冬になる前、草の芽を見つけて、雑草ぽくないので、抜かないでおいた。
春になったら、ぐんぐん成長した。
アザミに似ていると思ったが、あまりトゲトゲしていない。
花が咲けばわかると思って待っていて、ようやくそれが咲いた。
やっぱりアザミだった。
葉っぱに比べてすごく小さいけど。
おそらく野アザミだろう。
近所では、少なくとも雑草としては一度も見かけたことのない花だ。
どこから飛んできたのかな。
最初のクレマチス・ニオベが咲いた。
去年、このオベリスクの足が腐食して倒れてしまった。
クレマチス2種はしっかり絡みついていて、外すのが難しかったのでバッサリ切った。
ニオベは新枝咲きさからいいが、カメレオンは旧枝咲きだ。
根元近くで剪定するのはまずいかも、と思ったが仕方なかった。
南の庭で使わなくなったオベリスクをここに持ってきた。
春になったら、どちらのクレマチスも元気に育って、カメレオンはオベリスクのてっぺんまで達した。
心配したつぼみもたくさんついた。
いつもはニオベより先に開花するが、さすがに今年はニオベに負けたようだ。
それでももうすぐ咲きそうだ。
毎年少しずつ葉色が違うゴールドスタンダード。
今年は斑がはっきりせず、かすかに緑の濃淡がある程度。
去年は黄色が勝って、こんなだった。
その前にはこんな色だったこともあった。
明るい色の葉は春先に出てきたもの。
その後、濃い緑の葉が出てきた。
今年はその明るい葉を省略して、最初から緑葉になったよう。
急に気温が高くなったせいだろうか。
下の写真はスモークツリーの枝だ。
新葉がついていない枝があったので、枯れ枝だと思い、折ろうとつかんだら――
枝ではなく、ふにゃっとした感触だったのでびっくり!
ふたつの矢印の間。
まったく枝そっくりなのだが、蛾の幼虫だった。
尺取り虫の仲間の、おそらくトビモンオオエダシャクだと思う。
見事な擬態だ。