マーケティング研究 他社事例 424 「デザイン思考って知ってますか?3」 ~今こそ覚醒せよ~
寺田倉庫の中野社長は「経営を数字で考える癖がある」と打ち明けます。
デザイン思考を実践する経営者とは違うタイプの経営者です。
1950年設立の寺田倉庫は、2010年ごろまでは、東京・天王洲を本拠地としてトランクルームや文書保管などを主に手掛けていました。
しかし、デジタル化など倉庫業を取り巻く環境が変化する中、「場所貸し」がメインの事業ではもはや成長を描きずらくなって来ていました。
そこで創業家の寺田保信氏により経営陣に招かれたのが、百貨店業界でキャリアを積んできた中野氏でした。
中野氏は2011年の社長就任直後から、既存事業の成長余地を分析し、収益性の低い事業や土地・建物の多くを売却しました。
結果、およそ1,000人いた社員を100人超にまで減らしたのでした。
しかし、中野氏には、身を切るような構造改革だけでは成長に転じる事はできないとの危機感がありました。
そこで、構造改革と並行して取り入れたのが、次なる成長の礎を作る社員の活力をデザインの力で解き放つ仕組みでした。
中野氏は「Excellent!!」「Good Job」と言った文字や、ドクロの絵などが刻印されたコインを社員に配布することを考案しました。
日々の仕事の評価として社員同士が送り合い、獲得したコインの数と種類を賞与に反映させる仕組みです。
遊び心のあるデザインを取り入れたこの制度により、組織は活性化したのでした。
寺田倉庫は2012年から段階的にデザインに力を借りた会社再生を開始して以来、次々と新規事業を生み出して来ました。
その一つが個人が低価格で使える収納サービス「minikuru」です。
預けた荷物をオンラインで確認し、出し入れできる利便性が人気となり、毎年15%のペースで利用者を増やしています。
「数字は過去の積み上げに過ぎない」
「デザインの役割は社内に「アンチ前例」の文化を浸透させることだ」
と中野氏は語ります。
(続く)
「リーダーシップ研修」、「未来を創るワークショップ研修」等、各企業の課題に合わせた研修をご提案差し上げます。
経営の根幹は「人」です。働く人次第で成果が変わります。自分事で働く社員を増やし、価値観を同じくし働く事で働きがいも増します。
彩りプロジェクトでは、製造メーカー、商社、小売業者、社会福祉法人、NPO法人等での研修実績があります。
研修と一言と言っても、こちらの考え方を一方的に押し付ける事はしません。実感いただき、改善課題を各自が見つけられる様な研修をカスタマイズしご提案しているのが、彩りプロジェクトの特徴です。
保育園・幼稚園へご提供している研修【私の保育園】【私の幼稚園】は大変ご好評をいただいています。
また、貴社に伺って行う研修を40,000円(1h)からご用意しておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
メール info@irodori-pro.jp
HP https://www.fuudokaikaku.com/
お問合せ https://www.fuudokaikaku.com/ホーム/お問い合わせ/
成長クリエイター 彩りプロジェクト 波田野 英嗣
現在、経済産業省では「経営改善計画策定支援事業」を行っており、金融支援を必要とする企業の経営改善計画書を策定する際の費用の2/3補助があり、上限は200万円です。
また、「早期経営改善計画策定支援事業」は、同様に策定する際の費用の2/3補助があり、上限は20万円です。
こちらの「早期経営改善計画策定支援制度」は金融支援を要しないものですので、容易に取得しやすいのが特徴です。
メリットとして、金融機関との信頼関係を構築する為の制度としては有用です。
なぜなら、経営内容を開示する事、計画進捗のモニタリングを金融機関に報告する事は、金融機関が企業を評価する際に「事業性の評価」をしやすくなります。
金融機関は担保に頼らずに融資するには、「事業性の評価」が不可欠です。
「事業性の評価」とは、金融機関がその企業の事業を理解する事です。
「事業性の評価」に積極的な金融機関とそうではない金融機関がありますが、これからの金融機関とのお付き合いの仕方として、有用な制度となりますので是非ご利用下さい。
※このような方(会社)におすすめです。(中小企業庁資料より)
・ここのところ、資金繰りが不安定だ
・よくわからないが売上げが減少している
・自社の状況を客観的に把握したい
・専門家等から経営に関するアドバイスが欲しい
・経営改善の進捗についてフォローアップをお願いしたい
この補助金を利用するには、経営革新等認定支援機関の支援が必要です。
彩りプロジェクトは認定支援機関です(関財金1第492号)
経営革新等支援機関とは、「経営改善、事業計画を策定したい」「自社の財務内容や経営状況の分析を行いたい」「取引先、販路を増やしたい」「返済猶予、銀行交渉のことを知りたい」
「事業承継に関して、代表者の個人補償をどうにかしたいんだけど・・・」
というお悩みを始め、中小企業経営者を支援するために国が認定した公的な支援機関の事です。
お気軽にご相談下さい。
当、彩りプロジェクトでは30分無料相談を実施しています。
どのような支援が受けられるのかだけでも、一度お聞きになって下さい。
→ https://www.fuudokaikaku.com/ホーム/お問い合わせ/
HPの申込フォームから(こちらから)どうぞ。
