八十路徒然なるままに

かげろうの夕べを待ち、夏の蝉の春秋を知らぬもあるぞかし。つくづくと一年を暮すほどだにもーーー。徒然草より

笑う門には福来る

2012年09月15日 16時42分57秒 | Weblog
ばあちゃんが「いい耳しているねぇ」って、誉められた、ニコニコ顔のこと。昨日は定期の診察日。送迎の介護タクシーの運転手さんに、車の中で誉められたという。先周りをして、病院の前で待っていると、ばあちゃんがニコニコ顔でおりてきた。「いい耳しているねぇ」って、云われたんだぁって、小生に話す。病院の待合室で、「皮膚科」「外科」「形成外科」と、案内板を読みあげて、また、ニコニコ顔。つけていたマスクをアゴにずらして、また、「いい耳しているねぇだって」。そして笑う。小声なのだが、ざわつく待合室の中に、笑い声が、意外と反響をしてる。小生と女房は、下を向いて、笑いをこらえていた。皮膚科の若い女医先生も、小声で云うばあちゃんの「お願いします」に、カルテの手を休め、ニコニコしながら「元気でいいですねぇ」に、また、和んだ。画像の賞状は、ばあちゃんが元気なころか、甥ごさんが届けてくれたのたのだろう。ばあちゃんの手箱に入っていたのを、最近見つけた。これが、おお気にいり。回りのふちどりを、指さして「羽衣だぞぉ」って。前回登場の「大寅暴れ」から考えられない「上品な寅」のこと。
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