数社でボツになった漫画シナリオ

超美少年の愛(性同一性障害)は修一に恋していたが、ある切っ掛けを機に超美少女に変身して修一と・・・。

愛がイク(58)   粘着性のある湿り

2016-08-28 22:24:36 | 漫画のシナリオ
(58) 粘着性のある湿り

四百字詰原稿用紙換算10枚
ページ数や内容に縛りのないweb漫画掲載を想定しておりネームがなくても順番にコマが起ちあがるように書いてあります。季節は常の真夏である。

登場人物
岩城修一(17)170㎝。2年生。
超匂いフェチ。情に厚く恐ろしく喧嘩が強いが二枚目ではない。

真菜(18) 180㎝。スタイル抜群の美女。

桜田優子(25) 170㎝。上品かつ妖艶で超グラマーな美人。

北倉エミ(17) 165㎝。ショートヘアーのキリッとした美人。

香山京子(16)165㎝。一年、キリッとした美人。組長の娘。12話から登場。

里香(17) 165㎝。清楚な美人でアニメ声。

久美子(16) で165㎝。キリッとした美人。昔、他校で栗栖に蹂躙されてたが修一に救われる。8話から登場。

香山房江(40) 170㎝。グラマーでむせかえるような色気を放つ美女。37話から登場。

宮田 安西高校空手部主将

脇谷 同、副将

香山組の組長(50)京子の父

同、若頭(50)温厚そうな顔

N=ナレーション


舞 「きやーっ、栗栖くん!」と彼に駆け寄る。

栗栖「うぅ・・・すまん。お前の仇をうつつもりが返り討ちにされてもうたわ・・・」

   右手で栗栖の上半身を起こして支え左手を無意識に股間に添え、
舞 「いいの、栗栖くんの気持ちだけで舞はもう胸が一杯だから・・・」

   栗栖、ふっと舞の手が添えられたわが股間を見る。

舞 「え、どうしたの?」

栗栖「な、なんやしらんむずむずしてきた・・・」

栗栖「も、もうちょっと強めに触ってくれるか?」

舞 「(頬を染め)う、うん・・・」

   股間を摩り、
舞 「なにか・・・固くなって来た・・・」

   頬を染めて、
舞 「これなら・・・充分出来そう・・・」

栗栖「(嬉しそうに)ほ、ほんまに充分か?」

   久美子と共にうんこ座りで栗栖の顔を覗き込み、
修一「取り込み中のとこを悪いのう」

栗栖「(驚き)い、岩城・・・」

栗栖「ひょっとしたら試合に・・・?」

修一「お前の道着かせ」

栗栖「い、嫌じゃ!」

修一「何でじゃ?」

栗栖「お前に十八番(おはこ)をやられて堪るかい!」

修一「(不思議そうに)十八番ってなんじゃ?」

栗栖「がばっと脱いで「うっくさっ」に決まっとろうが」

栗栖「あれやられたらわしの道着が可哀そうじゃ」

久美子「ぷっ。ガラにもない可愛らしい事を」

修一「せんせん、そがあな事する訳がなかろうが」

栗栖「(疑わしそうに)ほんまじゃのう?」

修一「疑り深いやっちゃのー、はよ貸せや」

   栗栖、道着を脱ぎながら、
栗栖「あのタコ、システマをかじっとるみたいじゃ、関節技に気をつけよ」

修一「むふ、すっかり善人になりおって」

修一「じゃが全然板についちょらんぞ、のう久美子」

久美子「せっかく彼女の影響で真人間になりかけてんのに、そんな事ゆうたったら栗栖が可哀そうやんかー」

修一「おうおう、久美子まで味方につけおって、栗栖よ、お前は色男じゃのう」

栗栖「(赤面し)そ、そんなつもりはないわい、はよ行ってタコをたたんで来いや」

   道着を着ながら、
修一「はいはい、了解でちゅー」

司会「栗栖のまわりで何が起こっているのか人だかりで見えませんが、安西棄権で佐治の勝利となるのでしょうか?」

   館内の天井の絵に「おおおーー」と大どよめき。

   佐治に歩み寄る修一の絵に司会者の声、
  「な、なんとーー、まさかの岩城が登場しましたーーっ!」「予期せぬ彼の登場で館内がどよめきで唸りを上げています」

   修一を見て驚き、
房江「し、修ちゃん!・・・」

   優子達驚き、
愛 「修ちゃん!」

エミ「(心配そうに)やっぱ出るのか・・・」

房江(もうこんなとこでじっとしてられないわ、修ちゃんを応援しなきゃ)



