『プリデスティネーション』

久々にすごいと思える映画を見た。
先日見た「スターウォーズ　フォースの覚醒」も好きだが、
あれとはまったく違う意味で、こういう映画も大好きだ。
ジャンルはタイムトラベルＳＦ。連続爆弾魔の犯行を未然に防ごうとする
時空警察のエージェントをイーサン・ホークが演じている。
でも、そんな単純な話ではぜんぜんない。

オーストラリア映画で、アメリカでは映画祭で上映されただけ、
日本でも小規模公開だったので、ＷＯＷＯＷでやるまで
わたしはタイトルも聞いたことがなかった。
見終わったとき、話は似ていないが、「ＬＯＯＰＥＲ」と
「メメント」を合わせたようだという印象を持った。

雑談のようにして触れられる「尾を食べる蛇」やら
「鶏が先か卵が先か」というキーワードが実は
本質的な命題であったことが最後にわかる。エンドタイトルで
原作がロバート・Ａ・ハインラインの「輪廻の蛇」と知ってなるほどと納得。
「プリデスティネーション」は予定説とか宿命という意味で、
会話の中ではよく出てくるが、これだけでは何のことかよくわからない。

前半はバーでバーテンダーがずっと客の過去語りを聞いているばかり。
え、こんな話なの？と思いつつ、その両性具有者の奇妙な半生をたどっていると、
後半はそれらの伏線ピースを怒濤の勢いでパズルにはめ込んでいく作業。
さいごに頭の中で絵が完成した瞬間、おおっ！となる。
これ以上は何を書いてもネタバレになりそう。
何の予備知識もなしで見るのが一番。



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詐欺電話！と思ったら……事実は

この２、３日ほど、スマホに知らない番号やら非通知やらで
しきりに電話がかかってくる。あやしい電話には出ないことにしているうえ、
３日ほど前に市の防犯メールで、市内に詐欺電話がたくさんかかっているので
注意してくださいと連絡があったばかり。なので、ずっと無視していたのだけど、
あまりにもしつこいので、詐欺なら詐欺でだまされたふりしてからかってやろうと思い、
さっき何度目かにかかってきたとき思い切って出てみた。

すると、知らない男の声で○○さんですか？と聞く。
もちろんわたしの名前ではない。違いますと言うと、
名前を教えてくださいと言う。ほーら、来た、やっぱり詐欺だ、と思う。

なんで名前を教えなきゃいけないの？　そっちが名乗ったからって
本名かどうかわからないじゃない等々、押し問答を繰り返していたら、
ちょっと代わります、と言って、今度は女の人になった。
相手は沖縄警察で相談に乗っている者ですと名乗る。
これも詐欺の気配濃厚！　警察官だとは言ってない。
「市役所の方から来ました」というのと同じ手だ。
いやー、ますます劇場型詐欺っぽくなってきたではないか。

でも、このあと何を言い出すかわからないし、あやしい奴にこれ以上
関わりたくもなくなったので、そろそろわたしを相手に詐欺をしようと
考えても無駄だとわからせることにした。
「ここまでのやり方はまるっきり劇場型詐欺そのものじゃないですか。
警察に代わります、弁護士に代わりますって、詐欺の手口そのまんま！」

ところが、じつはこちらが詐欺の被害者なんです、と女性は言うのだ。
よくよく話を聞いてみると、電話をかけてきた男性はヤフーオークションで
物を売ったがだまされたらしく、買い手の電話番号として教えられたわたしの番号に
せっせと電話をかけ続けていたのだ。わたしが出ていなかったら、まだまだ
ずっとかけ続けていたかもしれない。

買い手はでたらめな数字を教えたのだろうが、わたしもある意味、被害者だ。
一度など、夜、マナーモードにするのを忘れて寝たら、夜中の３時に
着メロで起こされたし。

さいごに女性は、「あやしい電話には出ないようにしてください」と言って
電話を切ったのだった。



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掃除したのがやぶ蛇

師走とは思えない暖かさで、朝はセーターも着ていたものの
今はカットソー１枚でちょうどいい。天気のいいときに
外回りの掃除をしておこうと、排水枡の蓋を開けてみたら、
ゴミ受けにけっこうヘドロがこびりついていた。
以前、このゴミ受けがヘドロですっかり覆われて
キッチンの排水が流れなくなったことがある。
そうなる前でよかったと、ゴミ受けをはずして洗うことにした。

