(115) 甲賀忍者
四百字詰原稿用紙換算9枚
ページ数や内容に縛りのないweb漫画掲載を想定しておりネームがなくても順番にコマが起ち上がるように書いてあります。季節は常に真夏である。
登場人物
石川翔(17)170㎝で痩身、黒縁メガネをかけた品のいいイケメン。
ベトナム人の女達7人(各25。顔は並以下)
お春(20)120話で既出の美人。170㎝。
同、既出の執事(60)
同、既出のメイド三人(共に25)。ダウントン・アビーのメイドと同じ服(丈はひざが隠れる長さ)を着ている。
N=ナレーション
○夜。石川の寝室。
石川が素っ裸で寝てる絵に、
N 『彼は全裸で寝る習慣があり、一度寝たら朝まで絶対に目を覚まさなかった』
別室でトランクス一枚で眠る修一の絵に、
N 『修一も同様であったーー』
石川の寝室のドアからA、B(共に下着姿)の二人が忍び入る。
二人、ベッドの横に立ったまま石川の股間を見てゴクッとツバを飲む。
欲情した二人が顔を見合わせる。
Bがフェラしながら、もうOKよとAに頷くとAが待ちきれぬようにパンツを脱ぐ。
A、騎乗位で石川に跨り、挿入の快感に貫かれる。
喘ぎ声を漏らさぬように手で口を塞いで激しく腰を振る絵に、
N 『三年近く禁欲生活を送ってきた彼女たちはものすごく飢えていた・・・』
A、口を塞いで登り詰める。
Bが騎乗位で石川に跨がる横でAがパンツを履いている。
B、手で口を塞いで登り詰める。
済んだA、Bと新たな欲情した女二人が石川の様子を伺いながら入れ替わる。
修一の寝室に下着姿の別の女二人が忍び入る。
そして騎乗位で修一に跨り、挿入の快感に貫かれる絵に、
N 『繰り返すが、彼女たちはむちゃくちゃ飢えていて・・・』
別の女が修一の上で登り詰める絵に、
N 『ひたすら二人を交互に犯し続け、生殖器がこすれ合う湿った音は朝までやむことがなかった・・・』
朝。石川邸の絵。
注、ベトナム人達がテーブルですっきりした顔で朝食を食べている前で、石川がぐったりとうつ伏せになっている。
目の下にクマを作り、ふらつきながらやってきて、、
修一「おはよー・・・」
クマができた顔を上げ、
石川「おはよ・・・」と死んだように応える。
「ふあー」と欠伸しながら石川の隣に掛け、
修一「熟睡した筈なのにすっげーだるくて・・・」と言う彼に、メイドがポットの紅茶を注ぐ。
石川「ぼくも腰がカクカクしてよろけそうなの・・・」
ベトナム人達、顔に羞恥を滲ませ修一と石川の様子を伺う。
共に朝食を食べながら、
修一「彼女らをどこに案内するかもう計画をたてた?」
石川「まずはディズニーで一日遊ばせてあげて、明日は浅草周辺の観光を考えてるんだけど」
それを聞いて「うわー、やっと夢が適ったー」「わーい」等と大喜びするベトナム人達を見て微笑み、
修一「じゃ俺は、にわか添乗員に徹するか」
石川「お春さんに添乗員役を頼んだから、僕らはただついて行くだけでいいんだよ」
修一「(喜び)おー、お春が一緒なら楽しくなりそう」
石川「(嬉しそうに)でしょ?」
B 「御馳走様でした」
A 「(立ち上がり)じゃ、私達は部屋にもどって支度をしてきます」
笑顔で頷き、
石川「三十分後に貸切バスが来るからね」
広大な庭園に視線を向け、
修一「ところで、この屋敷には塀も門もないけど警備はどうしてんだ?」
修一「この広さだと警備員が四、五人は常駐してなきゃ目が行き届かないだろ?」
石川「侵入者をみつけても法律上攻撃できない警備員なんか何人いたって意味ないよ」
修一「じゃ、どうしてんの?」
石川「屋敷の周囲をつねにB1が巡回してて不審者を感知したらチクリと瞬殺」