   同、組事務所内、

   修一がアップになったテレビ画面。

組長「おおー、若っ!」

若頭「よっ、待ってましたー二代目!」

組長「やっぱり最後は若が出てバシッと〆てくれなシャレにならんでー」



   同、体育館内

   修一を心配そうに見ている優子の背後から、
房江「先生、息子が空手部なんですが、私もチアに参加させてもらえませんか?」

優子「(振り向き)え・・・」

房江「お願いです、どうか一緒に応援させてください!」

   房江に見惚れ、
優子(・・・なんて美しい人なの・・・)

優子「ど、どうぞ、大歓迎です」(美人の上に色香むんむんでますます私が霞んじゃう・・・)



   チアの控室のドアの絵。

   同、チアの控室内

注、室内には房江のみで上はブラ、下はTバックだけの姿。

   少し屈んでチア用スカートを上げる。

   だがグラマーすぎてスカートのホックが留まらず焦り、
房江「き、きつ・・・」

   なんとかホックが留まり、
房江「ふー、入ったっ」



   館内の天井の絵に「おおおーー」と大どよめき。

   大歓声の中、優子達が踊ってるのを超望遠カメラを持ったカメラマンがはいつくばって写真を撮ってる絵に司会声、
  「な、なんと、艶やかなチアリーダーにもう一人妖艶な美女が加わり観客の興奮がさらにヒートアーップ!」

   楽しそうに踊る房江をみて顎が外れそうなほど驚き、
孝二「マ・・・ママ・・・」

   房江の豊満な身体のアップに司会声、
  「超弩級!見事にくびれた豊満なボディ!これぞセクシーダーイナマイト!」

   突然スカートのホックがブチっと弾け飛び、
房江「きゃっ!」

   スカートが脱げ落ちて下半身Tバック一枚になった房江に観客が「おおおーーっ」と大どよめき。

   赤面して落ちたスカートを手に持ち、
房江(もうこうなったら・・・)

   スカートを頭上でぐるぐる回し、
房江(恥ずかしいけど構わない。修ちゃんが勝ってくれさえすれば・・・)

   観客に向かって、
房江「私の匂いでムンムンのこのスカートが欲しい人――」

観客「はいっ!はい!はい!」と大勢が応じる。

房江「じゃあいくわよーー」

観客「おおおーーっ」

房江「そーれっ」と観客に向かって放り投げる。

   観客が一斉にスカートを奪おうと群がる。

   優子達、それを見てあ然。

   そして自分もスカートを脱ぎ、
優子(わ、私だって・・・)

愛 (愛だって・・・)とスカートを脱ぐ。

   チアリーダー全員が頭上でスカートを振り回し観客に、
  「汗とエッチな匂いでムンムンのこのスカートがいる人――」

観客「はいっ!はい!はい!」と応じる。

  「いくわよーー」と叫ぶ。

観客「おおおーーっ」

司会「な、なんという至福の光景でありましょうか、私までもが興奮で声が上ずってしまいます・・・」

   携帯をもって驚愕し、
局員「ほ、本田さん!」

本田「どうした?!」

局員「し、瞬間視聴率・・・き、九〇%突破―!」

   卒倒しそうな顔で、
本田「き、きき九〇――っ!」

本田「股をアップで撮れーっ、特にあの熟女をガンガン撮るんだ!」

   踊る房江の股間のアップに本田の声、
  「テレビ史上始まって以来の百%じゃーっ!俺の名を歴史に刻むぞーーっ!」



   人ごみの後方で宮田が尻をついて両足を伸ばし、同様の格好でまだ失神している真菜の背を自分の胸にもたれさせて彼女の股間を見つめている。

   欲情に燃えた目でパンツの股間の横に手を伸ばす。

   パンツの縁を少しめくり露わになった毛を見て「ゴクッ」とツバを飲む。

   昂奮した宮田の右手が真菜のパンツの上から割れ目を摩り、左手で胸を揉む。

   ドキドキしながら割れ目に指の先を少し埋める。

宮田(・・・粘着性のある湿り・・・)

   欲情に濡れた目でその指を嗅ぎ、クラッとなる。

   パンツの上から割れ目に指がうずまる絵のアップに、
  「はぁ、はぁ、もうちょっと中まで・・・」

   指がめり込む絵に「はぁ、はぁ、はぁ・・・」と荒い息遣い。

       つづく
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愛がイク (57)   いまわろうたの誰や?

2016-08-28 13:44:17 | 漫画のシナリオ
(57) いまわろうたの誰や?