そのとき、ゴミ受けについているヘドロがいくらか下に落ちてしまった。
あのとき、そのヘドロをスプーンか何かで拾えばよかったのだが、
水をかけて流してしまったのがいけなかった。
ヘドロがたまっていたとはいえ、いちおう流れていた排水が
まったく流れなくなってしまったのだ。
ちょうどコレステロールがたまった血管のように
ヘドロで通り道が狭くなっていたに違いない下水管を
ゴミ受けから落ちたヘドロがふさいでしまって、
まさに血栓が詰まった脳梗塞状態！

それまでは見かけ上にしろ、ちゃんと流れていたので
掃除したせいで詰まるなんて、やぶ蛇だ！

ためしに便利屋さんに電話してみたら、予約がいっぱいで
火曜日しか来られないという。それまでだいじょうぶだろうかと
思いつつ、いちおう予約をした。

でも、お昼にキッチンで水を流したあと、見に行ってみたら
枡から排水があふれ出していた。これではとてもじゃないがだめだと思い、
ホームセンターへひとっ走り、パイプクリーナーを買ってきた。
この排水枡から下水道本管まで８ｍくらいあるので
一番長い１０ｍのにした。長いワイヤーの先に詰まりを取る
出っ張りがついていて、管に押し込むのだ。

家に帰って、さっそく配水管に突っ込んでみた。
すると、２～３ｍ突っ込んだところで、見る見る水が減りだした。
そのあとバケツの水を流しても、ちゃんと流れるようになった。
これだったら、５ｍのパイプクリーナーでも十分足りたと思うが、
やってみないとわからないことだったので仕方ない。

高圧洗浄機などで掃除したのとちがい、完璧にパイプがきれいに
なったわけではないが、とりあえずこれでようすを見ることにして、
便利屋さんの予約はさっそく取り消した。便利屋さんに頼んだら、
１万２千円から１万８千円くらいかかるそうなので、
３千円のパイプクリーナーでなんとかなってほんとうによかった。

余談だけど、便利屋さんの電話受付の女性はとても感じのいい人で
予約を取り消す電話だったにもかかわらず、流れるようになって
よかったですねと言ってくれた。次にまた困ったことができたら
ここに頼もうと思ってしまった。



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お正月リース作り

創建さん主催のリース作りに参加させてもらった。
創建さんの事務所にうかがうのはかなり久しぶりだ。
クリスマスリースとお正月リースのうち、好きな方が選べるが、
わたしはお正月リースにした。８人の参加者のうち、選択は半々だった。

材料はこれだけ。


そして、これができあがり見本。


時間は１時間半が予定されていたが、最初そんなにかかるとは思えなかった。
でも、あれこれ迷い迷い組み合わせていたら、思った以上に時間がかかった。
わらのリースに飾りを留めるのは針金を使うが、ところどころグルーガンも使った。
こちらがわたしが作ったリースだ。

けっこうすてきなものができあがった。

なお、こちらがクリスマスリースのできあがり見本。

写真が暗くなってしまったが。

ちなみに、うちの玄関に今掛けてあるクリスマスリースはこれ。

去年までの丸いリースに変わってツリー型。
丸くないからリースとは言えないかもしれない。
シルバーのメタル部分が背景なので目立たないかなと心配したが、
シックでなかなかいい感じだった。



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紅葉と渡り鳥

近所の公園のモミジが真っ赤に色づいていた。今年は紅葉の色が悪いという話も
聞くが、この木はいつにも増してあざやかだ。


その横の池には今年も渡り鳥が来た。だんだん数が増えている気がする。


近くから撮れる場所がないので、池の反対側から向こう岸にいる群れを狙った。
コンデジだったのに、けっこう望遠が効いた。おまけに、デジイチのレンズだと
金網越しに撮るしかないが、コンデジのレンズは金網の間を通り抜けられる。

ここでは黄葉が彩りだ。



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