今日は、寒いですが、風が無かったので気温は低くてもそれ程寒くないですね。でも部屋はなかなか寒いです。本屋さんに最近行って気付くことは、how toものというか、どうしたら金を稼げるかとか、どうしたら成功するかとか、そんなたぐいの本が沢山ありますね。
そう言う僕も、昔どうしたら東大に入れるのかとか、真剣に考えて、東大に入れるための本とか読んでいましたね。流石に、東大どころか大学にはいるのさえ、危なかった僕にとっては、今思うとちょっと恥ずかしいです。ハッキリ言って、努力だけでなく、能力と性格の方がずっと大切です。(努力したかというとうーむという感じですが、まあ能力と性格と色々ひっくるめて、自分の力だけではなかなか難しいものがありました、外部の力が強ければ何とかなったかもしれませんが。)
そう言う失敗した経験があるので、どうしたら金儲けできるかとか、どうしたら成功するかとか言う本を見ても、その誘惑に囚われることはないですね。商売して成功するのは、成功したい気持ちと能力があったからで、気持ちだけ在っても駄目だし、能力だけ在っても駄目でしょう。
だから、そう言う本を読むことは、無意味だと思いますが、しかし、もうちょっとで成功するとか、金持ちになれる人には、少し参考になるのかなとか思います。ただ、そう言う本が並んでいると言うことはまだまだみんな夢を持っていると言うことで、多くの人が夢を持っていると言うことは、その国が疲れていない証拠だと思います。元気があるんですね。その内、そういう成功する本などを読んでも、なれる人はなれるしなれない人はなれないとか人々が段々思い始めてきて、売れなくなってくると、その国がそろそろ老いてきたんだろうなと思います。
自分は受験時代に、how to本がいかに無意味か教えられたので、そう言う本を見ても、役に立つとは思いませんが、店頭に並んでいるのを見て、まだ夢を持っている人が多いんだとか思うと、日本もまだまだ若い、頑張れるんだなと、嬉しくなります。
頑張れ日本。
祖国というのは、好きになっても嫌いになっても、自分の心と脳裏から離れないもの。それは家族に似た感情があると思います。