四百字詰原稿用紙換算10枚
ページ数や内容に縛りのないweb漫画掲載を想定しておりネームがなくても順番にコマが起ちあがるように書いてあります。季節は常に真夏である。

登場人物
真菜(18)180㎝。スタイル抜群の美女。空手部。13話から登場。

佐治 (21) 2mの巨人、蛇のような目。スキンヘッドに顔も含め全身に耳なし芳一のように漢字の入れ墨を入れ、1個がゴルフボール大の玉を繋いだ長い数珠を首にぶら下げ、何とも言えず不気味な顔。

佐治の子分A、B他二名

久美子(16)165㎝。キリッとした美人。昔、他校で栗栖に蹂躙されてたが修一に救われる。
8話から登場。

桜田優子(25) 170㎝。
2年2組の修一の担任教師で超匂いフェチ。上品かつ妖艶で超グラマーな美人。

宮田 安西高校空手部主将

脇谷 同、副将

香山組の組長(50)京子の父

同、若頭(50)温厚そうな顔

同、子分A、B、C、D(各25)

N=ナレーション


   宮田達驚き、
宮田「なぜ栗栖がここに・・・?」

司会「な、何と言う事、事情は分かりませんが栗栖が安西の助っ人として登場しました!」
  「なんと心強い助っ人でありましょうか!」

   失神した真菜を抱き起し宮田に、
栗栖「何しとんじゃわりゃ、はよこの子を介抱したらんかいや!」

宮田「(慌て)お、おう・・・」

   白線の外から乞うように、
舞 「栗栖君、私の仇なんか取らなくていいからあんなヤツと戦うのはやめて!」

   真菜をお姫様抱っこしたまま、
栗栖「そうはいかんのじゃ、お前が二度と玩具にされんようにこいつを倒さなならんのじゃ」

舞 「(涙ぐみ)栗栖くん・・・」

栗栖「お前はわしの女じゃ、だれにも指一本触れささんで」

栗栖(な、なんや岩城のマネみたいで照れてしまうやんけ・・・)と照れる。

   舞、涙を流し両手で口を押える。

   その舞の様子を離れた所から見て、
久美子(ひょっとしたら栗栖の彼女・・・?)

久美子(ちゅう事は前回のうちの逆バージョンか?・・・)

   抱き抱えた真菜を宮田に手渡し、
栗栖「この子はたいした度胸じゃ、しっかり介抱したれよ」

宮田「あ、ありがとう・・・」

   宮田、安西の陣営に真菜を降ろした時にふと彼女のパンツだけの股間に目がゆく。

   宮田、股間を凝視したまま目がくらむ。

   呆れて宮田を見つめ、
脇谷「お前、なに考えてんだ?」

宮田「(赤面し)い、いや別に・・・」

審判「(栗栖に詰め寄り)き、きみきみ・・・」

栗栖「きみきみて、わしゃ卵やないわい」

栗栖「回りをよお見てみい、わしを止めたらお前が観衆にボコボコにされるぞ」

栗栖「われはこれまでの生き様通り見て見ん振りしとりゃええんじゃ、のう?」

審判「(赤面)うぐ・・・」

久美子「あの憎たらしい栗栖がなんやええもんに見えてきた・・・」

久美子「(頭を振り)いやっ、ちゃうちゃう、あいつは憎たらしいクズなんや!」

舞 (どうしょう、もし栗栖君が殺されたら・・・)

舞 (はっ、岩城さんなら佐治に勝てるかも・・・)

   舞、ひっ迫して回りをキョロキョロ見回す。

   舞が久美子をキッと見つめたので自分の顔を指さし、
久美子「え?うち?・・・」

   すがるように久美子を捕まえ、
舞 「前回の試合を見ました。貴女は岩城さんの友人ですよね?」

   威張ったようにね
久美子「友人とちゃう!あの人の女や!」

舞 「お願いです、岩城さんがどこにいるか教えて下さい!」

   拍子抜けし、
久美子(こ、ここは突っ込むとこやろが・・・)

舞 「お願い、早く教えて!」

久美子「せ、先輩なら図書室で童話の資料を集めてるはずやけど・・・」



   校舎内図書室の外観。

   「ガラッ」と戸が開いたので机に多数の本を広げた修一が戸口を見る。

   はぁ、はぁとひっ迫し、
舞 「岩城さん・・・ですよね?」

   修一、無表情で舞を見る。



   同、体育館内、

   試合場真ん中で佐治と栗栖が睨み合っている絵に司会の声、
  「こんな好カードをだれが予想出来たでしょうか、共に2mを超える巨人が火花を散らせて睨み合っています」

佐治「世に仇なして来たお前が宗旨替えして似合いもせん善人面かー?」

栗栖「タコはしゃべっとらんと道頓堀でたこ焼きでも焼いとれや」

   場内「どーっ」と大爆笑。

   客席を見回し、
佐治「いまわろうたの誰やー?」

佐治「じっくり顔を見させてもらうさかいもう一回わろてみー」

   場内、しーんと静まり返る。

久美子「栗栖!その気色悪い妖怪をぶちのめしたりー!」

   久美子の方を見て驚き、
栗栖「久美子・・・」(わしを応援してくれよった・・・)

