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映画「サニー」韓国版と日本版を見比べてみた

2024年01月24日 07時34分14秒 | 映画/ドラマ/アニメ
 昨夜から今期最高の寒波で大雪の警報、注意報がでて富山県、新潟県の高速がストップ・・・どれだけ積もるか身構えていたが今朝見たら10cmほどだった。 今は止んでいる、強風が一晩中ふいていたので雪は山へ行ったようだ。
国道18号では昨日夜にスタック車両が出て交通止め、深夜1時頃解除された。

録り溜めた映画「Sunny 強い気持ち・強い愛」を見た
広瀬すず主演 今日24日15時から有料衛星放送で再放送です。
この映画は2011年に公開された韓国映画「サニー 永遠の仲間たち」をリメイクした日本映画で2018年に公開された。

韓国版は何年も前に見て録画してあった、日本版は近頃衛星放送で放送されたのを録画してあったのを見たばかり
前に韓国版を見たなあ」と思い出して調べたら録画してあった、もう内容は忘れていたので、日本版を見てから韓国版ももう一度見た
ストーリーもセリフもほとんど一緒だが時代背景が違うし、国も違うので登場人物のプロフィルにも違いがあって面白かった。

この物語、高校生時代と20数年後の現在が行ったり来たりする映画で、一人の人物が高校生と大人になった今に登場する
だから同じ人物を高校生役と大人役の二人の俳優が演じる
例えば主役の奈美役は高校時代が広瀬すず、大人になった奈美を篠原涼子が演じた。
「サニー」は高校時代に仲良し6人で作ったグループの名称(韓国版は7人)
高校を卒業してからバラバラになって会うこともなく20数年、それぞれの道を歩いた。

日本版の高校生の時代は安室奈美恵がブレークした1995年から1997年の間
映画の所々に安室を中心に当時の華やかでリズミカルな曲がかかっている
女子高生はルーズソックスが流行していたゆる~い時代で、小ギャルと呼ばれた女子学生の元祖パパ活が都会ではちらほら、主人公の女子高でも不良女子がパパ活、恐喝、覚せい剤使用などをやっている。

韓国版の高校時代は1980年代の軍事クーデター政権の時代。
主人公の兄の役柄にも違いが生じる、日本版ではおたく、引きこもりの23歳、韓国版では反政府運動に加わって警察に目をつけられている左翼活動家。
サニーのメンバーの役柄は日本版も韓国版も同じ(韓国は1人多い)
バックの音楽は映画タイトルになっている「サニー」など

1960年代後半にヒットのシェール版 当時人気の日産サニーが


主役の奈美(広瀬すず/篠原涼子)は阪神淡路大震災で被害を受けて淡路島から東京へ引っ越してきた(韓国版は田舎町からソウルへ出てきた家族)
方言があって同級生から「田舎者」とバカにされるが、サニーのリーダーの芹香(山本舞香/板谷由夏)は奈美を友達に誘ってくれる、他の3人も異存なく友達になる
ただ美人の女子高生(ファッション誌のモデルにもなっている)ナナは田舎臭い奈美が嫌い、だがサニーのメンバーになることには反対しない。
なぜナナは奈美を嫌うのか?

高校生の娘の母である現在の奈美は金持ちではないが夫が稼ぐので専業主婦でまずまず豊かな暮らしをしている(韓国版はもっとリッチな家庭)

実母が入院しているので病院へ見舞いに行き、そこでガンの闘病をしている芹香と再会する、しかし芹香は余命一か月であった。(韓国版は二か月)
幾つかの会社を経営して大成功した芹香だが、家族もなく寂しい終焉を迎えようとしていた、そこに偶然、奈美が現れて、芹香は死ぬ前にサニーのメンバーにもう一度会いたい、行方がわからない仲間を探してほしいと頼む。

学校へ昔の担任を訪ねていくと仲間だった梅(富田望生/渡辺直美)も先日学校に来て行ったと名刺をくれる。
梅は不動産外交員(韓国版は生命保険外交員)だが売上最低でクビ寸前だった、だが持ち前の明るさで気にしていない。梅は知り合いの興信所へ奈美を連れて行く。
探偵はすぐに裕子(野田美桜/小池栄子)を見つけた、裕子は整形美容のカリスマと結婚して玉の輿、最も優雅な生活をしていた、しかし勝ち気の裕子は夫の浮気癖に頭にきていて離婚を考えていた。

次にシン(田辺桃子/ともさかりえ)が見つかった、シンは美容院を経営していたが失敗して多額の借金をして離婚、アル中になって荒んだ最低の生活をしていた、娘とも暮らすことができない状態だった。
そして芹香が死んだ・・・・・
生前の芹香に会えた奈美と梅と裕子が葬儀に参列、そこにシンもやってきて泣き崩れる。
高校時代、覚せい剤中毒の同級生(韓国版はシンナー中毒)に顔を切られ、頬に大きな傷を負って行方不明になった有望なファッションモデルだったナナ(池田エライザ)は葬儀に来るのか? そして探偵の手にある芹香の遺書には何が書かれているのか。

大人になった「サニーメンバー」(韓国版の役柄名)
主役の奈美(ナミ)は反抗期の娘に手を焼く専業主婦
芹香(チュナ)は幾つもの会社を経営している実業家になった
梅(チャンミ)は営業成績最低の営業員
裕子(ジニ)は玉の輿だが夫の浮気発覚
なな(スジ)は高校生の時からモデルだったが顔に傷が出来て行方不明
しん(ポッキ)は美容院経営が破綻してアル中の雇われママ(韓国版はホステス)
韓国版では小説家を目指したクムオクがいるが、日本版では該当者なし。

ワタル(三浦春馬)との淡い恋、大人になって会いに行くが・・・
なんと3日間で両方の映画を計5回も見てしまった。

それにしても、最初は奈美が広瀬すずだとは気づかなかった、役ごとに別人になれるのが本当にうまい役者だ、どの映画を見ても同じ役者臭の役者は映画やドラマに入り込めない、その点では広瀬はたいしたものだ。









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