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マーケティング研究 他社事例 544 「中国対アメリカ④」 ~中国はアメリカとの協力は一切せずの方針~

2020-04-24 11:45:01 | マーケティング
マーケティング研究 他社事例 544 「中国対アメリカ④」 ~中国はアメリカとの協力は一切せずの方針~


アメリカのシンクタンク、外交問題評議会のジョシュア・カーランツィック上席研究員は、「中国は今や、ソフトパワー拡大の機会を活用しようとしている」と述べました。

中国はこのように救世主の役割を演じようとしていますが、前回の国際危機との明確な違いも強調します。

今回はアメリカと協力する様子は一切見せず、中国単独で進めるという点です。

2014年、西アフリカでエボラ出血熱が流行し、少なくとも1万人が死亡しました。

それほど前のことではありませんが、アメリカと中国は密接に協力して援助に当たったのでした。

シエラレオネの研究所で中国人とアメリカ人が肩を並べて働き、空港では緊急支援物資の積み下ろしを共に行いました。

2004年に東南アジアで津波が発生した際も、アメリカ中国両政府は合同で救援に当たりましたし、2008年の金融危機後には、原因についての見方を一致させ、世界の需要拡大のため協調して対応策をとりました。

2009年に世界を景気後退から抜け出させる力になったのは、5860億ドル(約63兆3000億円)規模の中国の景気刺激策でした。

しかし今回は、数年にわたる貿易摩擦もあり、米中関係は以前とは大きく異なると、アメリカシンクタンク、ブルツキングス研究所のライアン・ハス氏は指摘します。

同氏はホワイトハウスの元高官で、アメリカでも働いた経験があります。

「新型コロナウイルスの感染拡大は両国関係の現状を鏡のように映し出している。そこに浮かび上がる像は醜い。両国の指導者は今、まん延を止める為に何をすべきか話し合うことなく、ウイルスがどこから出現し、感染拡大の責任が誰にあるのかという議論に終始している」とハス氏は語っています。

ハス氏が言う所の米中関係の「下方スパイラル」を最もよく表す例が、このパンデミックの呼び方を巡る激しい応酬です。

トランプ大統領はこれを繰り返し「中国ウイルス」と呼び、中国外務省から「強い非難」を浴びています。

しかしトランプ大統領も挑発を受けています。

中国外務省の超立堅副報道局長は、このウイルスがアメリカで生み出されたとする説を根拠もなく主張してきたのです。

中国国営メディアや世界各国駐在の中国大使もこの主張を繰り返します。

ただし、中米大使の崔天凱氏は3月17日、この主張とは距離を置いたと思われる発言をしたのでした。

中国国営メディアは米国大統領との言葉の応酬だけでは満足せず、ウイルスの感染爆発に対処するには独裁的統治体制の方が民主主義的体制よりも適しているとまで主張したのです。

もっともこの主張は、中国よりもずっと効率的に感染拡大を抑え込んだ台湾や韓国の実績を無視するものです。

(続く)



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