新古今和歌集の選者 藤原定家の曾孫になる
京極為兼 (為景)(藤原為兼)は陰謀の企てたとの疑いで
鎌倉幕府の執権 北条定時により配所の佐渡へ
あふことの いつかはとゆふ たすきかけし
誓ひを 神にまかせて
と初君に送った歌、
ゆるされて京へ帰ることになり 寺泊に着いた為兼は
再び初君に会うことが出来なかった すでに初君はこの世の人でなかった、
それから9年後1312年(正和元年)大納言に昇進して
京極為景は勅撰和歌集 (玉葉集)を編集したが その中に
初君の歌を詠み人しらづとしていれ はるか昔、不遇のときの
幸せ薄い恋人のことを忘れられなかった。
京極為兼 (為景)(藤原為兼)は陰謀の企てたとの疑いで
鎌倉幕府の執権 北条定時により配所の佐渡へ
あふことの いつかはとゆふ たすきかけし
誓ひを 神にまかせて
と初君に送った歌、
ゆるされて京へ帰ることになり 寺泊に着いた為兼は
再び初君に会うことが出来なかった すでに初君はこの世の人でなかった、
それから9年後1312年(正和元年)大納言に昇進して
京極為景は勅撰和歌集 (玉葉集)を編集したが その中に
初君の歌を詠み人しらづとしていれ はるか昔、不遇のときの
幸せ薄い恋人のことを忘れられなかった。