教科書に載っていない良い職場とは その112 【見え方はあり方です】

教科書に載っていない良い職場とは　その112　【見え方はあり方です】


今までの経験で見えていたものを、ちがうものにとらえる為には、自分の在り方に変化がなければなりません。
パラダイムと人格を切り離して考える事は返って難しくなってしまいます。
いや、切り離す事は出来ません。
人においては、あり方は見方に直結するのであり、どう見るかとどうあるかは強い相関関係で結ばれているのです。
あり方を変えずに見方を変える事は出来ないし、その逆もまたしかりです。
問題の見方こそも問題であると言えます。
例えば、「こちらの努力を全然わかってくれない部下が多いんです。どこかに良い部下はいないものでしょうか？」かと思っている管理職がいたとします。
しかし、部下の見方が問題の一因になっていないだろうかと考える必要もあるのです。

歯車のように扱われて、上司に対する不信感があるのではないだろうか。
自分のもっているパラダイムが見方を誤らせている事はないだろうか。
自分のパラダイムが問題を悪化させている事はないだろうか。

ふとそんな事を考えてみますと、自分の人格を磨く事に注力しなければならないと思えてきます。
インサイド・アウト　＝　主体変容
何を変えるのかを考えた場合、私は主体変容しましょうと伝える様にしています。

（続く）




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成長クリエイター　彩りプロジェクト　波田野　英嗣