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大谷翔平の実力 投手編

2023年10月12日 22時34分58秒 | 野球
 ナ・リーグで毎年ポストシーズンの常連であるドジャースはレギュラーシーズンで16ゲームの大差をつけたD.バックスにスィープされて敗退した。
前田健太のツィンズも終わった、これで日本人選手が所属するチームは全てリーグ優勝決定戦前に姿を消した。

 卵が先か、鶏が先か?のように、勝利の条件は投手力なのか、打撃力なのか
もちろん両方が揃っているのが一番強いが、「盾か矛か」は興味があります。
ということで今日は投手力で大谷選手を比べてみます。

 今シーズンの大谷投手の成績
10勝5敗 防御率3.14 勝率.667 奪三振167

エンゼルス
勝利数 大谷10 サンドバル7 キャニング7
防御率 大谷3.14 サンドバル4.11 キャニング4.32
勝率 大谷.677 アンダーソン.500 キャニング.467
奪三振 デトマーズ168 大谷167 キャニング139

大谷、サンドバル、キャニングの3本柱に見えるが、合格点は大谷一人と言って良い、打撃に加え投手陣も弱すぎるエンゼルス。

ドジャース
勝利数 カーショー13 リン13 B.ミラー11 大谷10
防御率 カーショー2.46 大谷3.14 B.ミラー3.76
勝率 B..ミラー.733 カーショー.722 大谷.667 
奪三振 リン191 大谷167 カーショー137

カーショー、リン、ミラーの3本柱に大谷が加われば4本柱となる
但し、来季は大谷は投げないので現状が続く、カーショーも35歳で故障がちになった、13勝投手もう一枚は欲しいところだ。

マリナーズ
勝利数 カスティヨ14 ギルバート13 カービー13
防御率 大谷3.14 カスティヨ3.34 カービー3.35
勝率 大谷.667 ギルバート.650 カスティヨ.609
奪三振 カスティヨ219 ギルバート189 カービー172

カスティヨ、ギルバート、カービーの3本柱はドジャースの3本柱より2回りほど太い、大谷が加われば先発4本柱で55勝は稼げそう。 ただし再来年以降。

ヤンキース
勝利数 コール15 大谷10 シュミット9
防御率 コール2.63 大谷3.14 シュミット4.64
勝率 コール.789 大谷.667 シュミット.500
奪三振 コール222 大谷167 シュミット149

投手陣はコールのワンマンチームだが、逆に言えば特出した投手は居ないが、3勝から7勝くらいの投手が大勢いて、日替わりで登板して100勝を稼いだと言える。
昨年サッカーJ2で優勝した新潟アルビレックスの得点パターンと同じだ。

最強アストロズ
勝利数 バーランダー13 ブラウン11 バルデス11 フランス11 ハピエル10
防御率 バーランダー3.22 バルデス3.45 フランス3.83
勝率 ハピエル.667 フランス.647 バーランダー.619
奪三振 バルデス200 ブラウン178 ハピエル159

5本柱を擁するのはさすが最強チームだ

投手王国レンジャース
勝利数 シャーザー13 イオバルディ12 ダニング12 ヒーユー10
モンゴメリー10 ペレス10 グレイ9
防御率 モンゴメリー3.20 イオバルディ3.63 シャーザー3.70
勝率 ペレス.714 イオバルディ.706 シャーザー.684
奪三振 シャーザー174 モンゴメリー166 ヒーユー151

なんと9勝以上が7人の先発王国だ、7人の合計勝ち星は76勝
アストロズ投手陣に勝るのがレンジャースだ、直接対決のリーグ決定シリーズが楽しみだ

因みに各チームのクローザーの成績
エンゼルス エステベス5勝5敗 31セーブ 3.90
ドジャース フィリップス2勝4敗 24セーブ 2.05
マリナーズ ムニョス4勝7敗 13セーブ 2.94
ヤンキース ホームズ4勝4敗 24セーブ 2.86
アストロズ プレスリー4勝5敗 31セーブ 3.58
レンジャーズ スミス2勝7敗 22セーブ 4.40 


大谷翔平の実力

2023年10月12日 07時52分01秒 | 野球
メジャーリーグもいよいよ大詰めで、早くもテキサス.レンジャーズがリーグ優勝シリーズ出場を決めた。
トーナメント方式だから、準決勝に駒を進めたと言うところだ。
圧倒的な強さで地区優勝を果たしたオリオールズをスィープしての一番出世
オリオールズはペナントレース90数カード、スィープされたことが無かったと言うことだが、あっさりこのシリーズで3連敗してしまった。

