【１００２/２３１：映画】農業で暮らす夫婦追った「空想の森」 きょう大津・滋賀会館で最終上映

◇米の「食べくらべ」も

　北海道新得町で農業をしながら生活する２組の夫婦を追ったドキュメンタリー映画「空想の森」（田代陽子監督）が、大津市京町３の滋賀会館で上映されている。最終日の２８日は、県内の米農家を囲み、生産の秘話を聞きながら米を食べ比べる催しが開かれる。上映は午前１０時～午後０時１０分。「食べくらべ」は午後０時半から。両方参加は１５００円（学生１０００円）。食べくらべのみは５００円。問い合わせは滋賀会館シネマホール（０７７・５２２・６２３２）。【後藤由耶】

（２月２８日付け毎日新聞・電子版）

http://mainichi.jp/area/shiga/news/20100228ddlk25040335000c.html

【１００２/２３０：福祉施設】甲良町ライフサポートセンター：子育て、介護など４機能 複合施設が完成

　甲良町下之郷に子育て支援や介護予防、グループハウスなど四つの機能を備えた複合施設「甲良町ライフサポートセンター」が完成した。

　子育て支援や介護など３機能を持つ施設は鉄骨平屋７５０平方メートル。「ほっと館」では、子育てや不登校などの相談・支援業務を行うほか、高齢者筋力向上トレーニング事業や認知症予防、次世代交流を図る。デイサービスセンター「かつらぎ」は定員１２人で運営する。古民家を改修したグループハウス「けんじいの家」は木造２階建て延べ約２２０平方メートル。町内に１年以上居住し、１人暮らしで６０歳以上などの入居条件があり、定員は５人。

　総事業費は約２億円。町保健福祉課は「若い母親同士や世代間交流を深める場。将来的にはまちづくりの拠点施設にしたい」としている。【松井圀夫】

（２月２８日付け毎日新聞・電子版）

http://mainichi.jp/area/shiga/news/20100228ddlk25040305000c.html

【１００２/２２９：公立図書館動向】長浜市、図書館に就職応援コーナー 書籍や求人情報備える

【写真：就職関連の書籍を集めて開設された資格取得・就職応援コーナー＝長浜市の長浜図書館で】

　景気低迷に伴う雇用環境の悪化を受け、長浜市は２月２６日、市内の長浜図書館と湖北図書館に、資格取得・就職応援コーナーを開設した。就職関連の書籍を集めるほか、求人情報も備える。市とハローワークが連携して、専門コーナーを設けるのは県内の図書館で初めてという。

　図書館の蔵書のうち各種の資格取得や面接、ビジネスマナー、起業・開業に関する本を１カ所に集約。長浜は１３００冊、湖北は１９００冊の規模になる。このほかハローワーク長浜で取り扱っている求人や内職の情報、パンフレット、職業訓練・講座の受講案内を置いている。

　コーナーの開設期間は来年３月末までだが、雇用状況により延長する。市の有効求人倍率は昨年１２月時点で０・４７倍。市商工振興課は「失業者や若者の明日をひらく助けに少しでもなってほしい」と利用を呼び掛けている。　（近藤歩）

（２月２７日付け中日新聞・電子版）

http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20100227/CK2010022702000014.html

【１００２/２２８：県内企業動向】びわ銀・関西アーバン銀合併 / 新銀行、１日誕生

　滋賀県を地盤とするびわこ銀行（大津市）と大阪府中心の関西アーバン銀行（大阪市）が３月１日に合併し、新銀行「関西アーバン銀行」が誕生する。府県をまたぐ第二地方銀行同士の合併は関西で初めてで、預金量４兆円と関西４番目の規模を持つ広域地銀として大阪、滋賀を中心に営業拡大を目指す。

　新銀行の本店は大阪市中央区の現関西アーバン銀行本店に置き、近畿２府４県を中心に関西の地銀で最多の計１７０店舗を展開する。頭取には北幸二関西アーバン銀頭取、副会長に山田督びわ銀頭取が就く。

　大津市の現びわ銀本店は「びわこ本部」として県内の営業、融資審査の中枢機能を残す。合併を機にびわ銀が得意とした環境関連融資を大阪など全店で扱う一方、親会社の三井住友銀行の協力も得て人口増が続く滋賀県で個人・法人取引を開拓するなど相乗効果の発揮を目指す。

　１日は営業開始に先立ち、大改装を終えた大津市のびわこ本部で北頭取、山田副会長が出席して発足を記念する式典を開く。滋賀県の嘉田由紀子知事らを招いてテープカットなどで新銀行の船出を祝う。

（２月２７日付け京都新聞・電子版）

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P20100227000153&genre=B1&area=S00

【１００２/２２７：海外支援】募金：カンボジアに井戸を 通学困難な子どもたち支援

■大津比叡ＬＣ呼びかけ　

　大津市のボランティア団体「大津比叡ライオンズクラブ」は、衛生や教育環境が不十分なカンボジアに井戸を掘り、同国の子どもたちを支援しようと募金を呼びかけている。１基約３万円で完成するという。

　井戸掘りは、国内外で活動するＮＧＯ「ＭＡＫＥ　ＴＨＥ　ＨＥＡＶＥＮ」（本部・香川県小豆島町）が取り組むカンボジア支援の一環。理念に共感した同クラブが後方支援を決めた。同クラブによると、カンボジアは都市部や観光地以外はライフラインが未整備で、地方の子どもたちは遠く離れた池に水くみに行くのが日課。そのため学校に通うことも難しいという。

　以前から同ＮＧＯと交流のあるクラブの元会長、青山三四郎さん（６６）は「井戸を掘り、子どもたちが少しでも学校に行けたら」と話す。募金で約１００万円を集めて同ＮＧＯに届け、３０基程度の井戸の完成を目指す。

　募金は振り込みで、滋賀銀行本店（普通３６７３６５）か、びわこ銀行本店（普通６４２０５９）へ。口座名義はいずれも「大津比叡ライオンズクラブ」。今秋まで受け付ける。問い合わせは青山さん（０７７・５３４・００４４）。

（２月２７日付け毎日新聞・電子版）

http://mainichi.jp/area/shiga/news/20100227ddlk25040541000c.html