今朝の新聞に「23年出生数 最少75万人」の記事。その一方、死亡数は過去最多のおよそ160万人。人口の自然減は83万人とのこと。八潮市、草加市、三郷市、越谷市の近隣5市が一気になくなる規模の減。
私は団塊の端くれ。確か大学受験の時には受験者は150万人いたような。
若者たちが希望をもって生きていくことのできる社会の実現こそが求められている。しかし、今の岸田政権は、小泉、安倍元総理の時代から続く弱肉強食の社会を推し進め、格差の拡大、貧困の拡大、非正規雇用が全労働者の4割という事態に。青年労働者に至っては5割が非正規雇用。低賃金、無権利状態で、貯金などままならない。これでは結婚し、子どもを産み育てられる環境には程遠い。
子育て支援、子ども真ん中政策、などと言っても社会の根幹がすでに揺らいでいる。大本を変えなければ、人口減少は止まらない。日本は衰退の一途をたどることに。
八潮市メセナ1階ロビーに飾られているひな人形。七段飾り。