ワールドチャンピオンを目指しての戦いは、ヒートアップしてきて面白いが
テレビ放送が少ないので、併せて録画しておいたWBCの試合をもう一度見直している
昨日は開幕戦、ランキング30位の中国戦を見た、コールド寸前まで行ったが、中国もラグビーの日本同様に後半はじめまでは良い勝負をしていた。
中国選手にも高校時代に東海大菅生でプレーしていた選手(巨人の高橋投手の2年先輩)やNPBやMLBに所属した選手もいたので驚いた。
ペイ.リャン選手は戸郷からホームランを放った、投手陣も後半は格落ちの投手が打ち込まれたが、先発、2.3番手は良い投球をして日本打線と互角に戦っていた。 14億中国で野球人口が増えれば経済同様に強敵になる可能性はある。

大谷選手の今シーズンの出場135試合の打撃成績は
打率.304 打点95 本塁打44(ホームラン王) 盗塁20 四死球94 OPS1.066

これを移籍候補に名前が挙がっているドジャース、マリナーズ、ヤンキースに当てはめてみると

ドジャース
打率 フリーマン.331 ベッツ.307 大谷.302
打点 ベッツ107 マンシー105 マルチネス103 フリーマン102 大谷95
本塁打 大谷44 ベッツ39 マンシー36 マルチネス33
盗塁 フリーマン23 大谷20
四死球 ベッツ104 大谷94 マンシー91 フリーマン88 
OPS 大谷1.066 ベッツ.987 フリーマン.976 マルチネス.893

ドジャースはフリーマン、ベッツ、マンシー、マルチネスの強力な打撃4本柱がある、そこに大谷が加わればMLB最強打撃陣のチームの一つになるのは確実だ。

マリナーズ
打率 大谷.302 ロドリゲス.275 クロフォード.266
打点 ロドリゲス103 スアレス96 大谷95 ヘルナンデス93
本塁打 大谷44 ロドリゲス32 ラリー30
盗塁 ロドリゲス37 カバジェロ26 大谷20
四死球 クロフォード99 大谷94 スアレス85
OPS 大谷1.066 クロフォード.818 ロドリゲス.818 

マリナーズは看板スターロドリゲスを中心にスアレス、クロフォードが攻撃の要、そこにロドリゲス以上の大谷が加われば、かなりの強力打線となる。

ヤンキース
打率 大谷.302 トーレス.273 ジャッジ.267 
打点 大谷95 ジャッジ75 トーレス68
本塁打 大谷44 ジャッジ37 トーレス25
盗塁 ポルペ24 大谷20
四死球 大谷94 ジャッジ88 トーレス70
OPS 大谷1.066 ジャッジ1.019 トーレス.800

ヤンキースは打撃陣が弱い、ジャッジが故障しなければ大谷との主砲が100発以上打ち込む打線になる、加えてトーレスが副砲となる。
しかし、もう一本3割100打点以上の副砲が欲しい。

最強チームアストロズ
打率 アルヂュベ.311 大谷.302 アルバレス.293
打点 タッカー112 ブレグマン98 アルバレス97 大谷95 アブレイユ90
本塁打 大谷44 アルバレス31 タッカー29
盗塁 タッカー30 大谷20 マコーミック19
四死球 ブレグマン100 大谷94 タッカー83 アルバレス82
OPS 大谷1.066 アルバレス.990 アルヂュベ.915

強力打撃陣はMLB最強、そこに大谷が加われば1番から6番まですべてが主砲、副砲で相手投手は気が休まらないだろう
アストロズは大谷が居なくても最強球団の地位は揺るがない。

因みにエンジェルスでは全部門大谷が1位、大谷、トラウトには出てほしくないはず、だが大谷の残留はもはやありえないだろう。
故障がちなトラウトを若手との交換放出を目玉に、財源確保して若手を育てる名監督に金をかけて、3年後、5年後の若手を育てる計画に切り替えた方が良いだろう。

この他、OPSで大谷に僅差の1点台2選手、39本塁打106打点のガルシア、80打点以上5人を擁して一抜けで地区代表シリーズに進んだレンジャースがポストシーズンの大目玉になりそうだ
リーグ決定戦シリーズは(おそらく)アストロズとの炎の決戦が楽しみだ。