JR東日本 新浦安駅発行 葛西臨海公園までの往復乗車券

2005(平成17)年9月にJR東日本京葉線の新浦安駅で発行された、葛西臨海公園駅までの往復乗車券です。


   

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青色JRE地紋の周遊券サイズの大人・小児用常備軟券となっています。
同社にはかつて、簡易委託駅で「〇ム」扱いの常備軟券の往復乗車券が発売されておりましたが、新浦安駅のようなみどりの窓口やびゅうプラザ、駅ビルなどがある首都圏内の駅で常備式の往復乗車券が発売されている例は大変珍しく、「〇ム」表示のない常備往復券としては同駅が唯一であったような気がします。

当時、窓口には常備軟券は1口座しかなく、小児専用券はありませんでした。窓口掛氏に伺ったところ、新浦安地区には4つの『東京ディズニーリゾート・パートナーホテル』があり、ホテルに宿泊する外国人観光客が、高さ117m、日本最大級の大観覧車がある葛西臨海公園へ行くルートを尋ねに窓口に立ち寄るため、その時にパッと発売できるように設備しているということでした。
確かに、日本語がよくわからない状態で、窓口の人が急に端末を操作している沈黙の時間は、外国人観光客の側からすれば、どうしたらよいかわからないですからね。

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
往復常備券の記憶 (匿名)
2021-08-08 00:11:10
いつも興味深く拝見しています。
新浦安の往復常備軟券、懐かしいですね。改札横にみどりの窓口があった時代、右奥のホルダーに差してあったのをよく見かけたものでした。
私が購入したのはこの数年前でしたが、当時うかがったときには同窓口で「東京フリーきっぷ」(手売券)を購入する旅客用に設備されているとのことでした。当時、JR線のみ利用可能な「都区内フリーきっぷ」もあり、利用者にとって便利な選択ができるようにしていたようです。
失礼しました。
 
 
 
> 往復常備券の記憶 (isaburou_shinpei)
2021-08-09 08:12:27
コメントありがとうございます。
「東京フリーきっぷ」の入口駅までの往復用としてという利用方法も正しいと思います。
時代によって設備理由も変化してきますので、仰せの理由もあったものと思われます。
いずれにせよ、同駅では、葛西臨海公園駅までの往復需要が多かったのでしょう、即座に発券できるような体制を採っていたのだと思います。
 
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