鶴・いしい&あき

野鳥観察してます

ノドアカツグミ 雌若 

2010-04-23 20:52:00 | 鳥撮る
  
桜咲く木の下で、一対一でノドアカツグミとお付き合い。
3月16日確認され、そのあとネット等で東西南北からバーダーが集まりフィーバー。kirakira

潮が引いたようにバーダーが誰も来なくなった4月3日から二週間、ノドアカツグミが居なくなる前日まで毎日桜の木の下へ出かけた。11時から一時間と短いが彼女の生態形態を垣間見た。

4月18日日曜日朝姿を見たが後半居なくなった。旅立ったのだろう、次の日もその次の日も葉桜の木の下に行って見たが姿を見つける事が出来なかった。
まずは桜咲く花びらの中で。



ヒヨドリが落とした花の中で、体上面の灰黒色の色を見せてくた。



雨上がり地面は花びらでピンクに染まる。



高い枝の上はくつろぐ場所。



オバシギ

2010-04-22 22:07:00 | 鳥撮る
   
毎春数羽がここにやってくるが18日は十数羽と多く見られた。
他のシギたちと比べ足、首、嘴が短くバランスがオババスタイルで、この和名になった説もある。オバさんシギの名は可哀そうだなー。
双眼鏡の無い時代、肩羽の婚姻色が見えていなかったのか、私ならこれを強調した名前にしたいなー。

春の成鳥は数が少なく、秋には幼鳥が多いとのこと。その幼鳥、冬羽を九州有明海で昨年11月50羽ぐらいの群れに出会った。



この時期、肩羽に出る婚姻色は個体差がある。



尾羽鷸とも書くが、上尾筒が白く目立つからかもしれないと
鳥名の由来辞典に。



沖から潮が引いた干潟に飛んでくる。



昨年11月有明海で、ハマシギとの混群。


ホウロクシギ

2010-04-20 20:40:00 | 鳥撮る
   
18日 やっと新人。団体さんや個人さんと種によって賑やかになった。と同時にバーダーも一度に多くなった。

まずシギの仲間で一番大きいホウロクシギ。頭部の三倍余りもある嘴、この先から尾羽の先まで全長63センチ、翼を開げれば110センチとあり、すぐ目立つと思いきや、地味な体色もあり距離があると田の土に溶け込んでちと見つけにくい。
今日は6羽確認したが採食行動はバラバラ。危険を感じ飛びあがると6羽がかたまり同じ方向へと飛んで行く。



蓮田での主食はザリガニ、ハサミと足をもぎ取り後は飲み込む。



浅いところで長い足をたたみ水浴び。



水浴び後翼を開げて水を切りこの後時間をかけて羽づくい。



バラバラに飛び立つが上空ではかたまりになっての飛翔。


ダイゼン

2010-04-16 21:01:00 | 鳥撮る
   
春のマイフィールドではムナグロは毎年姿を見せポピュラーな鳥である。何時でも見られる、何時でも撮れる、で性根を入れて向き合っていない。同じ胸黒でもダイゼンは数羽現われすぐいなくなる。
私の場合このダイゼンを佐賀有明海で春の大群をしっかり撮らへ、一つのストーリーにしている。春の一部を貼り付けた。



大潮時、防波堤から群れを狙った。



ムナグロと違って脇まで黒い。



体上面はムナグロの黄色に対して白色が強い。



完全な夏羽の♂個体 ダイゼン


空の旅人ー企画展

2010-04-14 20:45:00 | 渡り鳥
   
3月初め、茨城県坂東市のミュージアムパーク茨城県自然博物館から第48回企画展「空の旅人ー渡り鳥の不思議」2010年3月13日(土)~6月13日(日)一般公開に先立ってオープニングセレモニー及び内覧会を3月13日開催する案内状が届いた。mail
すぐ出かけてみたいと思ったが、時間もお金も無い無いで欠席の返事を出した。その後フィールドでの春のシギ・チの事が頭の中を駆け巡っていて企画展の事はすっかり忘れていた。

4月12日ミュージアムパーク自然博物館からA4サイズでP38の展示解説書が届いた。note
目次には ○渡りのメカニズム○渡り鳥の生態○渡り鳥と人○渡り鳥の保全と未来 といった内容。
この中にオオソリハシシギ9羽に送信器を付け衛星追跡したところアラスカからニュージーランド8日間で11,680kmをノンストップで飛び続けた事を確認した。渡り鳥達は地球規模での生活でまだまだ不思議がいっぱいです。とある。

我がフィールドはその小さな一点にすぎない。鳥たちの生態行動をこの企画展で確認してみたい。私に翼があったなら即ノンストップで茨城に飛び企画展をじっくり見、学んでみたいと展示解説書を見ながら思った。



アート紙で写真も多く使われ立派な展示解説書。