友人を殴って死なせたとして傷害致死罪に問われた湖南市水戸町、無職、池田薫被告(23)の裁判員裁判初公判が2月2日、大津地裁(坪井祐子裁判長)であり、池田被告は起訴内容を認めた。被害者の本庄一善さん(当時19歳)の父親が「被害者参加制度」に基づき弁護士と出廷、検察官の後ろに着席した。同制度の適用は大津地裁では初めて。
起訴状によると、池田被告は昨年7月11日、湖南市正福寺の空き地で、本庄さんの胸や顔などを拳で殴って転倒させ、死なせたとされる。池田被告は同日午後6時55分ごろ、本庄さんが息をしていないことから110番通報した。弁護側は「警察に発覚する前に通報した」と自首の成立を主張したが、検察側は「逮捕を恐れて軽自動車内に13時間以上放置した」と指摘した。3日に被告人質問などがあり、4日に判決が言い渡される。【前本麻有】
(2月3日付け毎日新聞・電子版)
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20100203ddlk25040506000c.html
起訴状によると、池田被告は昨年7月11日、湖南市正福寺の空き地で、本庄さんの胸や顔などを拳で殴って転倒させ、死なせたとされる。池田被告は同日午後6時55分ごろ、本庄さんが息をしていないことから110番通報した。弁護側は「警察に発覚する前に通報した」と自首の成立を主張したが、検察側は「逮捕を恐れて軽自動車内に13時間以上放置した」と指摘した。3日に被告人質問などがあり、4日に判決が言い渡される。【前本麻有】
(2月3日付け毎日新聞・電子版)
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20100203ddlk25040506000c.html