去年の秋に植えたエニシダが咲いた。
エニシダの花は黄色だとばかり思っていたが、
こんなにきれいな赤色だった。
もっとも遠目には黄色のほうがあざやかで
庭が引き立つかもしれない。
ところで、家の外についているセンサーライトの調子が
先週からおかしくなった。玄関灯ではなくて、
駐車場を照らすようにつけてあるライトのほうだ。
夜、ふと気がついたら、ついたり消えたりしていた。
ねこでもいるのかと思って外へ出て調べてみたが、なにもいない。
その日はいちおうコンセントを抜いておいた。
次の夜は雨だったので、その次の夜、もう一度
コンセントを差して、調子を見てみた。
その日だけたまたま不調だったのかもしれないから。
でも、やはりなにも動くものがないのに点滅する。
修理に出そうと思い、Hさんにはずしてほしいと
お願いしたら、今日きてくださった。
でも、じつは意外に簡単にはずれることがわかった。
あとで取扱説明書を読み直してみたら、
取り付け方のところに、そういう説明があることはあったが、
本体だけあとで取り外したいというときに、そこを読んでも
すぐにはちょっとわからないなあと思った。
Hさんには時間を取らせてしまったが、たまに来てもらって
コーヒーなど飲みながらおしゃべりするのも楽しい。
創建さんには今、仕事が何件も重なって入ってきていて
とても忙しいそう。喜ばしいことだ。

このところ、しょっちゅうハナミズキの花を眺めていた。
最初のころより赤の度合いが薄れてきたように思えるが、
それでも、わたしが思い描いていたピンク色よりは、ずっと濃い。
とはいえ、まだ完全に花が開いてはいないから、
もっと薄くなる可能性は残されているかもという思いもあった。
そしたら今日、発売になった「住まいnet岐阜」を持って、
MさんとHさんがうちに来てくださった。
しかも、こちらから相談するより先に、わたしのブログを見て、
ピンクのハナミズキを探しに奔走してくださっていたそう。
代わりになりそうなハナミズキの写真を見せてもらったが、
たしかにうちのよりは薄いピンク色をしている。
でも、植木屋さんにあった赤はうちのよりもっと濃い色だったとHさん。
なんでも、痩せた土地に植えると、赤花でもピンクになるらしい。
なかなかむずかしいものがあるのだ。
それでも、わたしが希望すれば、植え替えます、とのこと。
さすが、創建さん。後々まできちんと面倒を見てくださる。
でも、困った。
植え替えてもらわなければ、これから春が来るたび、
ああ、ほんとはちがう色のはずだったのにと
思ってしまうのかもしれないが、冬のあいだずっと、
春に花が咲いたようすや、夏になって葉が茂ったところなど、
いろいろ想像しながら眺めていたから、
もうすでに愛着が湧いてしまっているのだ。
それに、代わりのハナミズキは今のより70センチほど背が低い。
早く大きくなって、デッキに陰を作るようになってほしいから、
それはかなりマイナス要因。ともあれ、もう少し花のようすを見て
考えさせてもらうことにした。
ところで、雑誌の記事だが、見本刷りで物件のナンバーが
「01」となっているのには気づいていたが、
見本だから適当に数字が入れてあるのだと思っていた。
そしたら、ほんとうに1番目に載っていて、びっくり。

うちのシンボルツリーは、ピンクのハナミズキにすると、最初から決めていた。
創建さんにも、5月ころにはすでに、そう話していた。
ところが、ようやく咲き始めたハナミズキは、
どう見てもピンクじゃない!
まだ開き始めたばかりではあるが、この段階でもピンクのものは
もっと淡い色をしているんじゃないだろうか。
じつは、植木屋さんが植えに来たときの言動には
なんとなく気になるものがあって、Hさんに3度も
まちがいなくピンクですね!と確認してもらったのだ。
そのたび、植木屋さんはピンクだと返事をしてきた。
思えば、この植木屋さんにははじめから誠実さが感じられなかった。
もう1本のジューンベリーは株立ちで、とお願いしたのに、
持ってきた木は1本立ちだったので、株立ちじゃないんですか?と聞いたら
「なかった」とただそれだけ。ふつう、注文したものがなかったら
「探してもなかったので、こちらでもいいですか?」と、
持ってくる前に聞くものだろう。こういうふうだから、
ハナミズキの場合も、ピンクがなかったから、勝手に赤を植えたと
こちらが考えるのも無理ないと思う。花が咲く頃には、
根付いてしまっているから、うやむやになるだろうという確信犯。
もしピンクでないと初めからわかっていたら、もう1本のじぶんで植えた
ハナミズキを白でなく、ピンクにすることもできたのに。

創建のMさんが、修正の入った校正刷りを持ってきてくださった。
文章はほぼOKだったが、ネイビーに変更したレイアウトの色は
元の赤のほうがいいように思えた。
それから、ウッドデッキの色があまりきれいに出ていないということで
別の写真に入れ替えた件も、元の写真のほうがいいという意見で一致した。
雑誌の数ページ分を作るだけでも、なかなか難しいものがある。
とはいえ、編集の仕事をしている娘の場合、今回わたしたちは問題にしなかった
フォントなどについても、いろいろとこだわりがあったりするのだ。
本は1ヵ月後くらいに書店に並ぶ予定。
でも、これから家を建てようという人しか買わない雑誌だから、
前に新聞でHPが紹介されたときのように、知り合いから見たよと
言われることはそんなにないと思う。
