これまでいろんなお菓子を作ったが、ビスコッティはまったく初めて。
レシピを見たら、油脂を全然使っていなくて、
これでおいしくなるのだろうかと思った。
小麦粉、砂糖、ベーキングパウダー、卵を合わせたものに
レーズンとナッツを混ぜて焼くだけ。
ただ、焼き方がちょっとおもしろい。
最初ひとかたまりで焼いたものを、途中で取り出して
1.5センチ幅に切ってから、さらに焼く。
それで、ビスコッティ独特のああいう形になるのだった。
レシピはカシューナッツだったが、家にあったくるみに変更した。
出来上がりは、以前買って食べたものとそっくり。
食感もほとんど同じだった。
コーヒーに浸して食べた場合、うちで焼いたもののほうが
ふやけ具合が少なかった。焼きたてで乾燥していたせいかもしれない。
IHは夏の調理が楽だと聞いていた。
最近暑くなってきて、確かにそうだと感じている。
もちろん鍋は熱くなるが、炎があるとないとでは大違いだ。
ガス調理器というのは、鍋を熱くする以外に、
ずいぶん周囲に無駄なエネルギーを捨てていたんだなと思う。
それと、IHの特製に大いに助けられているのが、揚げ物をするとき。
揚げ物をすると、どうしてもまわりに油が飛び散る。
でも、IHの場合、てんぷら鍋の上に新聞紙を掛けておけるから、
飛び散る油をずいぶん減らすことができる。
そのせいか、換気扇の油受けにも、まったく油がたまらない。
初めて電子レンジを知ったときも、すごいと思ったが、
IHクッキングヒーターはもっとすごい。