先日、第23期竜王ランキング戦トーナメントの組み合わせが発表された。
今期の女流枠(4人)は、タイトル保持者の矢内理絵子女王、清水市代女流名人・女流王位・女流王将、里見香奈倉敷藤花の3人に、読売推薦と思われる岩根忍女流二段となった。私は、先日まで女流王位戦の激闘を演じていた石橋幸緒女流四段が出場すると思いこんでいたので、正直、岩根女流二段の出場は意外だった。
ランキング戦6組のアマプロ戦組み合わせが読売新聞に発表されたのは22日だから、女流王位戦の結果を待って、組み合わせ抽選を行ったのだろう。
むろん4人目の女流枠としては、タイトルは失ったものの、今期の朝日オープンや王座戦で男性棋士を破った実績から、そのまま石橋女流四段が出場する可能性もあったし、女流最強戦で優勝した中井広恵女流六段の可能性もあった。
しかし読売は、女流棋界最高の棋戦であるマイナビの挑戦者という実績を重視し、岩根女流二段を推したと思われる。
読売は、岩根女流二段がマイナビ5番勝負の挑戦権を獲得したとき、カラー写真入りで大きく取り上げていたし、昨年とは違うメンバーにすることで、新味を出したかったのだと思う。もっとも岩根女流二段は女流棋界一の癒し系棋士であり、私のファンランキングトップ10にも入っているので、この人選に異論は挟まない。
前期竜王戦は早く終わってしまったので、今期のランキング戦は、昨年と比べて5局多く掲載できる。岩根女流二段の将棋も採用されるであろう。むろん「将棋世界」にも、西條耕一記者の熱い筆で、女流戦が大々的に扱われることだろう。こちらも大いに楽しみである。
さてほかの組み合わせだが、私はアマノジャクなので、1組のそれはあまり興味がない。やはり6組がおもしろい。
LPSA金曜サロンの手合い係である植山悦行七段は、武者野勝巳七段と対戦。武者野七段は、将棋ファンのために「駒音掲示板」を開放しており、その貢献度ははかりしれない。私が最も注目する一番である。
6組のトーナメント表を大きく4つに分けると、植山七段の山の中に、盟友の大野八一雄七段や、かつて私もお話させていただいたことがある、安西勝一六段の名前も見える。大野七段は前期、2番連続昇級のチャンスを活かしきれず、無念の涙をのんだ。今期にかける意気込みは相当のものであろう。
植山七段、大野七段とも、持てる力を十二分に出し切れば、準々決勝で当たる可能性は高い。おふたりの対戦が実現することを、私は大いに期待している。
今期の女流枠(4人)は、タイトル保持者の矢内理絵子女王、清水市代女流名人・女流王位・女流王将、里見香奈倉敷藤花の3人に、読売推薦と思われる岩根忍女流二段となった。私は、先日まで女流王位戦の激闘を演じていた石橋幸緒女流四段が出場すると思いこんでいたので、正直、岩根女流二段の出場は意外だった。
ランキング戦6組のアマプロ戦組み合わせが読売新聞に発表されたのは22日だから、女流王位戦の結果を待って、組み合わせ抽選を行ったのだろう。
むろん4人目の女流枠としては、タイトルは失ったものの、今期の朝日オープンや王座戦で男性棋士を破った実績から、そのまま石橋女流四段が出場する可能性もあったし、女流最強戦で優勝した中井広恵女流六段の可能性もあった。
しかし読売は、女流棋界最高の棋戦であるマイナビの挑戦者という実績を重視し、岩根女流二段を推したと思われる。
読売は、岩根女流二段がマイナビ5番勝負の挑戦権を獲得したとき、カラー写真入りで大きく取り上げていたし、昨年とは違うメンバーにすることで、新味を出したかったのだと思う。もっとも岩根女流二段は女流棋界一の癒し系棋士であり、私のファンランキングトップ10にも入っているので、この人選に異論は挟まない。
前期竜王戦は早く終わってしまったので、今期のランキング戦は、昨年と比べて5局多く掲載できる。岩根女流二段の将棋も採用されるであろう。むろん「将棋世界」にも、西條耕一記者の熱い筆で、女流戦が大々的に扱われることだろう。こちらも大いに楽しみである。
さてほかの組み合わせだが、私はアマノジャクなので、1組のそれはあまり興味がない。やはり6組がおもしろい。
LPSA金曜サロンの手合い係である植山悦行七段は、武者野勝巳七段と対戦。武者野七段は、将棋ファンのために「駒音掲示板」を開放しており、その貢献度ははかりしれない。私が最も注目する一番である。
6組のトーナメント表を大きく4つに分けると、植山七段の山の中に、盟友の大野八一雄七段や、かつて私もお話させていただいたことがある、安西勝一六段の名前も見える。大野七段は前期、2番連続昇級のチャンスを活かしきれず、無念の涙をのんだ。今期にかける意気込みは相当のものであろう。
植山七段、大野七段とも、持てる力を十二分に出し切れば、準々決勝で当たる可能性は高い。おふたりの対戦が実現することを、私は大いに期待している。
ひえじまさんの観戦記者振りをやたらめたら中継で特出ししてバランスを取ってるつもりなのかな。それとも分裂を策しているのかなと勘ぐりたくもなります。
とにもかくにも石橋さんには女王を取っていただいて、見返してやりたいです。あのSという担当記者を。
会長にぴたっと寄り添う記事を書くS氏は、洋志は高評価できません。
20期は、矢内女流名人、清水女流王位・倉敷藤花(千葉女流王将が不選出)
21期は、斎田倉敷藤花、清水女流王将(矢内女流名人、石橋女流王位が不選出)
竜王戦6組に選出された女流棋士の20期と21期を見比べると。。。タイトルの序列で選出されているようでもないし、納得できないですよね。
日本将棋連盟と読売新聞は、特別な関係にあるようです。今後も西條記者には、将棋界の未来のため、活躍してほしいです。
paraさん
植山先生には1回戦を突破してもらいたいですね。
竜王戦の第20、21期出場女流棋士は、なかなか興味深いですね。もう、なんでもアリなのかな。
もっとも、公平を求めるなら前期の一回戦負けの棋士間で逆プレーオフをやり負けたプロ棋士とアマ、女流の予選を勝ったメンバーで入れ替え戦をやればいいのではないでしょうか?。
予選は対局料とか無しなら主催者の負担も無くてすみますし不平不満も出なくなるのではないでしょうか?。
瀬戸のひしお。さん案もあるでしょうが、ちょっと複雑な気がします。
私は、竜王戦担当氏の推薦を支持するだけです。