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一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

あすは社団戦最終日!!

2023-10-21 23:13:59 | 社団戦
あす22日は、社団戦の最終日である。
将棋ペンクラブは7部赤で、ここまで8勝4敗の16チーム中6位。1位は六郷の青空1で、10勝2敗。2位~4位は9勝3敗。5位は8勝4敗で同星だが、将棋ペンクラブより勝星が多いので、順位が上になっている。
1位はぶっちぎりのようだが、将棋ペンクラブとの直接対決のとき、大将の私が勝っていればチームも勝ち、ともに9勝3敗になっていた。私の不用意の銀出が、ここまで影響しているのである。
7部の昇級は3位まで。将棋ペンクラブは上位5チームとの対決を終えているので逆転昇級は難しいが、最低限3連勝して、吉報を待ちたい。
最終日は多くの選手が参加するので、私は一局指せればいいほうだろう。その一局に全力を傾ける。
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第4期白玲戦・女流順位戦の白玲挑戦者および昇級者予想

2023-10-20 21:10:05 | 勝敗予想
うっかりしてしまったが、第4期白玲戦・女流順位戦が開幕していた。もう1回戦が終わったクラスもあるのでアレだが、白玲挑戦者と、各クラスの昇級者を予想してみたい。なお、降級者を予想するのはしのびないので、やめておく。
その前に、2年前の2021年10月20日に行った、「第2期白玲の挑戦者および各クラスの昇降級者予想」の答え合わせをしよう(赤字が正解)。

A級:
白玲挑戦…里見香奈女流四冠→里見女流四冠
降級…中井広恵女流六段、山根ことみ女流二段→石本さくら女流二段、鈴木環那女流三段

B級:
昇級…香川愛生女流四段、上田初美女流四段→中村真梨花女流三段、上田女流四段
降級…北村桂香女流初段、塚田恵梨花女流初段、小高佐季子女流初段→伊奈川愛菓女流二段、武富礼衣女流初段、小高女流初段

C級:
昇級…室谷由紀女流三段、清水市代女流七段、竹部さゆり女流四段→野原未蘭女流初段、室田伊緒女流二段、山田久美女流四段
降級…矢内理絵子女流五段、里見咲紀女流初段、藤田綾女流二段、船戸陽子女流三段→矢内女流五段川又(里見)女流初段、和田はな女流1級、村田智穂女流二段

D級:
昇級…堀彩乃女流1級、山口恵梨子女流二段、加藤結李愛女流初段、水町みゆ女流初段→山口女流二段加藤女流初段、貞升南女流二段、田中沙紀女流2級(女流1級に)

以上、19名中7名正解。
2年前のことなのでアレだが、応援していた田中女流2級の昇級を予想しなかったのは失敗だった。ま、応援と予想は違うのである。
また昇級者予想は、1名しか正解できなかった。これではいけないと思う。

そして第4期の予想である。

A級:里見香奈白玲or西山朋佳女流三冠

B級:鈴木環那女流三段、香川愛生女流四段

C級:岩根忍女流三段、室谷由紀女流三段、加藤結李愛女流初段、内山あや女流初段

D級:竹部さゆり女流四段、宮宗紫野女流二段、中村桃子女流二段、磯谷祐維女流2級

第4期の挑戦者は、現在白玲を激闘中の両者どちらかとした。おふたりは、ちょっと実力が抜けている感じである。
B級は、実力者の2名とした。中村真梨花女流四段も推したいが、最近ちょっと存在感が薄い。
C級は、甲斐智美女流五段の引退の関係で、昇級4名。すでに1回戦が終了しているが、その星を見ないようにして、予想を立てた。
岩根女流三段、加藤女流初段は1回戦を負けているが、残りを全勝すれば、昇級できる。
内山女流初段は女流名人リーグで、5勝2敗でトップを並走している。順位は下だが、昇級は固いのではないか。
D級は36名の大リーグなので、予想が難しい。ここ何年かでデビューした女流棋士も、実力のほどが分からない。そんな中で、磯谷女流2級を推してみた。1回戦は負けたが、残りを全勝すればよい。
以上、11名中6名正解が目標である。
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第36期竜王戦第2局(後編)