修一「そうか、石川君にはB1という無敵のロボットがいたんだ」
石川(昨夜から修ちゃん家にも一機張りつかせてるけどね)
修一「で、成果のほどは?」
石川「毎月、敷地内で2、3人はアナフィラキーショックで死んでるよ」
修一「おおー、さすがB1」
修一「まてよ、それ商売にならないか?」
修一「一般家庭の空き巣対策にレンタルで貸し出すとか?」
石川「B1の存在を世間に知られたらまずいからそれは出来ないんだ」
修一「そうか、あくまで野生のスズメ蜂に刺されてのショック死でなきゃダメか・・・」
石川「とは言っても海外の超VIPには月に一千万でレンタルしてるんだけどね」
修一「やっぱり、俺が思いつく事なんかとっくに実行してたか」
石川「敵を暗殺しても絶対足がつかないとこが顧客に受けてるみたい」
修一「何匹位レンタルしちょるん?」
石川「いまのところ百二十機かな・・・」
驚愕して携帯の計算機で計算し、
修一「げーっ、一機で年間一億二千万、それ掛ける百二十・・・」
必死で計算する修一をみて苦笑し、
石川「政治家やマフィアが顧客だからB1の事をバラされる心配もないしね」
修一「この間は養蜂業者のために開発したって言ってたけどやっぱり暗殺用だったか・・・」
と言った時に後ろから声、
「翔さま、バスが参りました」
振り向くと、長い髪を下したお春がノースリーブ、超ミニで立っていたので驚き、
修一「うっ、お春・・・!」
うっとり見惚れ、
修一「髪を下したらこんなにも雰囲気が変わるのか・・・」
お春「着物の方がよかったですか?」
修一「ど、どっちも、ってか、着物とミニと交互が刺激的でいい」
お春「(頬を染め)さあ、皆さんお待ちかねですから参りましょうか」
三人が庭に出るとオープントップバス(ベトナム人達は既に二階に乗り込んではしゃいでいる)が停まっており、
修一「(あっ気にとられ) オープントップバス・・・」
石川「うふ」
執事とメイド達に、
「翔様、いってらっしゃいませ」とうやうやしく見送られバスが出発する。
上空を飛ぶB1の絵。
下方を向いてるB1の目のアップ。
B1の背後から高速を走るバスを俯瞰して描いた絵。
高速を走るバス(一番前に修一が掛け、その横に立ったお春がマイクでアナウンスしている)を上から俯瞰した絵にお春の声、
「では、もう少しでディズニーに到着しますので、それまで車窓の風景をお楽しみ下さい」
修一の横に腰を下したお春に、
修一「声よし、ガイドぶりもよし、とても素人とは思えんのう」
お春「(照れて)昨夜、猛特訓したんです」
修一「きのう聞きそびれたんじゃがね・・・」
修一「どうみても名物茶店は暇だし、退屈じゃない?」
お春「あの茶店は翔様が修一様を驚かすためだけに作ったんですよ」
お春「わたしの本業は翔様の取引相手の身辺調査と情報収集なんです」
修一「(驚愕し)なにっ、俺のためだけにわざわざあれを作ったのか?」
お春「(笑顔で頷き) 修一様の驚いた様子に翔様もご満足のようでした」
修一「(不思議そうに)なんでわざわざ大金をかけてまで・・・」
お春「きっと修一様の人柄に魅せられたんじゃないでしょうか」
首を傾げ、
修一「わからん。石川君が何を考えちょるんかさっぱり分からん」と言うのを、お春が微笑ましそうに見ている。
修一「はっ、まてよ」
修一「情報収集が仕事って言ったな?」と聞かれ、お春が微笑して頷く。
修一「なら危険な場面に遭遇する事もあるだろ?」
お春「ときには・・・」
修一「そんな時どうやって身を守るんだ、なにか格闘技でも習ってんのか?」
お春「(微笑)私は甲賀忍者の末裔なんです」
修一「(驚愕し)はあー?・・・」
つづく
四百字詰原稿用紙換算9枚