寺田倉庫の中野社長は「経営を数字で考える癖がある」と打ち明けます。
デザイン思考を実践する経営者とは違うタイプの経営者です。
1950年設立の寺田倉庫は、2010年ごろまでは、東京・天王洲を本拠地としてトランクルームや文書保管などを主に手掛けていました。
しかし、デジタル化など倉庫業を取り巻く環境が変化する中、「場所貸し」がメインの事業ではもはや成長を描きずらくなって来ていました。
そこで創業家の寺田保信氏により経営陣に招かれたのが、百貨店業界でキャリアを積んできた中野氏でした。
中野氏は2011年の社長就任直後から、既存事業の成長余地を分析し、収益性の低い事業や土地・建物の多くを売却しました。
結果、およそ1,000人いた社員を100人超にまで減らしたのでした。
しかし、中野氏には、身を切るような構造改革だけでは成長に転じる事はできないとの危機感がありました。
そこで、構造改革と並行して取り入れたのが、次なる成長の礎を作る社員の活力をデザインの力で解き放つ仕組みでした。
中野氏は「Excellent!!」「Good Job」と言った文字や、ドクロの絵などが刻印されたコインを社員に配布することを考案しました。
日々の仕事の評価として社員同士が送り合い、獲得したコインの数と種類を賞与に反映させる仕組みです。
遊び心のあるデザインを取り入れたこの制度により、組織は活性化したのでした。
寺田倉庫は2012年から段階的にデザインに力を借りた会社再生を開始して以来、次々と新規事業を生み出して来ました。
その一つが個人が低価格で使える収納サービス「minikuru」です。
預けた荷物をオンラインで確認し、出し入れできる利便性が人気となり、毎年15%のペースで利用者を増やしています。
「数字は過去の積み上げに過ぎない」
「デザインの役割は社内に「アンチ前例」の文化を浸透させることだ」
と中野氏は語ります。
(続く)
「リーダーシップ研修」、「未来を創るワークショップ研修」等、各企業の課題に合わせた研修をご提案差し上げます。
経営の根幹は「人」です。働く人次第で成果が変わります。自分事で働く社員を増やし、価値観を同じくし働く事で働きがいも増します。
彩りプロジェクトでは、製造メーカー、商社、小売業者、社会福祉法人、NPO法人等での研修実績があります。
研修と一言と言っても、こちらの考え方を一方的に押し付ける事はしません。実感いただき、改善課題を各自が見つけられる様な研修をカスタマイズしご提案しているのが、彩りプロジェクトの特徴です。
保育園・幼稚園へご提供している研修【私の保育園】【私の幼稚園】は大変ご好評をいただいています。
また、貴社に伺って行う研修を40,000円(1h)からご用意しておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
メール info@irodori-pro.jp
HP https://www.fuudokaikaku.com/
お問合せ https://www.fuudokaikaku.com/ホーム/お問い合わせ/
成長クリエイター 彩りプロジェクト 波田野 英嗣
現在、経済産業省では「経営改善計画策定支援事業」を行っており、金融支援を必要とする企業の経営改善計画書を策定する際の費用の2/3補助があり、上限は200万円です。
また、「早期経営改善計画策定支援事業」は、同様に策定する際の費用の2/3補助があり、上限は20万円です。
こちらの「早期経営改善計画策定支援制度」は金融支援を要しないものですので、容易に取得しやすいのが特徴です。
メリットとして、金融機関との信頼関係を構築する為の制度としては有用です。
なぜなら、経営内容を開示する事、計画進捗のモニタリングを金融機関に報告する事は、金融機関が企業を評価する際に「事業性の評価」をしやすくなります。
金融機関は担保に頼らずに融資するには、「事業性の評価」が不可欠です。
「事業性の評価」とは、金融機関がその企業の事業を理解する事です。
「事業性の評価」に積極的な金融機関とそうではない金融機関がありますが、これからの金融機関とのお付き合いの仕方として、有用な制度となりますので是非ご利用下さい。
※このような方(会社)におすすめです。(中小企業庁資料より)
・ここのところ、資金繰りが不安定だ
・よくわからないが売上げが減少している
・自社の状況を客観的に把握したい
・専門家等から経営に関するアドバイスが欲しい
・経営改善の進捗についてフォローアップをお願いしたい
この補助金を利用するには、経営革新等認定支援機関の支援が必要です。
彩りプロジェクトは認定支援機関です(関財金1第492号)
経営革新等支援機関とは、「経営改善、事業計画を策定したい」「自社の財務内容や経営状況の分析を行いたい」「取引先、販路を増やしたい」「返済猶予、銀行交渉のことを知りたい」
「事業承継に関して、代表者の個人補償をどうにかしたいんだけど・・・」
というお悩みを始め、中小企業経営者を支援するために国が認定した公的な支援機関の事です。
お気軽にご相談下さい。
当、彩りプロジェクトでは30分無料相談を実施しています。
どのような支援が受けられるのかだけでも、一度お聞きになって下さい。
→ https://www.fuudokaikaku.com/ホーム/お問い合わせ/
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