数日前に、カシャッとした。雲の形は、１０種類があるとある。読めば、雲のなかで、最も美しく、小石を敷き詰めたようなとある。ちょっと、見上げた空に、風情を感じる。
明日、２６日は、送り彼岸。季節のめぐりで、彼岸花が咲いていた。お寺の通路も、舗装され、椿の木の生垣も、無くなり、彼岸花は、少しの数が咲いていた。途中の堤防には、一列になって咲いていた。送り彼岸が過ぎると、もう、１０月になる。夕方、西の空は、少し夕焼け。今日は、旧暦の九月二日。十月の２４日は、旧閏、九月一日だ。旧暦では、九月が二回ある。秋の爽やかさは、これからになるのかも。
風のざわつきもなく、静か。ゴオォォ―――ンと、一突きした。澄んだ音が、長い余韻を残して、響いて消えた。そういえば、音が流れている間は、祈っているのだった。にわか信者だなぁと。まあ、罪滅ぼしに、歌ってみっかぁ。「夕焼け小焼けで 日が暮れて 山のお寺の鐘が鳴る お手々つないで皆かえろう からすと一緒にかえりましよ」。
空も、初秋の風情。月に一度の、日々の雑事から逃れ、午後のちょっとの時間だが、心を洗ってきた。法話は、「布施」。本来は、教えを説き、恐れや、不安を除いてやることだと。願いごとは、祖父が言い残したこと。「他人のことの悪口を言っても、なんの徳にもならないのだから、言わないで過ごせ」という言葉。時々、祖父が言い残したことを思い出す。
停止信号で、停車。信号機に「第二原子力発電所」と看板が、取り付けてある。一つの発電機の建屋は、外観は、１０階建てのビルの大きさだったかなぁ。日曜日だから、道路も、閑散としている。平日の、朝晩は、原子力発電所の、仕事があるので、往来は、賑わっているのかも。
画像の中に、カソリンスタンドの看板が、小さく見えるのが、知り合いのところ。原発事故の、放射線量が、多い場所のようだ。避難をしてきた、数か月後に、「いわき」にいると、電話をよこした。「帰れないとあきらめている」と、言っていた。
放射線の影響で、普通の生活ができない町。かっては、買い物の人で、賑わっていたス―パ―。すぐ近くの、ＪＲの駅舎は、津波に洗われたと、映像で見た。原発事故が発声した年の前は、このス―パ―のすぐ近くの、海よりの新装の料理店で、忘年会があった。そこも、津波に洗われたという。放射線の影響で、この町は、どのようになるのだろうか。
紅葉見物の人々なのだろう。「天高く馬肥ゆる秋」。無風流なので、「なんで馬が肥える」のかぁ、なんて。だいたい、馬を見たことがない。「牧草などが豊かで」ということのようだ。空は、澄みきっている。「天に三日の晴れなし」ともいう。
北海道の山に、初冠雪と、報じていた。お天気のことを書いた本を、めくってみると、「緑の山に、雪が降った年は、暖冬だ」という、言い伝えもあると書いてあった。。まだまだ、残暑が続くのかも。当地方、いわきは、日中、さわやかな、初秋。しかし、午後になると、ばらばらばらばらと、突然の雨。夜になって、「虫しぐれ」。秋はこれからだ。
拙いブログの、六月頃に、磐城平城の古地図を載せた。それには、元和八年とあるので、１６２２年のものなのか。今回の画像は、「いわき市史」に、載っているもの。慶応４年と記載があるので、１６５０年。平城は、かなり大きかったのかも。城は、「沢」とか、「堀」に守られていたようだ。落城の際は、自らが火を放って、焼失させたとある。二つの、建物が燃失させたのかも。にわかに、平城のことを、読んでみた。詳しくは、「いわき市史」を、どうぞ。
リモコンを、ほちほちと、押していたら、再放送の、テレビを見た。懐かしいの、一言で、見ていた。小生は、かろうじて、昭和二けた生まれ。昭和は、遠くなりにけりかぁ。
３０年も前の記事を、取り消すというのだから、驚きだ。国益、うんぬんということも、報じられているようだ。国益、云々というのだから、国会で取り上げればいいのだろうが、新聞社のことだから、そうもいかないのかも。ずうっと前は、二つの新聞を、購読していた。二つの新聞を、読まないと、だめだぁと、いわれていた。アメ―バ―が、とやかく言っても、しょうがないと、承知はしている。
冊子に、綴じこんだもの。二つ折りにして、右は、古き良き思い出の文を、左のにも、ばあちゃんが、生まれ育った家の思い出の文を添た。百歳の峠を越して、体力も落ちていくことだろう。食事は、まあまあ食べている。まあまあというのは、眠っていたり、怒ったりの時は、食べないだけ。水分は、ポカリで、補っている。おかずの一品は、例えば、「彩り野菜」というのは、野菜の形がある。見た目も、きれいなので、食べる楽しみもあるようだ。土用の丑の日には、「ウナギのかばやき」もあった。注文するのが、二日遅れてしまい、完売になったが、キャンセルがでて、二食分、送ってもらった。食事が、できる間は、元気にしていられる。
昨日は満月。今夜は、十六日の月が輝いている。台風は、はるか彼方へ去ったようだ。日中、暑かった。鳴き忘れた蝉なのか、「つくつくほぉ-しぃ、つくつくほぉ-しぃ」と、鳴いていた。今年の夏には、蝉も、いつ地上に這い出していいのか、とまどったのかも。夜になって、初秋の爽やかさ。草むらから聞こえる虫の声は、澄んで聞こえる。秋の風情だ。デジカメで、月を撮ってもしょうがないのは、承知で、カシャッとした。
夜になって、月は、雲の切れ間から、輝いていた。すぐに、雲に隠れてしまった。「仲秋無月」は、月が出ていないので、風流ではないという、意味と、辞典にある。月見団子は、昨日、スーパーから、買ってきたようだ。お月見には、ススキと芋と団子を飾って、収穫に感謝をする、しきたりだと、ものの本にある。ひと月後の、名月は、「栗名月」と、いう。「栗」が収穫される、時期でもある。小生は、無粋なのだが、「月見酒」は、忘れない。罪ほろぼしに、歌ってみっかぁ。「うさぎ うさぎ なに見てはねる 十五夜 お月様 見て はねる」。