ページ数や内容に縛りのないweb漫画掲載を想定しておりネームがなくても順番にコマが起ち上がるように書いてあります。季節は常に真夏である。
登場人物
石川翔(17)170㎝で痩身、黒縁メガネをかけた品のいいイケメン。
ベトナム人の女達7人(各25。顔は並以下)
お春(20)120話で既出の美人。170㎝。
同、既出の執事(60)
同、既出のメイド三人(共に25)。ダウントン・アビーのメイドと同じ服(丈はひざが隠れる長さ)を着ている。
N=ナレーション
○夜。石川の寝室。
石川が素っ裸で寝てる絵に、
N 『彼は全裸で寝る習慣があり、一度寝たら朝まで絶対に目を覚まさなかった』
別室でトランクス一枚で眠る修一の絵に、
N 『修一も同様であったーー』
石川の寝室のドアからA、B(共に下着姿)の二人が忍び入る。
二人、ベッドの横に立ったまま石川の股間を見てゴクッとツバを飲む。
欲情した二人が顔を見合わせる。
Bがフェラしながら、もうOKよとAに頷くとAが待ちきれぬようにパンツを脱ぐ。
A、騎乗位で石川に跨り、挿入の快感に貫かれる。
喘ぎ声を漏らさぬように手で口を塞いで激しく腰を振る絵に、
N 『三年近く禁欲生活を送ってきた彼女たちはものすごく飢えていた・・・』
A、口を塞いで登り詰める。
Bが騎乗位で石川に跨がる横でAがパンツを履いている。
B、手で口を塞いで登り詰める。
済んだA、Bと新たな欲情した女二人が石川の様子を伺いながら入れ替わる。
修一の寝室に下着姿の別の女二人が忍び入る。
そして騎乗位で修一に跨り、挿入の快感に貫かれる絵に、
N 『繰り返すが、彼女たちはむちゃくちゃ飢えていて・・・』
別の女が修一の上で登り詰める絵に、
N 『ひたすら二人を交互に犯し続け、生殖器がこすれ合う湿った音は朝までやむことがなかった・・・』
朝。石川邸の絵。
注、ベトナム人達がテーブルですっきりした顔で朝食を食べている前で、石川がぐったりとうつ伏せになっている。
目の下にクマを作り、ふらつきながらやってきて、、
修一「おはよー・・・」
クマができた顔を上げ、
石川「おはよ・・・」と死んだように応える。
「ふあー」と欠伸しながら石川の隣に掛け、
修一「熟睡した筈なのにすっげーだるくて・・・」と言う彼に、メイドがポットの紅茶を注ぐ。
石川「ぼくも腰がカクカクしてよろけそうなの・・・」
ベトナム人達、顔に羞恥を滲ませ修一と石川の様子を伺う。
共に朝食を食べながら、
修一「彼女らをどこに案内するかもう計画をたてた?」
石川「まずはディズニーで一日遊ばせてあげて、明日は浅草周辺の観光を考えてるんだけど」
それを聞いて「うわー、やっと夢が適ったー」「わーい」等と大喜びするベトナム人達を見て微笑み、
修一「じゃ俺は、にわか添乗員に徹するか」
石川「お春さんに添乗員役を頼んだから、僕らはただついて行くだけでいいんだよ」
修一「(喜び)おー、お春が一緒なら楽しくなりそう」
石川「(嬉しそうに)でしょ?」
B 「御馳走様でした」
A 「(立ち上がり)じゃ、私達は部屋にもどって支度をしてきます」
笑顔で頷き、
石川「三十分後に貸切バスが来るからね」
広大な庭園に視線を向け、
修一「ところで、この屋敷には塀も門もないけど警備はどうしてんだ?」
修一「この広さだと警備員が四、五人は常駐してなきゃ目が行き届かないだろ?」
石川「侵入者をみつけても法律上攻撃できない警備員なんか何人いたって意味ないよ」
修一「じゃ、どうしてんの?」
石川「屋敷の周囲をつねにB1が巡回してて不審者を感知したらチクリと瞬殺」
修一「そうか、石川君にはB1という無敵のロボットがいたんだ」
石川(昨夜から修ちゃん家にも一機張りつかせてるけどね)
