鶴・いしい&あき

野鳥観察してます

ハイイロチュウヒ雄 リベンジ

2010-03-03 20:27:00 | 鳥撮る
   
前回定点観察した場所、二週間振りに行くと鳥たちの様子が一変していた。
前回はタゲリ、ハマシギの群れ、目の前には20羽前後のシベリアジュリンが出たり入ったり、ハイチュウ雌も車の横を、正面からと飛び、チュウヒ三個体も時間差で現われ昼寝をする時間は無かった。
今回28日 シベリアジュリンは一度も姿を見せず、チュウヒ、ハイチュウ雌も直線状な飛翔で目の前をとうり抜ける。ヒバリだけが元気に囀りを競っていた。運転席側窓も全開、春うららの気分で眠気が襲うが、耳だけは小さな音でも機敏に反応。

15時過ぎ、目の前の田からツグミ3羽高い鳴き声で慌てて飛び立つ。その時左から白いタカが右へと流れた。目的のタカが出たと眼で追う。一気に遠くへ行き土手の上を越えた。土手の下は葦原、小鳥たちを狙っているのか。
土手の上から撮れると車を100メートル走らすが、もう車の逆方向へと飛んでいる。車をターンするが、この一角から抜けたのだろうか見失ってしまった。
まだ時間はある、また現われるのを期待しながら定点観察をしていた場所へ移動。車は最初とは逆方向に停止し左を見た。

その一瞬草むらの上に白い塊が目に飛び込んだ。もうこの一角にはいないと思っていた白いタカ、即ファインダーに飛び付き、飛び立つまでの数分シャターを切った。
隣ではあきのビデオカメラが回る。地面に降りている時は警戒心が強く、車、人は寄せ付けない草原性のタカが目の前。あまりにも近距離でサンカクは興奮状態。
前回大きな魚を逃がしてしまったが、今度は証拠写真はゲットでき映像もバッチリ。smile

一日だけの遠出であったが目的の白いタカがリベンジできた。帰り県境の峠を越えるころ、ちと小さめの満月までがほほ笑んでくれていた。symbol2 



前回は二桁のシャタースピード、60分の1距離100メーターの
画像、この一点だけが残った。



背、肩羽は薄い褐色。頭部から胸にかけてと、上雨覆いは美しい青灰色。腹部は白の中に羽軸の細い黒い線状。