鶴・いしい&あき

野鳥観察してます

名残り雪を期待したが

2010-03-15 21:42:00 | 鳥撮る
   
今冬シーズン ハイイロチュウヒ生態形態最後の締めに雄の塒入りをと、マイフィールドの逆方向へ出かけた。
14日後半曇りの中、18時まで待機したがチュウヒが二回ハイイロチュウヒ雌が三回200㍍先に現われただけ。新しいカメラボディーもそれなりにセット準備OKであったがハイイロチュウヒ雄のチャンス無し11月からの来シーズンに持ちこしだー。



前半アカハシハジロ♀を皆さんと並んでお付き合い。珍鳥だそうです。
嘴(ハシ)が赤いのでアカハシ、羽が白いのでハジロだそうです。





後半タカを待っている間に目の前にホオアカ♂
以前の阿知須干拓海抜ゼロ㍍で繁殖していた。
調査で約400羽の生息を確認した記録がある。


尾羽の換羽

2010-03-12 21:39:00 | 鳥撮る
   
2009~2010の枯野の猛禽は3月7日が終業式。
ハイイロチュウヒ雌はどの個体も同じに見えるが、今冬フィールドでは6個体が現われこれを記録出来たことで80点の成果。中でも雄幼鳥は大きな点数を付けられる。雄幼鳥の二年目の冬は全身雄羽になり雌と間違うことはないが、雌二年目について宿題が残った。

尾羽の換羽中の雌幼鳥もいた。尾羽換羽の場合、約三分の一まで鞘の中。それから鞘が脱落し羽毛が出てきて伸びきるのが早い。
尾羽の場合、三分の一まで鞘に収まっていると言えるのはチュウヒ雄成鳥の羽毛が手元にありこれで判断した。
しかし二年目の冬をむかえた雌若についてはまだ白紙状態。11月からの枯野の猛禽の新学期の大きな宿題になった。pencilsetboy



♀幼鳥中央尾羽左が換羽中、右側グレーが見えるのは下尾筒が絡んでいるのだろう。



チュウヒ♂尾羽。中央尾羽が25㌢ 換羽中の鞘は8㌢



&あき クマタカ

2010-03-09 20:10:00 | 鳥の革作品
  
3月7日 あきはオペラ観賞『ランメルモールのルチア』3時間公演。出演者の顔が見られる席をとタクシーを飛ばす。
オタマジャクシが読めないサンカクはマイフィールドへ。しかしお天気最悪タカも一度も目の前に現れず、白旗の一日であったが帰ってからの仕事が待っていた。あきのレザーの上にクマタカをの原稿整理である。

1985年クマタカに挑戦とあき。スタートしたが図鑑、写真集で知っているだけで、自然体を近距離で出会ったことが無い。剥製を見に行ったが参考にならず。上野動物園では近くで見られると二人でわざわざ東京まで出かけたり、いろいろ資料集め、松一本でも、山で大木を写真にするがどこの枝を葉をどう切り払うか、これまた花鳥画を参考。手探り状態で1985年12月やっと出来上がり第一歩を踏み出す。
そして2003年友人の新築祝いにクマタカの飛翔をと考えこれまた手探り状態。本業の合間の作業で一年間かかりやっと完成。喜んでもらったクマタカが出来上がったがこれは第二歩目。まだまだ反省点大。niko



完成して25年 我が家の壁にまだ居座っている。(90×60㌢)



我が家から森を抜けて友人宅へ飛んで行った。(80×60㌢)


ハイイロチュウヒ 雄証拠写真

2010-03-06 19:57:00 | 鳥撮る
   
2月17日でのブログ、一個体のヒシクイの画像について大先輩からこの個体はちょっと違う、ヒシクイは嘴から頭部にかけて三角状でありこの個体は頭部が丸みがあり亜種・・亜種の類だー、とおっしゃる。

もう一つ3月1日のカリガネ?の画像これも嘴の長さ、嘴の色、頭部の形等々を見るとただマガンじゃーとのこと。
だったらこの個体アイリングがあるマガンの中の美人をゲットしたのかなー
この種はほとんど興味なしで突っ込んで見ていない。ヒシクイじゃ、黄色のアイリングがあるからカリガネじゃで終わってしまう。細部までしっかり観察しろとの大先輩のお言葉でした。

3月3日ハイイロチュウヒ雄のリベンジも、1610万画素を切り取り部分の美しさを見てもらいましたが、広島平和公園にドサッといるハトじゃないかと思われるので、ここで虹彩が黄色の証拠写真を貼り付けます。



嘴から頭部にかけて三角型に見えるのがヒシクイと先輩に教わったのは
2008年11月28日今頃思い出しました。



カリガネも思い出しました嘴も短くてピンク色黄色のアイリングで可愛いですね大先輩有難うございました今度は間違わないでしょう。



虹彩が黄色でシャター音を気にしているハイイロチュウヒ♂の証拠写真です。



ハイイロチュウヒ雄 リベンジ

2010-03-03 20:27:00 | 鳥撮る
   
前回定点観察した場所、二週間振りに行くと鳥たちの様子が一変していた。
前回はタゲリ、ハマシギの群れ、目の前には20羽前後のシベリアジュリンが出たり入ったり、ハイチュウ雌も車の横を、正面からと飛び、チュウヒ三個体も時間差で現われ昼寝をする時間は無かった。
今回28日 シベリアジュリンは一度も姿を見せず、チュウヒ、ハイチュウ雌も直線状な飛翔で目の前をとうり抜ける。ヒバリだけが元気に囀りを競っていた。運転席側窓も全開、春うららの気分で眠気が襲うが、耳だけは小さな音でも機敏に反応。

15時過ぎ、目の前の田からツグミ3羽高い鳴き声で慌てて飛び立つ。その時左から白いタカが右へと流れた。目的のタカが出たと眼で追う。一気に遠くへ行き土手の上を越えた。土手の下は葦原、小鳥たちを狙っているのか。
土手の上から撮れると車を100メートル走らすが、もう車の逆方向へと飛んでいる。車をターンするが、この一角から抜けたのだろうか見失ってしまった。
まだ時間はある、また現われるのを期待しながら定点観察をしていた場所へ移動。車は最初とは逆方向に停止し左を見た。

その一瞬草むらの上に白い塊が目に飛び込んだ。もうこの一角にはいないと思っていた白いタカ、即ファインダーに飛び付き、飛び立つまでの数分シャターを切った。
隣ではあきのビデオカメラが回る。地面に降りている時は警戒心が強く、車、人は寄せ付けない草原性のタカが目の前。あまりにも近距離でサンカクは興奮状態。
前回大きな魚を逃がしてしまったが、今度は証拠写真はゲットでき映像もバッチリ。smile

一日だけの遠出であったが目的の白いタカがリベンジできた。帰り県境の峠を越えるころ、ちと小さめの満月までがほほ笑んでくれていた。symbol2 



前回は二桁のシャタースピード、60分の1距離100メーターの
画像、この一点だけが残った。



背、肩羽は薄い褐色。頭部から胸にかけてと、上雨覆いは美しい青灰色。腹部は白の中に羽軸の細い黒い線状。