   久美子の方に歩み寄り、嬉しそうに、
栗栖「わ、わしを堪忍してくれるんか・・・?」

久美子「か、堪忍した訳やないけど・・・まあ彼女のために頑張りや」

栗栖「(嬉しそうに)お、おう、おおきに」

   栗栖の横に佐治がぬーっと立って久美子に、
佐治「妖怪はお前の顔覚えたでー、地の果てまで追うから待っとりやー」

久美子「なんでお前みたいなタコ待たなあかんねや、息臭いから向こう行け!」

   優子達驚き、
優子(ひやー、なんて気の強い子なの・・・)

佐治「わりゃー」と飛び掛かりそうになったのを栗栖が蹴り倒し、
栗栖「われの相手はわしじゃ!」

久美子「栗栖!そんなタコたたんでしまえ!」

栗栖「おう、まかせとけ」

   優子達、久美子をあ然と見る。

脇谷「栗栖を呼び捨て・・・」と驚く。

   試合場真ん中、睨み合う二人に審判が「はじめ!」と声をかける。

栗栖「明石のタコが、よおもわしの女を・・・」

佐治「ほおー、そおゆう間柄になったんかい?」

佐治「ほなわしゃ、お前らの縁結びの神ちゅうわけやー」

佐治「わしが朝から晩までやり倒したあの女に命掛けるほどの値打ちがあるかのー?」

栗栖「ゆうなっ!」と顔面に正拳をかますがバッと掌で掴まれ、
佐治「ゆうとくが強姦したんとちゃうでー」

佐治「口じゃイヤ言いながらー・・・」

   道場でスカートを着たまま佐治にのしかかられた舞が彼にしがみついて腰を突き上げてる絵に佐治の声、
  「いっつもアソコをズブズブにして自分から腰振ってしがみついてきよったんやでー」

栗栖「うぅぐ・・・」

佐治「それでもわしが憎いかやー?」と顔面に横蹴りをくらわせると、
栗栖「くはっ」と吹っ飛ぶ。

舞 「きゃーっ」

司会「な、なんとあの栗栖が、いきなり劣勢に立たされました・・・」

   ヨロッと立ち上がった栗栖の膝を佐治が腕組みをしたままトンと蹴る。

   栗栖、ヨロッと倒れる。

栗栖「こんタコがーっ」とヨロッと立ち上がる。

   再度膝の横をトンと蹴られ、栗栖が「うっ」と呻き尻もちをつく絵に司会者の声、
  「初めて目にしましたがこの技はシステマでしょうか?・・・」

   膝を痛そうに押さえる栗栖の絵に尚も司会者の声、
  「執拗に関節を狙われ、まるで赤子をひねるようにもて遊ばれています・・・」

佐治「(栗栖を見下し)お前ごときじゃわしに指一本触れるのも無理やでー」

佐治「タコタコちゅうておちょくってくれたがタコちゅうのは恐ろしいんやでー」

   尻を突いてる栗栖の背から「バッ」と手足を絡めて羽交い絞めにする。

   腕で首を絞めながら、
佐治「タコちゅうのは相手に絡みついたが最後、全身の骨をへし折って喰うてしまうんやでー」

栗栖「うぐうぅ・・・」

   栗栖に耳打ちするように、
佐治「やっぱりあの女、返してもらうわなー」

佐治「顔はイマイチじゃが最高にええ道具もっとるさかいなー」

   気絶寸前の栗栖に、
佐治「しゃべくりはこの辺にして、そろそろあの世にいきやー」

   栗栖、全身をボキボキ締められ手足を痙攣させてるのを審判がおろおろして見ている絵に司会者の声、
  「最早これ以上続行は不可能!審判は今すぐ試合を中止させなければ危険です!」

   佐治を後ろから羽交い絞めにし、
審判「ス、ストーップ!すぐに離さないと危険行為とみなし退場させるぞ!」

佐治「ちっ、命冥加なやつじゃのー」と栗栖を放す。

   這いつくばったまま動けず、
栗栖「ううぅ・・・」

   栗栖を見下し、
佐治「そこで呻いとっても事態は変わらんぞー、甘えとらんとはよ立ちやー」

佐治「立たんかったらあの女連れて帰るでー」

   栗栖、よろけて立ち上がる。

佐治「(感心し)ほー、あの女はそない値打ちあるかー?」

   佐治、飛び上がりざま栗栖の顎を「バゴッ」と蹴り上げる。

栗栖「ぐはっ」と血反吐を吐いて舞がいる白線の外まで吹っ飛ばされる。

       つづく

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