夕方、国会中継中に臨時ニュースが。「袴田巌さんの無罪が確定」「検察が控訴を断念」との報道。よかった。
夜9時のNHkのニュースでは控訴を断念した畝本直美検事総長は「証拠捏造などとした判決には到底承服できない」としつつ「袴田さんを長期にわたり法的に不安定な立場に置いてきたこと熟慮し」「控訴しない」ことにした。との談話。
しかし、どう考えてもあとから出てきた味噌樽からの血の付いた衣類の証拠品は、不自然。作為的なものとしか考えられないのでは。
検察当局は結局認めなかったっが、「証拠品の捏造」などあってはならないことで、この件について検察内部の徹底した検証を行うべきでは。
再審手続きの再検討も含め、日本の法制度の問題は多い。
秋晴れの天気はいずこに。どんよりとした雨模様の天気が続く。しかも、少々暑いから厄介なことこの上ない。