一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

九州旅行12・大団円

2013-06-23 12:16:36 | 旅行記・G.W.編
沿道には、観客が早くもシートを敷いて、場所取りをしている。何となく、今年は観客が多いようである。
放送本部の並びにあるデパートのトイレで用を足して出てくると、放送席にミス福岡が座っていた。恐縮しながらカメラを構えると、こちらを見て微笑んでくれた。綺麗だ…!!
そのまま明治通りをてくてく歩いていたら、スタート地点が見えてきた。私はいままで、放送席からこっち(天神側)にいることが多く、ここまで遡ってきたのは珍しい。しかしこの辺りは観客も少なく、今年はここをメインで鑑賞することにした。
15時05分、パレード開始。福岡市消防音楽隊のパレードに続いて、VIP車が通る。各役員に混じって、今年の「福岡親善大使」が3人乗車していた。彼女らが次のミス福岡になるのである(たぶん)。ここに室谷由紀女流初段がいても、まったく違和感がない。室谷女流初段は早急に、何かのミスコンテストに出るべきである。
さらに西日本新聞グループと、コカ・コーラウエストどんたく隊が続く。彼らは後半にもパレードするが、どんたく隊の代表として出場したものらしい。
続いて福岡オープントップバスと花自動車隊がゆっくりと入ってきた。バスにはウッドペッカーが乗車。花自動車の1台は、「黒田官兵衛」のデザインである。
しかしいかんせん、やや地味だ。昨年はこの隊列にミッキーマウスがいたと思うと、スケールダウンを否定できない。
15時20分からは、「花のマーチングパレード」だ。まずは「幼・小・中学校の部」。児童や生徒が、軽やかな音楽に合わせて行進する。
続いて「高校生の部」。前の部からかなり目に付くのがバトンチームで、正確には数えないが、2校に1校はバトンチームのようだ。当然女子が多いのだが、彼女らは一様に髪を後ろに束ね、似たようなお化粧をしているので、みんな同じ顔に見える。
続いて「昨年度入賞のどんたく隊」。ここからグッと平均年齢が高くなるが、若妻っぽいいでたちのきもの美人も登場して、沿道の熱気も高まる。
喉が渇いたが、3日前に佐土原で買ったお茶がまだ残っている。昼に水も戴いたし、水分の購入は控えるつもりだ。
続いて「大学・一般の部」。大学生ともなると演奏もプロ級で、立ち止まって演奏をしてほしくなる。
16時50分からは、「ゲストバンドの部」で、陸上自衛隊第4音楽隊と、福岡県警察音楽隊の2チームが行進する。自衛隊はともかく、婦人警官のマーチングバンド制服姿に萌えを感じてしまうのは、私だけだろうか。
マーチングバンドはここまで。ここからは「どんたく隊」だ。まずは「他都市どんたく隊」。タイ王国、マレーシア、ハワイ州観光局のどんたく隊がパレードする。どの国のミスも綺麗だが、日本人のそれには敵わない。
続いて「若者委員会どんたく隊」。真弓ダンススタジオはパレードの常連だ。社のスタッフがカウボーイハットをかぶって、姿よく行進する。このいでたちは、山口恵梨子女流初段が似合うと思う。
西南学院どんたく隊が通る。ここはチアリーダーが行進するのがウリだが、ここ数年は彼女らをガードするように、アメリカンフットボールのチームが脇を固めていた。これはけしからんことである。
しかし今年はそんなことはなく、チアリーダーは独立して行進していた。やはりチアリーダーは、客に見られて成立するものである。新フォーメーションの英断に、大いに拍手したい。
17時25分からは「一般どんたく隊」。これが博多どんたくのメインである。一般企業や大学、各地域の同好会など、さまざまなチームが「博多どんたく」や「博多カッチリ節」など、おなじみの音楽に乗って練り歩く。もし時間がない人は、このどんたく隊だけ見れば十分である。
黄昏時になってきた。外付けストロボを家に忘れてきてしまったので、ここから先は撮影が不安だ。
18時35分、福岡オープントップバスと、花自動車隊が再び入ってきた。花自動車は豆電球で電飾されており、当然いまの時間のほうが映える。
どんたく隊のパレードが終了。いよいよフィナーレが近付いてきた。
このあとは、各所で総踊りとなる。司会はおなじみ、RKB毎日放送の茅野正昌(かやの・まさよし)アナウンサーである。有料観戦席に近い、広場本部地区での進行と思われる。もちろんこれは、すべての会場に放送される。
私は中洲川端地区で観るのが定番だったが、お祭り本舞台にはミスが勢ぞろいするので、今年はそちらに移動する。
しかしそこまでが長い! お祭り本舞台に着いたときは、すでに「博多どんたく」が1曲終わっていた。
舞台にはミス福岡の6人が登っていたが、中央広場には大きな輪が二重三重にできており、ここからでは遠すぎる。
私は右から大きく回って、舞台に近付く。私はどうせ踊らないので、少しでも近くでミスを鑑賞するのだ。
2曲目は「博多カッチリ節」。広場ではどんどん輪が大きくなってくる。全国各地にお祭りあれど、これだけの大人数が参加できるのは、博多どんたくを置いて外にあるまい。
ここで小休止。アナウンスがあり、今年の人出は220万人だったようだ。これは例年並みの数字で、ちょっと意外だった。福岡ソフトバンクホークスはデーゲームで試合があったが、恒例の結果速報はされず、翌日のお楽しみとなった。
再開後も、「博多どんたく」「博多カッチリ節」を交互に歌い踊る。広場の輪はまたひと回り大きくなっている。私も踊りたいが、ひとりではイヤだ。彼女といっしょに踊りたい。























そんな宴の時間にも、終わりはくる。
19時20分、町会長らが登壇し、「祝いめでた」を唱和したあと、みなで「手一本」となった。

よーっ、(シャン、シャン)
まひとつ、(シャン、シャン)
祝うて三度!(シャン、シャン、シャン)

今年も楽しい、博多どんたく港まつりであった。
(25日につづく)
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