2023-10-19 22:57:37 | 男性棋戦
伊藤匠七段の封じ手は、当然の歩成り。藤井聡太竜王も当然取り返し、問題はここだ。伊藤七段は、3筋に歩を打ち、銀を支えた。前日に藤井竜王が飛銀両取りを打ち、伊藤七段が飛車を浮いて両方を助けた。しかしこのままでは飛車が動けないので、この銀をどうかする必要がある。それゆえ再びの受けとなったのだが、ここに歩を打つのは相当に屈辱的だ。だから伊藤七段も代替手を模索したはずだが、見つからなかったようだ。
深い読みで先手を得た藤井竜王は左辺に馬を作る。例の飛銀両取りのウラでは、この馬作りも見ていたのだ。
このように藤井竜王は、目いっぱい駒を働かせる。駒数に換算すると、「22枚対20枚」のイメージがある。これで戦っているのだから、藤井竜王が勝つわけだ。
本譜に戻り、伊藤七段はさっそく飛車を動かす。藤井竜王は金取りに歩を打つ。伊藤七段も銀取りに歩を打つ。そこでお互い駒を取り合ったが、これは藤井竜王がと金を作り、大優勢だ。
たぶん藤井竜王は、ここから先、自分が最善手を続ければ勝てる、と確信したことだろう。
伊藤七段は手順を尽くし飛車をいじめ、飛車角交換を果たす。しかし藤井竜王も半分遊んでいた飛車を角に替えられたから、むしろ藤井竜王のほうが儲けたくらいだ。
伊藤七段は馬取りに歩を打つが、藤井竜王は金を打ち、手順に馬を捌く。以前久保利明九段が、「飛車取りに当てられたときに飛車を切り、相手の駒をスカタンにする」という意味のことを述べていたことを思い出した。
伊藤七段は角を捨て銀を出るが、藤井竜王はその銀を取り、最後はその銀を打ってフィニッシュ。私には詰め手順が分からないが、もちろん即詰みである。いつもながら華麗に決めるものだ。
さて、2局終わって藤井竜王の2勝。2局の勝敗予想を行えば、藤井竜王の2勝が最多だったと思う。ただ、1勝1敗の予想も相当数あったと思う。それほど伊藤七段に期待していた将棋ファンも多かったと思うのだが、藤井竜王の壁は想像通り厚かった。
いやしかし、伊藤七段はかなりきつくなった。残り5局を4勝1敗で乗り切ることは相当難しいから、藤井竜王の防衛が濃厚になった。もう決まりであろう。
とにかく伊藤七段は、1勝だけでもしてほしい。タイトル戦で勝つよろこびを味わってほしい。
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第36期竜王戦第2局(前編)

2023-10-18 00:34:16 | 男性棋戦
さて、第36期竜王戦第2局である。11日の王座戦第4局では藤井聡太竜王が歴史的大逆転を演じ、夢の八冠王を達成した。藤井竜王としては、これで八冠協奏曲の煩わしさから解放され、竜王戦に専念ことが大きいと思う。
第1局は藤井竜王の快勝で、挑戦者の伊藤匠七段はもう後がない。第2局は必勝あるのみである。
将棋は藤井竜王の先手で、角換わりになった。最近は相掛かりが多かった気がするので、角換わりが新鮮に映る。
藤井竜王、伊藤七段とも白の羽織で、すがすがしい。伊藤七段はタイトル戦初登場だから分かるが、藤井竜王も八冠王になって、ここからまっさらな気持ちで戦う、の意思表示かもしれない。
と、伊藤七段が右金を斜めに上がった。令和のこんにちではまっすぐ立つのが定跡だ。
すると、藤井竜王までが右金を斜めに上がった。
その後伊藤七段は右金を寄り、飛車を引く例の形にした。AIの研究によると、角換わりは1000いくつのパターンに分類され、先手必勝だという。藤井竜王は「全部覚えられない」と苦笑していたらしいが、自分が旧式、相手が「令和形」の場合、形勢はどう映っているのだろう。
しかも藤井竜王は、その形のまま仕掛ける。最近の仕掛けは単騎の桂跳ねとかもあるが、今回は結果的に、歩をいくつか好き捨てた。
この日のABEMAの大盤解説の聞き手は中倉宏美女流二段。LPSAでは渡部愛女流三段が聞き手を務めたことはあるが、それ以外のLPSA女流棋士は記憶にない。もはや女流棋士の所属先に神経を尖らせる時代ではないのかもしれないが、LPSAファンの私としては、スポンサーの英断に頭を下げるのみである。
以下、お互いに桂頭を攻め合う。形勢は微差ながら先手よしで、ちょっと意外だった。だが、人間的にはまったくの互角だろう。
さらに意外なのは、長考派の藤井竜王が持ち時間を必要以上に使わず、むしろ伊藤七段が多く使っていることだ。
だが、藤井竜王は1時間38分の大長考をし、結局はいい勝負になった。
そして封じ手となった。前局では伊藤七段が大方の予想を裏切り意表の手を指したが、あまりよくなかった。
本局は、藤井竜王に▲3六金とされてはまずいから、桂を取る一手だろう。それには藤井竜王もと金を取り返す一手だから、実質はお互い、その次の手を考えることになる。
(つづく)
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中倉宏美女流二段は、弁護士の住田裕子に似ている

2023-10-17 15:47:32 | 似ている
きょうは第36期竜王戦第2局。ABEMAを見たら、弁護士の住田裕子が大盤解説の聞き手をやっているのでびっくりした。
よくよく見たら、LPSAの中倉宏美女流二段だった。あれッ? ホントか?

というわけで、中倉宏美女流二段は、弁護士の住田裕子に似ていると思う。
住田裕子(すみた ひろこ)は、1951年6月21日・兵庫県生まれの72歳。東京大学を卒業後、各所の検察庁で検察を務める。1996年に法務省を退官後、弁護士に転身する。
住田裕子を全国区にしたのは、2002年から日本テレビで放送開始された「行列のできる法律相談所」(現・「行列のできる相談所」)だ。住田裕子はレギュラー出演者になり、好評を博した。
現在は「Live News イット!」(フジテレビ)のコメンテーターなど、いくつかの番組に出演中。
住田裕子は72歳だが若々しく、今後も多方面での活躍が期待される。
宏美女流二段と住田裕子は、顔のすべてが似ていると思う。

宏美女流二段は、LPSA代表理事に就任して10年目に入っている。意外に長期になっているが、それも宏美女流二段が安定して業務をこなしているからだろう。
今年度の公式戦は2勝8敗だが、まあ、成績のことはしょうがない。今後も、LPSAファンのために、頑張ってもらいたい。
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