昨日の地鎮祭に来ていたS建の主任のHさんは、工事が始まるとほとんど毎日現場に顔を出すのだそう。特に、工事が新しい段階に入ったときなどは重要なので、一日中現場にいることもあるという。だから、これからたびたび会うことになりそうだし、とってもお世話になる人だ。
「工務店の中には、大工にまかせっきりで、ほとんど現場に顔を出さないところもあるが、うちはちがいます。うちの取り柄はこれくらいですから」と社長さんは話していたが、いやぁ、そんなことないです。他にも取り柄はいっぱいありますよ。そう言いたかったが、ちょうど他のことが始まって、言う機会をのがした。
ネットや本でよい工務店の選び方というのを読むと、S建さんはどのチェック項目もみんな○がついてしまう。それくらいわたしはS建さんを評価している。工事が始まれば、トラブルのひとつやふたつは起きてくるかもしれないが、その対処に関して裏切られることはないだろうと思っている。
第三者の監理会社に工事の監理を任せる方式もあるようだが、地元の工務店の場合、いいかげんな仕事をして不備が出てくれば、自分で直しに飛んでいかなくてはいけないわけだし、それが度重なれば評判も悪くなる。第三者の監理などなくとも、良心的な工務店なら、最善の工事をするはずだ。わたしはそう思う。