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マーケティング研究 他社事例 774 「国内エアラインでも始まる廃線判断」 ~需要創出に取り組まなかった地方空港のツケ~

2021-03-19 08:09:45 | マーケティング
マーケティング研究 他社事例 774 「国内エアラインでも始まる廃線判断」 ~需要創出に取り組まなかった地方空港のツケ~


皆さんもご存知の通り、コロナ禍で業績不振にあえいでいる筆頭と言えば、国内のエアラインです。

2020年10月発表の、構造改革のプランでは、国内高需要路線ANAブランドで維持し、関西、成田、中部空港発着の路線は、傘下のLCC(格安航空会社)のピーチ・アビエーションが担うとし、さらにANAホールディングスは今期は5100億円の最終赤字になると報告しました。

これら2つの大方針から漏れれば、各路線には整理・衰退のときが近づいてくる可能性があります。

その運命の時は、鉄道の廃線判断よりも早いかもしれません。

ANAの国内線の運休率は2020年11月で29%と大型連休中に85%が運休していたことから考えれば全体では大幅に改善しました。

しかし個別に見て行くと、週末などの特定の日を除き、「全便運休」が続く路線が23もあります。

こうした路線は、実はコロナ前から利用客が少なく、一般的に損益分岐点とされる搭乗率60%を下回っていたのです。

今後、さらなる利用低迷が予想される中、収支の改善はより困難を極めそうです。

現時点での「運休」はそのまま「路線廃止」に鞍替えするという予想を立てる専門家は多いいそうです。

業界のみならず多くの関係者の頭によぎるのは、2010年に経営破綻したJALが大ナタを振るったあのリストラ策です。

JALは当時、国内線の事業規模を約3割縮小、実に50路線を運休しました。

地方空港では、静岡、神戸など8拠点から撤退しました。

もし今回のコロナ過をきっかけにANAが大幅な路線整理に入るとなると真っ先に影響を受けるのが、日本列島全国津々浦々にある地方空港です。

というのも、JALの経営危機当時、各地方空港の命綱となったのがANAでした。

現在、ANAだけが就航する地方空港としては、北海道の稚内や紋別、北陸地方の富山、能登、中国地方の鳥取、米子、石見などがあります。

航空会社と空港が一緒に苦境に陥るという状況が現実味を帯びてもおかしくありません。

「地方空港はこれまで、需要の創出に真剣に取り組んでこなかった。今、そのツケが来ている」

そもそも手ぬるかったテコ入れ策に加え、各空港の望みの綱となってきたインバウンド需要も、コロナ禍で途切れ、復元の見通しは全く立っていません。

「新幹線で代替え出来る地域や、県内に複数の空港がある秋田や島根などは、空港そのものの淘汰が選択肢の一つになってくるだろう」

これまで地方空港には大都市、都市部とつながっているという心理的な効果があったかもしれませんが、直行便の廃止で利用客が減る恐れが強まり、産業の衰退に拍車がかかる可能性もあると専門家は言います。

コロナ禍が企業の地方からの撤退を招き、地方の衰退ラッシュにもつながる悪循環、企業は合理化を迫られ、大量に借金すれば別ですが自治体にもお金がない事から、それを断ち切るのは容易ではありません。


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成長クリエイター 彩りプロジェクト 波田野 英嗣 
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