もそれぞれ違う。だから、マニュアル化できないし、本には書けないらしいんだな。
1人の人がカウンセラーして成功したからと言って、その人の本を読んで、真似しても上手く行くかどうか保証は全くないってことだ。カウンセラーとしての素質のある人が、自分なりの方法を色々な人と対話した経験の中から確立していかなきゃならんってことだな。
後、素質とか資質についても書いてあったな。誰でもカウンセラーになれるわけではなくて、そう言う素質を持っている人が成れるという感じだ。まあそりゃそうだな。誰でも東大に入れなかったり、医者になれる訳じゃないってことだ。
これはカウンセラーの実情が微妙に分かる良い本だな。まあ本というのは導入だけで、実際は自分で実地に経験して行く上で自分の対話術ってのを学ばないと駄目だってことみたいだけどな。実践から学べってやつだ。基本は講義や本から学んで、後は実践ってことだな。
ってな感じだ
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