好奇 高齢者 の呟き

地場産業や蒲原の風景 山 山野草 良寛歌碑、 史跡 旧北国街道を訪ねる、 また聞いたり話した、方言を紹介したい、 

萩の花 と おくのほそ道  陽暦8月26日

2007-08-26 22:34:35 | Weblog
萩の花(はぎのはな)

萩は秋の七草の筆頭に 数えられ、詩歌に
多く読まれている、
おくのほそ道   芭蕉の句

一家(ひとつや)に 遊女もねたり
          萩と月
親不知(おやしらず) 子不知(こしらず)駒返し
といわれる北国一の難所を越えて
市振に宿を(7月12日泊 陽暦8月26日)

同じ屋根の下に遊女と 泊まり合わせた、
その夜はよく晴れて 澄んだ月の光が庭に生えている
萩の花を 照らし出した、
実体験でなく 後で書かれた 創作とも、
芭蕉は、哀れな遊女の境遇を美しい萩と月で鈍化させた。

越後新潟の遊女が いくら馴染みの上客でもここまで伊勢参宮
する人を送ってくるとは 考えられない、市振はまだ越後で高田
糸魚川の遊女ならわかるが、

おくのほそ道が 旅の些事を書きとめた 旅行記になるので
文学紀行にする為 マンネリ打開を計った  との説と
おくのほそ道 越後に入る前に完結して第一部は終わっていたのかも
だから 殆ど書いていないのかも、弥彦 国生寺 国上寺
寺泊 書くことが在ると思うが、 (病おこりて事しるさず)とは、


芭蕉 萩の句

ぬれて行くや 人もおかしき 雨の萩

波の間や 小貝にまじる 萩の塵

しら露も こぼさぬ萩の うねり哉


コメント
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