鶴・いしい&あき

野鳥観察してます

シマアジ

2010-04-12 22:02:00 | 鳥撮る

オオソリハシシギ、ペアーの写真に「夏と冬がやってきた」と4月10日きらら自然観察公園のホームページ。
我がフィールドにも新人が入っていると期待、どしゃ降りのなか出かけた。タシギはあちこちで50羽以上入っているようだが無視。ムナグロも20羽足らずであるが少し増えている。先週3日土曜日に入ってきたシマアジもいた。
一日中雨やまず、鳥たちのいい色が出ない。こんな日は勇断をもって中止すべきだったかなー。

シマアジは刺身にしたら旨い鯵ではない。詳しくは分からないのでどんな鳥か図鑑等を開いて見た。fish
江戸時代以前「しま」はよそもの。日本ではほとんどのカモ鳥は冬鳥であるが、シマアジは春と秋に日本を通過する旅鳥でよそものの「しま」「あじ」は古名でカモのこと。
別の説では雄の背の縞模様で漢字で書くと「縞味」と記載あり。

ここフィールドでは毎年春、数羽、コガモの群れに混じって短期間滞在する。一度見たら私のようなビギナーでも間違うことはないカモである。



近距離であるがグレーの中では婚姻色の美しい色は出ない。



先週4日防波堤から遠く証拠写真と、狙った。



昨年春のペアー、♂に比べ♀は地味ーな色。



構造色

2010-04-09 20:46:00 | 鳥撮る
  
この色に出会ったのは○○ツグミ。
我が家から車で10分、本業の行動範囲以内に小さなテリトリーを持ち越冬している○○ツグミ。短時間であるが連続今日で7日間覗きに行く。毎日サンカクなりの新発見が有り、その中で構造色という不思議な色を確認した。
ここでの越冬の生態、この個体の形態をまとめるにあたって不思議な構造色も何行か埋める構想は出来上がって頭の中にある。
光の角度、距離等によってこの不思議な色は見え隠れする。

隣にテリトリーを持つマミチャジナイにも構造色を見つけた。
初めて見る種。目の前でチョロチョロしているのでついレンズを向けた。三日も四日も帰りがけにシャッターを切ったがこの雄成鳥にも不思議な色が有ることを画像の中で見てしまった。
小雨降る今日帰りがけに、私も構造色のかたまりよと姿をみせたカワセミ



次列風切羽、腰あたりにも青色がのぞく。



光の角度によって赤も見えた。



パソコンを開くと構造色の分類と仕組みの中でカワセミタイプの説明があった。


ハマシギ

2010-04-07 20:45:00 | 鳥撮る
  
寄り道から新人を期待してフィールドへ、しかし入学式、入社式が行われていないのか先週と変わらず。
後半、防波堤からハマシギ飛翔の群れにやっと出会った。ハマシギは九州有明海で越冬、島根斐伊川河口付近でも越冬、瀬戸の沿岸部でも越冬しているのであろうが詳しくは知らない。
春になればここフィールドでも100羽以上の群れが現われ美しい飛翔を見せてくれる。今日はまだ婚姻色の黒腹になっていない個体も多い。

バーダーなら誰でも知っているポピュラーなハマシギ。しかし本当の美しさを知らない人もいる。サンカクもその一人であるが、春冬何千羽といる佐賀有明海へ出かけた。この群れが一斉に飛び、丸くなったり長くなったりと化け物がうごめいているような夢の世界だ。何度も行ってみたいなーと今日ハマシギの飛翔を見て思った。



この春初めての出会いで下面の白さが目立つ。
昨年の春、防波堤から背面を狙った。





有明海で出会った何千羽の大群。




マミチャジナイ

2010-04-05 20:51:00 | 鳥撮る
   
隣の桜が満開、我が家にも枝を伸ばし下から二階から三階からと嬉しい花見。スピーカーから流れているようなウグイスの鳴き声、メジロたちも桜の花に頭を突っ込み、嘴を黄色に染め春の宴の仲間入り。sakurasakurasakura
4月4日フィールドにも春の新人が入って来ている時期と期待して出かける。

その前に本業のテリトリー内、車で10分の所へ寄り道。
ここは○○ツグミでフィーバーとなっている所。そのツグミのテリトリーから数十歩離れた小さな公園で、中国人みたいな名の男前一羽見つけた。
朝の光の順光の中で綺麗な姿を見た。二人して初めて出会う種、まだまだビギナーだ。渡りの途中の通過なのか、越冬していたかは定かではないが、楠木の実を採食していた。図鑑的な写真になってしまったが数枚で終わる。道を挟んでマンション、早々にレンズを向けるのをやめて、フィールドへ遅いスタートとなった。つづく



三階から目線で狙った、近すぎて小鳥の可愛らしさが出ていない。



マミチャジナイ 野鳥の名前の図鑑によると大部分の個体は旅鳥。
年により少数が越冬している。名前は「白い眉線のある茶色のシナイ
(ツグミ)」という記載があった。