修一「で、成果のほどは?」
石川「毎月、敷地内で2、3人はアナフィラキーショックで死んでるよ」
修一「おおー、さすがB1」
修一「まてよ、それ商売にならないか?」
修一「一般家庭の空き巣対策にレンタルで貸し出すとか?」
石川「B1の存在を世間に知られたらまずいからそれは出来ないんだ」
修一「そうか、あくまで野生のスズメ蜂に刺されてのショック死でなきゃダメか・・・」
石川「とは言っても海外の超VIPには月に一千万でレンタルしてるんだけどね」
修一「やっぱり、俺が思いつく事なんかとっくに実行してたか」
石川「敵を暗殺しても絶対足がつかないとこが顧客に受けてるみたい」
修一「何匹位レンタルしちょるん?」
石川「いまのところ百二十機かな・・・」
驚愕して携帯の計算機で計算し、
修一「げーっ、一機で年間一億二千万、それ掛ける百二十・・・」
必死で計算する修一をみて苦笑し、
石川「政治家やマフィアが顧客だからB1の事をバラされる心配もないしね」
修一「この間は養蜂業者のために開発したって言ってたけどやっぱり暗殺用だったか・・・」
と言った時に後ろから声、
「翔さま、バスが参りました」
振り向くと、長い髪を下したお春がノースリーブ、超ミニで立っていたので驚き、
修一「うっ、お春・・・!」
うっとり見惚れ、
修一「髪を下したらこんなにも雰囲気が変わるのか・・・」
お春「着物の方がよかったですか?」
修一「ど、どっちも、ってか、着物とミニと交互が刺激的でいい」
お春「(頬を染め)さあ、皆さんお待ちかねですから参りましょうか」
三人が庭に出るとオープントップバス(ベトナム人達は既に二階に乗り込んではしゃいでいる)が停まっており、
修一「(あっ気にとられ) オープントップバス・・・」
石川「うふ」
執事とメイド達に、
「翔様、いってらっしゃいませ」とうやうやしく見送られバスが出発する。
上空を飛ぶB1の絵。
下方を向いてるB1の目のアップ。
B1の背後から高速を走るバスを俯瞰して描いた絵。
高速を走るバス(一番前に修一が掛け、その横に立ったお春がマイクでアナウンスしている)を上から俯瞰した絵にお春の声、
「では、もう少しでディズニーに到着しますので、それまで車窓の風景をお楽しみ下さい」
修一の横に腰を下したお春に、
修一「声よし、ガイドぶりもよし、とても素人とは思えんのう」
お春「(照れて)昨夜、猛特訓したんです」
修一「きのう聞きそびれたんじゃがね・・・」
修一「どうみても名物茶店は暇だし、退屈じゃない?」
お春「あの茶店は翔様が修一様を驚かすためだけに作ったんですよ」
お春「わたしの本業は翔様の取引相手の身辺調査と情報収集なんです」
修一「(驚愕し)なにっ、俺のためだけにわざわざあれを作ったのか?」
お春「(笑顔で頷き) 修一様の驚いた様子に翔様もご満足のようでした」
修一「(不思議そうに)なんでわざわざ大金をかけてまで・・・」
お春「きっと修一様の人柄に魅せられたんじゃないでしょうか」
首を傾げ、
修一「わからん。石川君が何を考えちょるんかさっぱり分からん」と言うのを、お春が微笑ましそうに見ている。
修一「はっ、まてよ」
修一「情報収集が仕事って言ったな?」と聞かれ、お春が微笑して頷く。
修一「なら危険な場面に遭遇する事もあるだろ?」
お春「ときには・・・」
修一「そんな時どうやって身を守るんだ、なにか格闘技でも習ってんのか?」
お春「(微笑)私は甲賀忍者の末裔なんです」
修一「(驚愕し)はあー?・・・」
つづく
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