西武鉄道 西武遊園地駅発行 券売機券

前回エントリーで2021年3月のダイヤ改正で西武園ゆうえんち駅に改称された遊園地西駅で発行された券売機券を御紹介いたしましたので、今回は同時期に多摩湖駅に改称された西武遊園地駅で発行された券売機券を御紹介致しましょう。
御紹介の券はすべて、遊園地西駅のものと同じ、2021年2月に発行されたものです。


   

まずは券売機発行の入場券になります。桃色PJRてつどう地紋のA型券で、遊園地西駅のものと同じ様式のものになります。


   

2枚目の券は、同駅から150円区間ゆきの片道乗車券になります。こちらも遊園地西駅のものと同じ様式になります。


   

3枚目の券は、同駅から150円区間ゆきの定期券購入用の片道乗車券になります。

同社では、定期券窓口の無い各駅に定期券購入用の片道乗車券が設備されておりますが、各々の区間ゆきの券が設備されており、区間によってはなぜか定期券窓口の無い駅しか行けない区間についても発売されています。
例えば現在、同社では定期券窓口のある駅は池袋・大泉学園・西武新宿・高田馬場・田無・所沢の各駅のみとなっておりますが、同駅から一番近い駅は田無駅か所沢駅になり、両駅とも西武遊園地駅から210円かかりますので、150円区間ゆきの定期券購入用乗車券というものは設備しても発売機会はありません。


   

同社では、券売機で乗車券類を購入すると、追加の操作によって領収書を発券することができます。御紹介のものは入場券を購入した際に発券したもので取引内容欄に「入場券」と記載されていますが、乗車券を購入した際には「乗車券」と記載されます。ただし、定期券購入用の乗車券は定期券を購入した際に全額現金で払い戻しをすることが前提になっているため、同社としては金銭を領収したことにならないという判断からでしょうか、領収書の発行はできないようになっています。しかし、払い戻しが前提なのに、SuicaやPASMOなどの交通系ICカードでの購入もできてしまう設定になっています。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )