ようやく、鯛は姿を消しつつある、しかし今年は獲れる期間が長かったなあ
だいたい5月頃が旬なのだけれど、その後もずっと型の良いのが獲れていた
お盆前の市場ではこんな位の鯛が競りにかけられた、なかなか美形
春には大きくなると5kg位の物も獲れるけれど、皮が固く、身割れも起きやすいので
3kg以上の鯛は値が安い、一番良いのは1~2kgの鯛である
最近多くなってきたのが「赤むつ」だ、新潟市周辺では「ノドグロ」という
たしかに、赤むつの咽と腹は黒い薄皮に覆われている
1kgを超えるものだとふっくらとして丸みを帯び、皮目には脂が浮き出ているのではと思う様な
色合いが見られる。
山陰地方では大量に赤むつが獲れるらしい、わりと小ぶりの物も多くて値段も北陸のものより
遥かに安い様だ。
ただ北陸のノドグロはブランドだ、新潟市の有名料亭で大きなノドグロの塩焼きをコースの中で
食べた事がある、あれだけ大きい物は、私の地元では見たことが無い
脂肪たっぷりの皮のうまさときたら、例えようが無いなあ・・・
焼き魚は身より皮と背びれが美味くて好きだ
牡丹エビがさかんに獲れている
大きなところで20cmほどのサイズも獲れるが数は少ない
見た目ほど身が多いわけでは無く、甲羅(殻)が大部分を占めている、それより体の
半分が頭だ、卵が美味しそう、焼くと美味しそうだ
あまりこのエビは食べない、値段が良い割に食べるところが少ない、
でもはったりはきくエビだ
車エビの方が好きだが、今年は車エビが異常に少ない
居なくなったのか、それとも漁業者が居なくなったのか、何でも衰退していく時代になった