交錯

2011-06-17 23:40:16 | 絵画鑑賞、創作

  晴れ。一日、無駄な雑務に追われた…。私は行く意味ないじゃん!?

 ベラスケスとルーベンスを見ていたが、全くもってこのバロック期という時代は凄い画家が多かったものだ。ルネサンス三巨匠から、ティツィアーノから学んだ偉い画家たち。この人たちって、やっぱりお互いのことを意識していたのであろうか? そこのところが非常に気になる。ベラスケスとルーベンスは一度会っていると記憶するが、一体どのような会話がなされたのだろう? 大変にスリリングな瞬間である。

 かなり古いと思っていても、意外に画家達の時期は重なっているものなのが正直意外で驚きである。例えば、ドラクロワはかなり古い時代かと思いきや、あの印象派のモネが二十歳くらいのとき、まだ存命で、晩年期だったのだ。つまり、若かりしクロード・モネは、ドラクロワ作品を見ていたことになる。かなりの時代差があると感じるが、実はこのように、意外と時期は重なっている。皆、互いにどう思っていたのかと考えれば、非常にロマンを感じる。