一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

きょう1日は、中井広恵VS矢内理絵子戦!!

2012-10-01 00:15:32 | 女流棋戦
9月29日に行われた、日レスインビテーションカップ第6回女流棋士トーナメント・中井広恵女流六段と渡部愛女流3級の決勝戦は、114手で中井女流六段の勝ち。中井女流六段は3回連続、5回目の優勝となった。
渡部女流3級は、序盤で2手パスがあったが、何か誤算があったのだろうか。
対して中井女流六段は、自然な指し回し。横歩取りでは一日の長があったようだ。おめでとうございます。

日付変わってきょう10月1日は、第20期倉敷藤花戦の挑戦者決定戦・中井女流六段と矢内理絵子女流四段の一戦が行われる。
中井女流六段が勝てば、第12期(2004年)以来の三番勝負登場。矢内女流四段が勝てば第13期(2005年)以来の三番勝負登場となる。
対戦成績は、中井女流六段24勝-矢内女流四段17勝。ふたりの大勝負は、2007年の第33期女流名人位戦五番勝負が挙げられる。この勝負、第3局まで中井女流六段が2勝1敗と勝ち越したが、第4局は米長邦雄会長(永世棋聖)が立会人を務め、矢内女流名人の勝ち。最終局は相矢倉の熱戦だったが矢内女流名人が競い勝ち、薄氷の防衛を決めたのだった。
勝負ごとに「タラレバ」は意味がないが、もしこの五番勝負で中井女流六段が女流名人位を奪取していたら、LPSAの勢いは、もうちょっと違ったものになっていただろう。
その後のふたりの対局は、中井女流六段の7戦全勝。この中には、2010年に行われた、第3回女流最強戦の決勝戦も含まれている。本局、中井女流六段は久しぶりのタイトル戦を、矢内女流四段は女流最強戦のリベンジを狙っている。
私はもちろん中井女流六段を応援するが、先日の女流王将戦の例もあり、あまりリキを入れて応援すると、敗れたときの(私の)落胆がキツい。
よってきょうは、ふつうに応援したいと思う。どちらも頑張ってください。
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